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最近米国のthe e-tailing groupとInvodoが公開したレポートによれば、過去3ヶ月間にタブレット所有者の61%が自分の端末でプロダクトビデオを視聴しているとのこと。参考までに、スマートフォン所有者は49%となっており、タブレット所有者の方がスマート所有者よりもプロダクトビデオを視聴する割合が高いという結果が出ている。 今回の調査で、オンラインショッピング同様、ビデオの視聴においても消費者が画面の小さいスマートフォンよりもタブレットを好むことが明らかになったわけだ。タブレットは、間違いなくオンライン小売事業者にとって無視できない存在になっている。 そこで今回は、3月28日に開催したセミナーで使用したスライドをベースにiPadとビデオを活用した最新の活用事例を紹介したい。 【1】 タブレットとiPadに関するまとめ ① タブレットに関するまとめ ・2016年のタブレットの月間
久しぶりのブログ更新です。先週金曜日(2月24日)、ソフトバンクモバイルさまとイシンさまと一緒に「動画×アイパッド:企業のためのアイパッド最新活用セミナー」を開催しました。私は、「モバイルインパクト -モバイル×ビデオの最新トレンドと活用事例-」というタイトルで、モバイルビデオの可能性と活用事例についてお話させていただきました。 今回は、私が話したセミナーの概要を簡単にレポートしますので、興味のある方は是非お読み下さい。また、最後にセミナーで使ったスライドも公開していますので、こちらも是非ご利用下さい。しばらくブログの更新が途絶えていたのは、このスライドを全て作成し直していたからです。それくらい力を入れて作成したスライドなので、少しでも皆さんのお役に立てれば嬉しいです。 ■ モバイルインパクト -モバイル×ビデオの最新トレンドと活用事例- 1. プロローグ:スティーブ・ジョブズ57回目の誕
今までもビデオを活用したイーコマースサイトの事例を数多く紹介してきたが、イーコマースサイトを構成するコンテンツの中にあって、ビデオの優先順位はあくまでもテキストと写真に次ぐ3番目の存在に過ぎない。それは、5万本以上のプロダクトビデオをイーコマースサイト上に配備している、あのザッポスのイーコマースサイトについても同じことが言える。ビデオを活用していても、決してビデオがコンテンツの主役ではないということだ。 ところが、つい最近(ほんの数日前)、米国のベンチャー企業であるjoyus.comが、ビデオをコンテンツの中心に据えた完全なビデオコマースサイトと呼ぶに値する新しいタイプのイーコマースサイトをローンチさせて話題になっている。今回は、そのjoyus.comを例に、今後同じような事例が増えてくることが予想される、ビデオコマースサイトとは一体どんな特長を持っているのか、そしてどんな可能性を秘めてい
米国のモバイル広告費市場規模予測:2012年のモバイル広告費は26億ドル。将来的にはモバイルビデオ広告が急成長 eMarketer から、米国のモバイル広告市場が急成長しているという調査報告が発表された。eMarketerは、2011年9月にも同じ調査報告を発表しており、今回は前回の修正予測になる。会社の決算報告に例えるなら、予想以上に数字が伸びそうなので、慌てて上方修正したというところだろうか。 今回eMarketerから発表された修正予測は、前回の予測をかなり大きく上回っており、モバイル広告への投資が、米国の企業にとって重要なポジションにあることを証明する結果となっている。 ⇒ eMarketer:「US Mobile Ad Spending Soars Past Expectations」 【1】 eMarketerの2011年9月と2012年1月の市場規模予測の違い まず、eMar
ブランド、小売り事業者、通販事業者などのB2C向けのビジネスをしている企業が自分たちのウェブサイトやイーコマースサイトにビデオを導入する場合、今すぐにでも検討する価値がある5種類のビデオがある。 ● ブランド、小売り事業者、通販事業者が検討する価値のある5種類のビデオ ① プロダクトビデオ ② ブランディングビデオ ③ カスタマサービスビデオ ④ インタラクティブビデオ ⑤ ショッパブルビデオ ウェブサイトやイーコマースサイトが達成しなければならない課題や目的、業種、ビジネスモデルによって、導入しなければならないビデオの種類は変わる。プロダクトビデオはオンラインショッピングサイトのコンバージョンレートを上げたい場合に、ブランディングビデオは消費者とのエンゲージメントを深めたい場合に、カスタマサービスビデオは電話やメールによる問い合わせを減らしたい場合に、インタラクティブビデオはユーザをキャ
