兵庫県姫路市の高見千咲市議(自民党)がSNS(ネット交流サービス)で不適切な投稿を繰り返したとして、市議会の自民を含む8会派が10日、政治倫理条例に基づく政治倫理審査会の設置を宮下和也議長に請求した。近く審査会が設置される。 審査請求書は「SNSを利用するにあたり、不適切な内容の投稿を繰り返し、市議会の品位と名誉を害し、議会事務局職員の職務執行を妨げた」と指摘した。 2024年11月の知事選を巡り、高見市議のX(ツイッター)アカウントには25年1月20日付で「兵庫県警の内部では、特定候補(斎藤知事ではない)の応援をするように通達されていたと聞いた」と投稿されている。県警は事実無根として同23日、削除・訂正を自民県連に申し入れたが、投稿は削除されていない。 議会事務局によると高見市議は11月下旬以降、議会を欠席しているが、報道各社の取材に「弁護士にも相談しており、私の一連の行動に対して全く問