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NPO法人食用昆虫科学研究会 理事長 このブログは以下に移動しました。http://mushi-sommelier.net 2008年「なぜ昆虫に食欲がわかないのか」研究を開始 食べたらおいしかったので「昆虫食で世界を救う方法とは」に変更。 昆虫の味の記載から、昆虫の特性を活かしたレシピの開発、イベント出展、昆虫食アート展覧会「昆虫食展」まで、 様々な分野の専門家との協力により、新しい食文化としての昆虫食再興を目指す。 2015年 神戸大学農学研究科博士後期課程単位取得退学 テーマは「昆虫バイオマスの農業利用へむけたトノサマバッタの生理生態学的解析」 2018年よりラオスでの昆虫食を含めた栄養改善プログラムに専門家として参加
このブログは以下に移動しました。旧記事も見ることができます http://mushi-sommelier.net ディズニーの最新作 ズートピア 全く興味はなかったのですが、 ディレクターJared bush のこの発言を見かけて、私の心はざわつきました @Prajzis - in #Zootopia carnivores eat plant-based proteins and insects. Bug-burga is their favorite restaurant - @ByronPHoward - got a pic? — Jared Bush (@thejaredbush) 2015年10月27日「調べたんだけど、ズートピアの肉食動物は植物ベースのタンパク質と昆虫を食べているんだよ。バグバーガーは彼らのお気に入りのレストランさ」 @Prajzis in early versi
このブログは以下に移動しました。旧記事も見ることができます http://mushi-sommelier.net Twitterで反響があったのと、映画を見た後に書いてみた原稿があったので。 休眠中ですがUPします。なかなか本業のほうは前途多難です。またご報告します。 マッド・マックス 怒りのデスロード 映画館で一回見て、先日iTunesで配信が開始されたので、見ました。 マッド・マックスがiTunesで配信開始。高画質で見たかったあの昆虫食シーンを確認。 黒い甲虫で穂先状の触角があり、話の流れからするとセンチコガネの可能性が高いが、 スジコガネ、コフキコガネの可能性も捨てがたい。どなたか同定を。 https://t.co/8hjARU1S66 — 蟲喰ロトワ(むしくろとわ) (@Mushi_Kurotowa) 2015, 9月 23「イモータンジョーの食糧生産ヤバくね?」は コチラのブロ
なんやかんやでバレンタインデーから一週間が過ぎてしまいました。 一年間育てたバレンタインチョコ昆虫。 とうとう味見です。 一年間でどのくらい食べたのでしょうか。 当初が22gで、 食べられた結果の重さは16gです。 なので、一年間で6g食べたことになります。 体重、測っとけばよかったですね。 それでは味見しましょう。チョコフレーバーは 彼らに移行しているのでしょうか。 マダガスカルゴキブリ Princisia vanwerebeki うまい!臭みはまったくなく、甘みが強いがチョコの味ではない。おどろくべきうまさ。ちょっと外皮が固いのが残念。 オレンジヘッドローチ Eublaberus prosticus ?オレンジ柑橘系の妙な香りがあってゴキブリ臭い?ようにも感じるが、 甘みがあって食べられそうな妙なかおり。なんだこれは。混乱。 通常飼料の味ではない。 アルゼンチンモリゴキブリ デュビア