ビデオマーケティングに関するまとめ:バイラル、ソーシャル、ブランディング、ミュージックまで今チェックしておきたいビデオを全て網羅 いろんなウェブサイトから、各カテゴリー別の2011年におけるオンラインビデオのランキングが発表されていたので、オンラインビデオに関するランキングを自分自身のためにも整理してみたいと思っていた。ビデオマーケティングを実践する際、参考になるのはやはり成功事例だ。そういう意味では、良いビデオをたくさん見ておくことは、ビデオマーケティングを成功に導くための第1歩であると考えることができる。 今回は、バイラルビデオ、ソーシャルビデオ、ブランディングビデオ、ミュージックビデオのカテゴリーを対象に、今だからこそ絶対にチェックしておきたいビデオばかりを集めてみた。時間ある時にでも、是非チェックしてみることをお薦めしたい。 ビデオマーケティングは、ソーシャルメディアのように社会を
日本では、ソーシャルメディアと言えばほとんどフェイスブック一色といった印象があるが、世界中に顧客を抱えているバーバリー、グッチ、メルセデスベンツ、BMW、アウディ、コカコーラなどのブランドは、グーグル+ページを作成し、カスタマサービス、顧客との交流、マーケティングなどに活用している。 ■ グーグル+ページにとって重要な3つの機能 初めに、企業の役に立つと思われるグーグル+ページが提供している3つの機能について簡単に整理しておきたい。重要なのは、ハングアウト、サークル、+1ボタンの3つだ。 ①ハングアウト(Hangouts) ハングアウトは、企業が自分たちの顧客・ファンと直接リアルタイムにお互いの顔を見ながら会話ができるビデオチャット機能だ。顧客・ファンから商品に対する意見・感想を聞いたり、顧客・ファンからの質問に答えたりと、使い方次第では様々なビジネスシーンでの活用が考えられる。 ②サーク
日本にもファンが多いイタリアの高級アパレルブランドのエルメネジルドゼニア(以降ゼニア)が、シーズン毎に開催するショーをiPhoneとiPadでライブ視聴することができるアプリをローンチした。Zegna LIVEというこのアプリは、iPhone用とiPad用の2種類のバージョンが用意されており、事前にインストール(無料)しておけば、1月14日に開催される秋冬物コレクションのショーをリアルタイムでライブ視聴することができる。 ただ単に、ブランドのショーがライブで視聴できるだけなら何も珍しくない。ブランド業界では、アプリを使ったライブストリーミング配信が人気を集めており、昨年もドイツのアパレルブランドのヒューゴボスが7月に、アメリカのアパレルブランドのラルフローレンが9月に、iPhoneとiPad向けのアプリをローンチし、ショーのライブストリーミング配信を行っている。 ⇒ ヒューゴボスのライブ配
イーコマースサイトにおけるビデオの導入効果については、このブログで何度も説明してきた。Internet Retailerによれば、イーコマースサイトの訪問客にビデオがどんな効果を与えるかというテストを行ったところ、ビデオを見たサイトの訪問客は、ビデオを見ていないサイトの訪問客より、85%以上もコンバージョンレートが高かったという結果が出ている。 ※ Inside Search イーコマースサイトにとって、ビデオが訪問客をショッピングカートに連れて行くための強力なツールの1つとなっていることは間違いない。しかし、ただやみくもに、イーコマースサイト上の製品紹介ページにビデオを用意さえすれば目的が達成できるのかと言えば決してそんなことはない。ビデオを使ってコンバージョンレートを上げるためには、ちゃんとした戦略が必要になってくる。 そこで今回は、意外と忘れられがちな、ビデオを導入してイーコマースサ
GIGAOMからの超速報。2012年の1QにiPad3の発売が噂されているiPadに、7.85インチサイズのiPad miniがラインナップに加わるとのこと。また、発売時期に関しても、遅くても2012年4Q前には発売されるらしいということで、米国では結構話題になっているようだ。 そもそもアップルが7.85インチサイズのiPadのリリースを決めた背景にには、先日アマゾンから発売されたばかりの7インチサイズのKindle Fireが好調なセールスを記録していることがあるらしく、Kindle Fireに対する対抗手段としてアップルはこの7.85インチサイズのiPadを位置付けているようだ。 これではっきりしたことが1つだけある。アップルはiPad最大のライバルを、アンドロイド勢ではなくアマゾンのKindle Fireに絞ったということ。アマゾンのKindle Fireは、発売から1週間で100万
