源氏物語 に「衣(きぬ)配り」と呼ばれるエピソードがあり 【光源氏が妻たち娘たちに、各自の個性を見事に反映した、正月用の衣装をプレゼントする】 って場面なのだが、あさきゆめみしの功績でかなり知られている 当時、衣装作りは妻たる者の腕の見せ所で、また妻と夫はそれぞれが財産を持っている(妻の財産は妻自身が親から相続したもの)ので、男性がヘタに恋人・妻に服贈ると侮辱になる。 「貴女はビンボー(または能力がない)だから普通はやらないことだけど恵んであげますね」的ニュアンスで源氏物語だと光源氏が貧しい末摘花に、本人から下人まで全員の為の服・生地をコンスタントに与えていて 「ズレた末摘花さまは恥じ入らないので、光源氏さまも気楽です」的に書かれてる