このブログは以下に移動しました。旧記事も見ることができます http://mushi-sommelier.net この度、私 蟲喰ロトワ こと佐伯真二郎 は このブログ、及び食用昆虫科学研究会としての活動を含む 昆虫食活動を半年間、夏眠させることにしました。 理由は学位取得に危険信号が灯ったからです。 2011年 ショウジョウバエ研究半ばでの 博士課程休学から3年、 いろいろあって「昆虫食」にたどり着くことができましたが 最後の1ピース「応用昆虫学の学位」がうまくハマらない状態でした。 今年度は第一種奨学金貸与も終了し、両親からの援助で生きています。 それも昨年亡くなった祖父の遺産によるものです。 大変な親不孝者だと思います。 2011年、休学直後の半年は 株式会社リバネスのインターンシップに参加し、 多くのことを学びました。 メンバーが交換可能なチームで何かを作ること、 締め切りを守るこ
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このブログは以下に移動しました。旧記事も見ることができます http://mushi-sommelier.net さて、 越冬女王蜂は瓶詰め佃煮ハチノコに切り替えました。 たいていの昆虫は冬に個体数が激減するので 越冬モノは注意して選びましょう。 冷凍庫をあさっていると こんなものが マイマイガです。 あまりに食欲がわかないので 今年の6月1日に捕獲し、写真撮影した後、 冷凍して放置していました。 モサモサした、のどごしの悪そうな毛 背中にはなぜかブルーの突起と赤の突起。 顔は目が2つニャッキ!のようでカワイイのですが。 茹でて味見しましょう。 味見:味は…味は悪くない。 硬い毛はむしろ食感のアクセント。 柔らかい毛はものすごくのどごしが悪い。 さんまの腹側の肋骨を飲み込んだ時の感じに近い。 ケムシの毛はガの燐毛と同様に 食感とのどごしを悪くする機能がありそう。 「ガ」のモフモフと「ケムシ
昆虫食をやっていると言うと 「昆虫を食べるなんて可愛そう」 と 言われることがあります。 特に 昆虫を身近に感じている小学生が、 とても素朴な感性でレスポンスしてくれます。 真当な質問ですし、私も食べる時そう思います。 こういう時はチャンスです 「じゃあ鶏や魚はかわいそうだと思う?」 と聞いています。 ううん〜? と 首を傾げる小学生。 いまひとつピンときていないようです。 さて。今回は 昆虫の食べ方がそろそろわかってきたところで 「逆にニワトリを食べてみる」 に挑戦したいと思います。 昨年8月に、単位取得のため実習で 血抜き済みのニワトリの精肉方法を習いましたので 「失血死させるところから」きちんとやっておきたい。 そして、 昆虫食を作る時との「主観的な情動の動き=感情」を 比較してみたいと思いました。 ちょうど知り合いの方が高齢の雌鶏を 処分するとのことで 譲ってもらえることになりまし
このブログは以下に移動しました。旧記事も見ることができます http://mushi-sommelier.net 今回はタガメ。Lethocerus deyrollei 日本でも「田亀」として田んぼのパートナーとして 長らく親しまれてきた昆虫ですが 殺虫剤に対する感受性が高く、 完全な肉食性でもあることから 無農薬で生物が豊富な生態系がないと生きていけません。 今回幼虫を7月末に頂いて飼育してみたのですが 食べること食べること。 小赤という金魚すくいのチビ金魚を、一日に数匹たべます。 しかも、食べきることはせず、チューっと中途半端に吸ってポイ。 捕食者として飼育している ピラニア(タガメの食後の死体でもペロリ) タランチュラ(バッタの翅までを残さずペロリ) ナマズ(丸ごとバクリ) とは 大違いの贅沢な食べ方です。 幼虫で頂いたタガメ達はすくすくと成長し、立派な抜け殻を残してくれました。 ス
このブログは以下に移動しました。旧記事も見ることができます http://mushi-sommelier.net コメント欄にリクエストを頂きましたので 「昆虫を食べるリスクについて」 ここにまとめておきたいと思います。 元ネタとして、我々食用昆虫科学研究会のHPに 4回にわたって紹介しています。 より細かいことを知りたい方は、コチラをどうぞ。 私達哺乳類は、その名の通り 生後しばらくの間、食料を母乳に頼っています。 おっぱいへの吸い付きは本能行動ですので、 誰に教えられたわけでもありません。 母乳は完全栄養食ですので、これさえあれば 乳児はすくすくと育ちます。 ところが、 ずっと母乳というわけにはいきません。 母乳の原料は母親が食べた他の生物ですので、 少なくとも性成熟までに(実際はもっと早いですが) 他の生き物を食べないと子孫が存続できないのです。 そのため、 食べ始める時期、つまり離