米国企業の2012年度広告予算の32%がテレビからオンラインビデオにシフトするというレポートから、企業がオンラインビデオ広告を好む理由について考えてみた 米国のマーケティングコンサルティング会社BREAK MEDIAが発表した「Digital Video Advertising Trends」によれば、米国では、企業の広告予算がテレビからオンラインビデオに急速にシフトしているという。そこで今回は、企業が2012年度に計画しているオンラインビデオ広告予算に関するレポートを紹介すると伴に、企業がテレビよりもオンラインビデオ広告を好む理由について考えてみたいと思う。 ■ 予想以上のスピードで加速しているオンラインビデオ広告費 米国における企業のオンラインビデオ広告費が、予測をはるかに上回る勢いで伸びている。今年1年間の実績で見ると、広告主である企業のほぼ3分の2が、当初の計画以上の広告予算をオン
オンラインビデオマーケティングのための戦略<米国のホリデー期間中に見えてきた、これからのオンラインビデオマーケティングに必要なこと> 景気後退が叫ばれる中、過去最高の売上を記録したと言われている米国のブラックフライデー。米国の長いホリデー期間はクリスマスが終わるまで続くわけだが、このホリデー期間中に、米国では今後の参考になりそうなオンラインビデオマーケティングの成功事例が続々公開されている。そこで今回は、このホリデー期間中に見えてきた、オンラインビデオマーケティング成功のために必要なポイントについて考えてみたい。 紹介している事例は小売事業者が中心ではあるが、オンラインビデオマーケティング自体はあらゆる業界にプラスの効果をもたらす重要な戦略の1つである。是非、小売業界以外の企業の担当者の方にも参考にしていただければと考えている。 【1】 小売事業者の43%がホリデー期間中オンラインビデオに
今回は、タブレットに関する興味深い調査レポートをいくつか見つけたので、最新のタブレットの利用動向を紹介しながら、タブレットの現在と未来について考えてみたいと思う。kindle Fireが発売されたり、iPad3発売の噂が流れたりと、まだまだタブレットに対する消費者の関心は高いようだ。そこで、これを機会に一度整理してみたいと思ったのが、そもそものきっかけである。 【1】 インターネットに接続したデバイスを3つ以上所有している成人は62% 皆さんの家庭には、インターネットに接続されたデバイスが何台あるだろうか。米国のリサーチ会社フォレスター・リサーチから、米国の家庭がどれくらいインターネットに接続されたデバイスで溢れているかを調査した、非常に興味深いレポートが報告された。その調査レポートによれば、調査対象となった37,300人の米国成人の内、何と62%が3台以上のインターネットに接続されたデバ
元々、通信業界を始めとしたテクノロジーの分野で双方向という意味で使われていたインタラクティブという言葉が、随分前からビジネスの分野でも使われるようになった。広告の分野でも同じ現象が起きており、最近では、インタラクティブビデオとインタラクティブ広告に注目が集まっている。特に、インタラクティブ広告の分野では、紙、ビデオ、スマートフォンを融合した、ユニークで面白い作品が数多く登場してきている。そこで今回は、インタラクティブ広告の最新事例を紹介したい。 【1】 インタラクティブビデオとは 最近、消費者が自分で見たいコンテンツを選択することができる、インタラクティブビデオを使った広告が増えている。インタラクティブといっても仕掛けはとてもシンプルで、ビデオの中にクリック可能なマーカーを挿入し、クリックしたマーカーによって、視聴できるビデオの内容が変化するというものだ。 例えば、米国のヘルピザが2010
今回は、本ブログで何度も記事として取り上げてきた、プロダクトビデオの発展型とも言えるハウツービデオについて解説したい。プロダクトビデオよりも詳細な内容を持つハウツービデオは、商品の簡単な説明だけではなく、商品のより詳しい取扱い方や活用方法などを解説する場面で実際に使われている。今後も数多くのウェブサイトやイーコマースサイトで導入が予想される、今一番注目したいイーコマースビデオだ。 本題に入る前に、プロダクトビデオから学びたいという方は、是非以下の過去記事に目を通すことをお薦めする。 ■「ザッポスが証明したビデオSEO効果、その概要とポイントに関するまとめ」 ■「ソーシャルビデオコマースは確実にローンチした<Social Video Commerceに関するまとめ>」 ■「ウェブサイト上の魅力的なビデオ商品カタログを実現するショッパブルビデオの可能性」 【1】 ハウツービデオとは まず始めに
店の従業員が悪ふざけでYouTubeに投稿した1本のビデオが招いたブランド失墜の危機を、ソーシャルビデオを活用することで見事に乗り切った、米国ドミノ・ピザ炎上事件の事例を紹介する。最初に、米国ドミノ・ピザを襲った事件のことを知ないという読者のために、簡単に事件の概要について説明しよう。 2009年4月、宅配ピザ大手のドミノ・ピザでその事件は起こった。起こった場所は、本社があるアメリカではなくオーストラリア。そのオーストリアのある店舗で働く2人の従業員が、自分の鼻の中に入れた食材をピザ生地に混ぜたり、ピザ生地に唾を吐きかけたりするシーンを撮影し、そのビデオをYouTubeに投稿した。この見るに堪えないプランクビデオ(いたずらビデオ)は、あっという間に口コミでバイラルし、すぐに主要メディアにもニュースとして取り上げられることになる。いわゆる、炎上というやつだ。 炎上から間もなく不買運動にも似た
こんにちは。久し振りのブログ更新です。今回は、今日久し振りにセミナーを開催したので、そのレポートをお送りします。 今日のセミナーは、ポイントサービスのコンサルティングを手掛けるエムズコミュニケイトさまとの共催で、「ソーシャルビデオとポイントサービスを活用したファン化戦略とは」というテーマで講演をさせていただきました。私が講演させていただいた「ソーシャルビデオを活用したファン化戦略-ファン・エンゲージメントの実践方法」についてレポートさせていただきますので、是非最後までお読み下さい。 ※ セミナー情報 ⇒ http://www.bemoove.jp/information/press/pr_20110915/ ※ スライドはこちらからダウンロード下さい。 以下、レポートになります。 ■ 「ソーシャルビデオを活用したファン化戦略-ファン・エンゲージメントの実践方法」セミナーレポート 1.なぜビ
最近、米国のアパレル業界の間で、自社のウェブサイトにショッパブルビデオを導入するブランドが増えている。このショッパブルビデオ、使い方次第では、今まで長期に渡ってウェブサイトを支配してきた、写真中心の商品カタログにとって代わりそうなくらい魅力的な使い勝手をユーザに提供することが可能だ。そこで今回は、実際にショッパブルビデオを導入しているブランドの事例を紹介しながら、ショッパブルビデオの可能性について考えてみたいと思う。 【1】 ショッパブルビデオの機能と特長 ショッパブルビデオというのは、再生中に商品購入ページにリンクさせることが可能なプロダクトビデオだ。ただ、今までのリンク機能付きプロダクトビデオと違って、商品単体から商品購入ページにリンクさせるのではなく、複数の商品からそれぞれの商品購入ページにリンクさせることが可能になっている。つまり、使い方次第では、ビデオ商品カタログの実現が可能だと
オンラインビデオの洪水が、私たち消費者のオンラインショッピング経験を大きく変えようとしている。ほんの少し前までは、オンラインショッピングを利用する上で購入のデシジョンをサポートする重要なコンテンツと言えば、商品の詳細な特長を伝えるテキストと、商品をできるだけ魅力的に見せようとする写真だった。そして、それを補完するユーザの評価とレビュー。 今までのオンラインショッピングを利用する消費者は、ほとんど以下のプロセスで、商品を購入する際のデシジョンを行っていたと言っても過言ではない。それは、イーコマースサイト上の商品カタログページに用意されている、商品の特長を伝えるテキストや評価・レビューを読んでその商品の仕様、品質、使用感などを確認し、更に写真を見てその商品のデザインや色などを確認する。 このスタイルは、アマゾンが登場してからほぼ10年間も続くことになる。オンラインショッピングにおけるコンテンツ