去る10月19日、今年で6回目となるイベント 「イナゴンピック」に参加してきました。 私の参加は3回目。そろそろ常連と 名乗っていいかもしれません。 2012年の様子はコチラ ここらへんと 福島ををフィールドとする 昆虫食民俗学の野良研究者・S氏と 今回初参戦、当日の朝南国より出張帰りの 強行スケジュールのメレ山メレ子さん(タフですね)と ともに お願いして駅前から出して頂いた車に乗り 会場へと向かいます。 会場は寺社原地区の稲刈り後の田んぼ。 今年は気温が低く、イナゴも去年より少なめ。 そのため採集時間もその場で決まります。 前半15分、後半15分の勝負に 前半の結果 54匹 まずまずです。 後半結果 74匹 ううむ。後半伸び悩みました。 そして結果は! 「イナゴンピック第二位(採集部門・二年連続)」 自慢していいものか更にわからない経歴が付きました。 履歴書に空欄が多いもので今度こそ
私が以前から注目している研究者の一人、 クマムシ博士こと堀川大樹博士の有名ブログ 「むしブロ」でご紹介いただきました。 注目していたと思ったら逆に見られていた、という パパラッチが捕まったような恥ずかしさと、 褒められていることへの照れくささがあります。 光栄です。 残念ながら まだ直接お会いしたことはないのですが 慶応大学のクマムシ研究者鈴木先生や ユスリカの記事でお世話になった 奥田先生から「堀川博士はすごい」という噂は聞いており ユニークな形で日本の学術界を 盛り上げるパワーを持っている方だと思います。 日本初(?)の研究者発ゆるキャラ「クマムシさん」 クマムシのエサ・クロレラ代になるクラウドファウンディング そして有料メルマガ などなど 「お前(アカデミア)に雇われんでもおれはフリーでやってけるんや!」 という頑固で気骨ある博士が巷にあふれると面白いですね。 研究の独立性、多様性を
このブログは以下に移動しました。旧記事も見ることができます http://mushi-sommelier.net 以前の記事でsoyさんからご質問を頂きました。 「なぜ虫クロトワさんは昆虫を食べるようになったのですか?」 お答えには ちょっと長めの文章が必要になるのと コメント欄に返信するとなぜか妙に字が小さいので この機会に記事にしておこうと思います。 私の初めての昆虫食は小学3年生の夏休み。 岐阜県飛騨地方の 母方の祖父母宅に遊びに行った時のことでした。 いつものように 庭遊びをしていた小学3年生の私は 縁側の隅にアシナガバチが営巣しているのを見つけました。 祖父に報告すると「じゃぁ喰うか」と ささっと傍にあったクワで叩き落とし、 成虫を追い払い屋内に持ってきました。 母「バター醤油で炒めると美味しい」「成虫になりかけが特に美味い」 祖母「昔はカイコのサナギを煮付けて食ったもんだ」 「
昆虫食を発信していると、 様々なレスポンスがあります。 日本人はその6割がむしぎらいと言われますし 虫好きな方でもほとんどは虫を食べませんので 大部分がネガティブなレスポンスです。 それにきちんと答えていくことが大事だと思うので このようにオープンな場で発信しています。 このネガティブレスポンスをまとめて、 うまくユーモアに包めないかと思い こう考えました。 SNSによる意見の発信は多様な相手の立場を意識するあまり八方美人になってしまう難点があった。そこで「妹」「後輩」という「立場固定語」が発明された。「知識は足りないが先人に物申したい」という都合のいい願望を先輩・兄の立場を許容出来るヒトだけに指向性をもたせて発信することができる。 — 蟲喰ロトワ(むしくろとわ) (@Mushi_Kurotowa) April 25, 2013やっぱり辛辣な言葉は いつでも気持ちよく聞けるわけではないです