ソーシャルコマースの成功に必要な、自分の好きなブランドを熱狂的に愛してやまないエモーショナル・ファンとは? 上の図は、米国の調査会社MOTISTAが公開した、消費者の小売業者に対する感情が、実際の購買にどう影響するかを調査した結果を抜粋したものである。この調査では、自分の好きな小売業者に特別な良い感情を抱いているコンシューマー(ここではエモーショナル・ファンとする)と、小売事業者に対して単なる親しみや満足感を抱いている普通のコンシューマー(ここでは普通のファンとする)の小売事業者に対する行動の違いを分析している。では、早速その違いを見てみることにしよう。 ※ 情報ソース ⇒ MOTISTA Press Releases ■ エモーショナル・ファンは好きなブランドに対して普通のファンよりも貢献する 数字を見てもらえれば明らかなように、エモーショナル・ファンは、普通のファンに比べて自分の好きな
上の図は、9月4日のgigaom.comに掲載された記事にあった、米国の消費者に関する最近の統計データをまとめたものである。非常に興味深いデータなので簡単に紹介しておきたい。 ① 消費者の58%が、商品を購入する前にウェブサイトで調査を行う 今となっては、特に驚くべき数字ではない。ソーシャルメディアやスマートフォンの普及は、消費者が自分の購入したいと思っている商品に関する調査を行うことを強烈に後押ししている。 ② 消費者の29%が、購入した商品に対する評価もしくはレビューを残す この数字も、”シェア”することが当たり前になった現在では、特筆すべきこともないだろう。消費者自体の意識が、単に商品を購入して終わりではなく、”シェア”することを自分の消費者行動として強く意識していることを証明している。 ③ 消費者の71%が、他人の評価もしくはレビューを信頼している。 個人的に、このデータの数字には
今回は、ソーシャルビデオコマースについて、実際の事例を紹介しながら、その可能性について考えてみたいと思う。なぜなら、最近多くの事例が報告されているソーシャルコマース、F-コマースの分野において、ソーシャルビデオが顧客とのコミュニケーションを実現するための方法として、かなり重要な役割を果たしているからだ。ソーシャルビデオの存在なくして、ソーシャルコマースとF-コマースの成功などあり得ないと言っても、決して過言ではないということを理解してもらえるはずだ。 そこで今回は、以下3つのポイントについて明らかにしたいと思う。 ① ソーシャルビデオコマースとは何か ② ソーシャルビデオコマースの事例 ③ ソーシャルビデオコマースの今後と可能性 それでは、ソーシャルビデオコマースについて順番に追ってみたいと思う。 【1】 ソーシャルビデオコマースの概要と特長 まず、ソーシャルビデオコマースについて明らかに
今回は、ビデオSEOの効果と、ビデオSEOを成功に導くためのポイントについてレポートしたい。というのも、私のブログでも度々紹介している米国のイーコマースサイト事業者ザッポスが、ビデオSEOを導入して成功を収めているという調査結果が報告され、それからというもの、ビデオSEOに再び脚光が集まりだしているからだ。 ビデオSEOというキーワード自体は特に目新しいものではないが、前述したザッポスの成功事例やソーシャルメディアの普及などもあり、ソーシャルビデオマーケティングを構成する重要な戦略の一つとして、ビデオSEOが生まれ変わろうとしている感がある。そこで、ビデオSEOの導入効果と成功に導くためのポイントを、ザッポスの事例を紹介しながら明らかにしてみたいと思う。 【1】 ザッポスが証明したビデオSEOの導入効果 米国のソリューションプロバイダ、サンディスカイが今年の7月に公開した「STATE OF
本日10時からのセミナーで使用したスライドを公開します。セミナーでは時間の関係上、多少ページ省いていたので、今回公開したスライドが完全版となります。よろしければどうぞご活用下さい。 以下、セミナーの概要になります。 1.開催日時:2011年8月23日(火曜日)10:00-11:45 2.開催場所:ITS山王健保会館B会議室 (東京都港区赤坂2-5-6) 3.プログラム内容:イーコマースビデオの最新事例と成功に導くための戦略 ■米国におけるオンラインビデオの現状 ・米国のインターネットユーザーの71%がオンラインビデオを視聴。 ※前年度から5%上昇。28%が動画共有サイトを視聴 ・右肩上がりで上昇するオンラインビデオのトラフィック ※オンラインビデオはインターネットユーザにとって生活の一部 ・オンラインビデオのビューの約60%がミュージックビデオを中心としたエンタメ系 ※レディガガ、ジェニフ