「見た目が悪いから昆虫は喰いたくない」 という方に そもそも見た目の評価自体が絶対的なものではなく、 文化的なものだと気づいていただくために 「姿のエビ」をよく例に挙げます。 エビが食えて虫が食えない理由を 合理的には説明出来ない、ということに気づいて欲しいのです。 ということで 以前に小エビのかき揚げとバッタのかき揚げを比較 しました。 今回は 生物がほとんど無加工のまま 出される寿司で比較したいと思います。 具材は茹でて味が良いことで知られる オオスズメバチ前蛹・蛹とエリサンを使いました。 色味をつけるために食紅を使いました。 昆虫の表皮が水を弾くため、 あまり染色具合はよくなかったのですが、 うっすらピンク色になりました。 次に寿司の準備です。 幸い近くのスーパーで見切り品となった寿司を 確保し、崩れないよう自転車で持ち帰り、 予めヤフオクで購入しておいた デッドストックの寿司桶に盛
いつもご覧下さりありがとうございます。 沢山のアクセスを頂きまして、 虫関係のブログで妙に検索上位になってしまい、 単に昆虫の名前を調べたかっただけの方に 誤爆するという痛ましい事故が頻発しているようです。 とはいえ 検索したのはあなたですので、 事故とは言え停車中の当ブログに追突されても 私が謝罪する言われはないと思っております。 ともあれ、事故に遭遇したのも何かのご縁ですし 心のダメージは諦めて建設的に参りましょう。 「虫の名前を知りたかっただけ」の方が当ブログに たどり着いた際のデメリットとして「同定ミス」が挙げられます。 私が昆虫分類に関して未熟なため、当ブログの同定ミスはおよそ3%と、 他の昆虫ブログに比べ高めで推移しております。 このブログの公開にあたって、 「多くの虫屋さんに間違いを指摘して頂く」という目的がありますので うまく機能しているとも言えるのですが、 虫の名前を知り
以前に偶然セミヤドリガに寄生されているヒグラシを発見し、その味を紹介しましたが、 虫界の風雲児、メレ山メレ子さんが セミヤドリガ蛹を手に入れたのこと。 こんにちは!セミヤドリガ研究家のメレヤンです!! pic.twitter.com/06w0qi8dkX — メレ子 (@merec0) September 7, 2013 すかさず「食べたい!」とリプライ致しました。(ダメ元で) すると なんとメレ子さん、送ってくださるとのこと。 即日発送はアマゾンレベル。楽天を遥かに上回る対応で手元に届いたのでした。 なんと一匹羽化! これは比べがいがありそうです。 セミヤドリガ Epipomponia nawai 繭はこんな感じ。セミヤドリガ幼虫に似た淡雪のようなホワホワで包まれていますが 繭自体はしっかりした繊維で固められています。 蛹 小さいながら緻密に成虫の構造が計画されているのがわかります。 コ
「味見に際して注意すべき昆虫」として、 マメハンミョウやツチハンミョウ、アリガタハネカクシの ような体内に強い毒のある昆虫がある一方、 採集にあたって注意すべき毒を持つ生物 も抑えておく必要があります。 毒のある毛虫の中でも、最も有名で、 被害件数の多いものがチャドクガではないでしょうか。 チャドクガ Euproctis pseudoconspersa 本州四国九州に分布し、幼虫はツバキ、サザンカ、チャなどのツバキ科の植物の葉を食べる 成虫は年二回発生。卵で越冬する。若齢幼虫は群生する この長くて白い毛は毒ではなく、 胴体中央部のモリっとしたコブに 毒刺毛が30〜50万本密生しているとのこと。 恐ろしいですね、 この有毒毛は卵や繭の表面幼虫の脱皮殻にも残存していて、 皮膚に刺さると炎症をおこす。 かくと刺毛が折れて更に刺さり、悪化する。 もうれつに痛くてかゆいそうです怖いっす。 これが噂の