最近、「ソーシャルコマースとソーシャルビデオのどちらから最初に取り組んだらいいですか?」という質問・相談をよく受ける。次に多いのが、どちらが効果がありますかといった類の質問・相談。確かに、どちらも導入を検討している企業からすれば悩ましい問題だろう。 ソーシャルコマースとソーシャルビデオ、最初に取り組むべきなのはどちらか。その答えは、当たり前の答えになってしまうが、目的によって異なるということ。ソーシャルコマースもソーシャルビデオも、顧客との良好な関係を長期的に築くことが究極の目的であることは変わらないが、そこに至るまでのプロセスや取組むべき課題が全く異なる。そもそも、ソーシャルコマースは、イーコマースと同じレベルで語られるべき事業領域の一つであると捉えるべきだし、ソーシャルビデオはソーシャルコマースやイーコマースを構成する一つのサービスに過ぎない。同じレベルで比較すること自体が、本来無理な
F-コマースという言葉を聞くと、昨日紹介したエアロポステルやトリンプのように、フェイスブック内に自社ブランドのショップを開設して、商品を販売する方法を真っ先に思い浮かべるのではないだろうか。実は、F-コマースを実践するための方法はこれだけではない。F-コマースは自体はもっと大きな概念を表していて、実際にF-コマースを実践するための方法は大きく3つに分けられる。 今回は、F-コマースを実践すためのヒントとなる3つの方法を、実際の事例とともに紹介したい。今回取り上げた事例を見る限り、米国におけるF-コマース導入のスピードは加速するばかりのように思われる。日本でも、ここに来てF-コマースに対する関心が高まってきていることから、少しでも導入を検討している方の参考になれば嬉しい。 【1】 F-コマースを実践するための3つの方法論 まず、F-コマースを実践するための3つの方法を、実際の事例を紹介しなが
ソーシャルコマースの新トレンド、F-コマースの最新事例。トリンプのフェイスブックショップページは必見! フェイスブック内にフェイスブックショップを開設し、イーコマースサイトを展開することが可能なF-コマースだが、ここに来てかなり本格的なフェイスブックショップが2つ登場してきたので紹介したい。米国のカジュアルブランド「エアロポステル」と、スイスの女性下着ブランド「トリンプ・インターナショナル」だ。 フェイスブックのアカウントをお持ちの読者は、是非フェイスブックショップにアクセスしてみてほしい。また、アカウントを持っていない読者にも概要がわかるよう、キャプチャーもできるだけたくさん用意している。是非この機会に、F-コマースを体験してみてほしい。 【1】 米国のカジュアルブランド、エアロポステル(Aeropostale) エアロポステルは、14~18才位までの若者をターゲットとした米国のカジュア
イーコマースサイトにおけるソーシャルビデオマーケティング導入の成功事例。商品の返品率が下がったキディケア 今回は、英国のオンライン小売事業事業者キディケアの事例を紹介したい。キディケアは、ベイビー用品専門のイーコマースサイト、キディケア・ドットコムを運営する英国のオンライン小売事業者だ。今年の2月に、やはり同じ英国の、モリソンというスーパーマーケットを運営す企業グループに買収されたニュースが話題になったことが記憶に新しい。 このキディケア・ドットコム、他店舗の方が安いことがわかるとプライスマッチに応じてくれたり、eメールでの質問には24時間以内で回答をくれたりと、カスタマーサービスの良さが評判のイーコマースサイトとしても有名だ。日本にファンが多いことでも知られている。 そして何よりも、ソーシャルビデオマーケティングを導入して大成功を収めたイーコマースサイトとして、最近業界でもかなり注目を集
現時点では、ウィキペディアでもまだ正確に定義がされていないソーシャルビデオとソーシャルビデオマーケティングだが、米国で数多くの成功事例が発表されていることから、今後注目を集めることは間違いない。そこで、今回はソーシャルビデオとソーシャルビデオマーケティングとはどんなものなのかをきちんと定義し、ソーシャルビデオマーケティングの可能性と導入する際のポイントについて考えてみたいと思う。 【1】 ソーシャルビデオについて まず、ソーシャルビデオについて定義することから始めたい。ソーシャルビデオについての定義は、video-commerce.orgの2011年4月8日の記事「SOCIAL VIDEO MARKETING EXPLAINED」を参考にしたい。以下のように定義されている。 “social video” is the blending of video with human interac
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