テントウムシはカブトムシと並んで日本人に親しまれている虫です。 英語圏ではLadybugとも呼ばれ、子供用のデザインとしても人気ですね。 ただ、「苦い」らしいのです。 テントウムシをいじったときに脚の節から出る黄色い汁が。 ナナホシテントウ Coccinella septempunctata 言わずと知れた 超有名昆虫です。 いろんな昆虫図鑑で見ます「テントウムシは苦い」 そして具体的な毒物ではなさそうです。 ただ、今まで実際に食べたことはありませんでした。 確かめてみようか、どうしようか逡巡していたところ、 こんな話を思い出しました。 ソムリエの専門学校では、未成年の生徒が テイスティングする際は口にふくむだけで飲まないそうです。 つまり、飲み込まなくてもテイスティングできるのです。これはおそらく昆虫も同じでしょう。 カンタリジンやペデリンのような粘膜に水疱をつくるような炎症性の高い成分
このブログは以下に移動しました。旧記事も見ることができます http://mushi-sommelier.net 今回は長めです。書き貯めていて放置していたのですが これを機にまとめようと思います。 エリサン Samia cynthia ricini エリサンは日本にも分布する「シンジュサンSamia cynthia pryeri」を 原種として、インドで家畜化されました。野生には分布しません。 絹用のカイコ=家蚕と対比して「野蚕」の一種とされます。 大型で病気にも強く、飼いやすいだけでなく カイコよりはるかに美味いので、是非飼育してほしい家畜動物です。 シンジュサンはコチラ。 エリサンの方が色が白く、シンジュサンのようなパステルカラーの配色や トゲの先のこんぺいとう状の白い粉もありません。 シンジュサンは年2化し、秋に越冬蛹を作るのですが、 熱帯から亜熱帯で飼育されてきたエリサンは休眠
東京オリンピックが決定したとのこと。 いろいろ思うことはありますが 「高度経済成長期とは事情が違うよね?事情が違うのにそのままゴリ推したから国債まみれなんじゃないの?」 という疑問と議論の場が、ようやく形成されてきたのに オリンピックの浮かれ気分で吹き飛ばされそうな気配が。 ヒトは誰しもお祭りが好きですが、憂き世の憂さを晴らす方法が具体的な改革ではなく 気分的な祭りでしかできないとなると2020年までにすべき現実的な問題への対応が 有耶無耶になる気がします。 まぁともかく、 今できることをやりましょう 味見ですね。 コフキコガネ Melolontha japonica 日本のコガネムシの中では大型で、くし形の触角も見栄えがよく、渋い昆虫。 やっぱり幼少期にはわからない渋さですね。当時は見向きもしませんでした。 成虫は樹液ではなくクヌギの葉を食べるとのこと。灯火によく来る虫です。 起きてきま
今年もマメハンミョウの季節がやってまいりました。 猛毒カンタリジンを体液に含み、幼虫はバッタの卵、成虫はマメ科の葉っぱをたべる変な虫です。 体色も独特でストライプのスーツを着た覆面レスラーのよう。 昆虫食を始めるにあたって 「美味しい昆虫」よりも重要かもしれません 「食べたらいけない昆虫」 多く質問されることなので、ココにまとめておきましょう。 カテゴリA 体液に強い毒をもつ昆虫 ツチハンミョウ マメハンミョウ アオカミキリモドキ アオバアリガタハネカクシ これらは強力な炎症性の毒をもつので、 食べるのは諦めたほうが良さそうです。 カテゴリB 強い毒をもつ植物を食べている昆虫 アサギマダラ オオゴマダラ カバマダラ キョウチクトウスズメ エリサン(キャッサバ飼育) 上記四種は食草の毒成分を成虫まで持ち越すことが知られています。 エリサンは毒草キャッサバで育てた後、消化管内容物がなくなる前蛹
今年の6月初旬 シロヒトリ Chionarctia nivea の幼虫がワシワシ歩いているのを見かけ、捕獲しました。 ヒトリガと並んで「クマケムシ」と呼ばれる定番のケムシ。 大変食べにくそうなのですが、これを前蛹まで置いておけば 美味しく食べられるのではないか、と期待しました。 桜の葉をせっせと与え、何も食べなくなってからフタ付きのケースにティッシュと一緒に入れました。 しばらくもぞもぞしていたのですが、 彼はケース内に自らの毛を使って繭状の構造を作り、寝床にしていきます。 以下閲覧注意 ワクワクしながら待っていた所。 驚愕の光景が。 こ これは サナギですね。 ヤドリバエ Tachinidae sp のサナギと思われます。 かわいそうにヒトリガは、自らの作った繭の中で、しおしおになってしまっていました。 悲しいですがやることは一つしかありません。 味見です 少し独特ゴム系の臭いがある。好
以前から甲虫類の成虫の「硬さ」には悩まされてきました。 カミキリムシやゾウムシなどは顕著で、幼虫がやわらかく美味しい分、成虫の食べにくさ が一層残念に感じられていました。 魚の骨せんべいが一番近い感覚でしょうか。 高温でしっかり揚げるとパリパリとたべられるのですが、 内部の柔らかい組織もスカスカになってしまい、どれもこれも エビの唐揚げのに似た同じような味になってしまいます。 カミキリムシはその幼虫の味から カタイ殻の内部には美味しい味があるはずです。 取り出してもよいのですが、手間を考えると、そのまま食べたいものです。 そこで 二度揚げの効果を実験。 二度揚げとは 一度低温で揚げて寝かせ、再度高温で短時間揚げることで 中はジューシー外はパリっと仕上げるワザです。 そうです。私はこんな昆虫が食べたかった。 そこで、冷凍庫に残っていたいただきものの ゴマダラカミキリAnoplophora m
美しく大きいヤママユガ科幼虫であるオナガミズアオの二回目。 前回終齢幼虫を味見したのですが、 今回は繭を作る寸前の前蛹を味見しました。 繭を作る際には体のグリーンがなくなり、茶色っぽくなります。(写真右) ところが、 繭を作るとグリーンに戻っているのです。 繭の糸の色はこの種の場合茶色ですので 繭用の色素が体表に出てしまい、このような変色が起こったのでしょう。 繭作成前の前蛹 ジグザグの硬い構造・絹糸腺がつよく発達しており、かみ切れない。 繭を作ってから食べたほうが良さそう。味は栗とコーンの間のような味。ハンノキの香りは残っていない。茹でるとピンク色になって美味しそう。トゲは余り気にならない。アクセントとして逆に良いかもと思い始めた。 繭作成後の前蛹 小さくなってしまうものの、絹糸腺が退化し口に残らない。色もうすいグリーンからオレンジで キレイ。 ヤママユガ科は絹糸腺がつよく発達することが
オナガミズアオを飼育しておよそ一ヶ月、 オナガミズアオとよく似た種、オオミズアオとを食べ比べてみたい、 と思うようになりました。 両者の成虫はよく似ており、いくつかの同定ポイントを比べても 個体差が大きく、確定的なことはいいにくいとのことです。 一方幼虫はトゲの基部に黒い部分があるのがオナガミズアオ、 黄色しかないのがオオミズアオと、比較的見分けは簡単です。 そんな中、栗の木についたオオミズアオ幼虫を見つけました。 「コレでオナガミズアオとオオミズアオを食べ比べることが出来る!」 喜んだ私は栗の枝とともにオオミズアオを持ち帰りました。 ところが、 栗の葉が気に入らないのか、 殆ど食べません。 すると数日後 何やら白いモヤモヤが出てきたのです。 コマユバチでした。 コマユバチは寄生蜂の一種で、鱗翅目の幼虫に卵を産み付け 産み付けられた幼虫は生きたまま無数のハチノコに食べられ、ハチノコが十分に
カレハガの写真を簡単にGIFアニメにしてみました。 某モジャモジャの方の命名に習うとアハ体験?と言えるかと思います。 今回はサナギで採集して羽化させたので対面出来ましたが 街角で出会ったらご挨拶デキる気がしません。 ヒトですら雑踏の中顔を見ても同定出来る自信がありません。 ヒトは同種なので 個体変異だけで認識しなければいけないので大変ですね。 枯葉とカレハガぐらい見分けられるようにならないと 都会に進出してはいけないような気がして来ました。
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