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ドラクエ3
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※2020/7/4重要な追記。トップページに案内されているとおり、オルタナティブブログ全体でコメント機能が無効化/非表示となりました。新たなコメント、過去コメントについては「はてなブログ」を参照してください。 ■スウェーデンの集団免疫策 この記事から1カ月経ちました。この時点で2355人だった死者数は、4395人にまで増え、単純に日本人の人口に換算したら約3万人だったものが今では87%も増えて約5.5万人相当です。日本は致死率の高まる高齢者人口が多いので、先の記事のように年齢人口で重みづけすると約8.5万人相当に及びます。 こうした状況ですから、かつて「日本もスウェーデンを見習うべき、彼らは乗り越えて勝利した」と言っていた人たちも、スウェーデンについて語らなくなりました......と思いましたが、そうでもないようです。「スウェーデンの集団免疫、いよいよ「効果アリ」の声が聞こえてきた」(現代
※2020/7/4重要な追記。トップページに案内されているとおり、オルタナティブブログ全体でコメント機能が無効化/非表示となりました。新たなコメント、過去コメントについては「はてなブログ」を参照してください。 ■スウェーデンと集団免疫 新型コロナに関しては、ほとんどの国で感染拡大を防ごうと外出禁止のような厳しい規制をかけている中、手洗いを奨励したり、高齢者との接触を抑止する程度で、厳しい規制をかけていないのがスウェーデンです。「スウェーデン、集団免疫に見通し」(共同通信)によれば、「同国首都では今後数週間以内に「集団免疫」を獲得できる、との見通し」が示され、スウェーデン政府の感染対策リーダーであるアンデシュ・テグネル氏によれば「ストックホルムでは既に25%が感染して免疫を獲得したとの見解が表明」されました。 ※2020/5/10重要な追記。コメント(2020/05/09 21:58)で教え
※2020/7/4重要な追記。トップページに案内されているとおり、オルタナティブブログ全体でコメント機能が無効化/非表示となりました。新たなコメント、過去コメントについては「はてなブログ」を参照してください。 ※2020/4/1追記。「新型コロナ: お詫びとお願い」という記事を書きました。 ※2020/4/5追記。本文冒頭に「まとめ」、最後に「CDCによる情報」を追加しました。 ※2020/4/5追記。2002/4/13修正。 ■まとめ 長くなったので要点のみまとめておきます。 ・新型コロナを「インフルエンザでも人は死ぬ」と同じようなものと考えることはできません。 ・「CDCによる情報」によれば新型コロナの致死率はインフルエンザの20倍程度になり、50人に1人が死亡します(※1)。 ・致死率の低くなる若者でも500人に1人が死亡します(※1※2)。 ・若者でも2%(50人に1人)以上の確率
※2020/7/4重要な追記。トップページに案内されているとおり、オルタナティブブログ全体でコメント機能が無効化/非表示となりました。新たなコメント、過去コメントについては「はてなブログ」を参照してください。 ※2020/4/2追記。「新型コロナ: お詫びとお願い」という記事を書きました。 ※2020/4/5追記。「新型コロナ: 世界の国々はどれくらい検査しているのか」という記事を書きました。 ※2020/4/6追記。最後に「中程度の症状で治療や検査を求めるべきでない6つの理由」を追加しました。 ※専門家ではないので、事実誤認については遠慮なくご指摘ください。 ※本文中の間違いについて、フォロー記事を書きました。(3/22) 今日の標語「早まるな 医者はすぐには 増やせない」 ■WHOの勧告 新型コロナウイルス感染症(COVID-19、以下「新型コロナ」とします)について、WHOのテドロス
■プレミアム商品券 10月の消費増税に向けた景気対策として「プレミアム商品券」が企画されているそうで、4000円で25%上乗せされた5000円分の商品券を買うことができるようになる、と報道されています。この差額は国が補助し、地域経済振興も兼ねるため、地元の指定された店舗でしか使えません。購入できる人も限定されているようですが、買いたい人はたくさんいるでしょう。こんなの「ただのバラマキ政策じゃないか」という批判は(ここでは)しません。 さて、もし4000円で使い道や期間制限のない5000円分のお札、つまり日本銀行券が購入できるとしたらどうでしょう。そんなバカな話はありませんが、あったら買いますよね? 私なら買います。それが制限なく買えるとしたら、いくらでも買います......という前に、経済破綻のサインとして日本を逃げ出すかもしれませんが。 ■仮想通貨のマイニング もちろん、現実にそういう仕
今日のために用意したエピソードというわけではありませんが、"冗談のような本当の話"です。 コインチェックからNEM(XEM)が盗まれたのを生暖かく見守っていた頃、私自身に起きていたとんでもないことが判明しました。私が持ってる中でも貴重なドメインが2つ盗まれていたのです。一つは唯一持っていた2文字.com、もう一つは3英字.comで、一時期の爆買い時期だったら相当の高値で売れたような代物です。これらのドメインを登録していたのは Enom で、同じ TuCows 傘下の OpenSRS とともに3000万近いドメインを扱う巨大レジストラ(ドメイン登録業者)です。その盗難が起きたのは昨年6月で、気が付いたのは今年の2月。ドメイン盗難に関しては6カ月以内なら回復の申請ができるようですが、連絡しても「紛争できる期間は過ぎたので、できることはありません」とにべもない回答でした。 なぜ半年もの間気付かな
携帯/スマートフォンの「2年縛り」契約について、契約満了した1カ月以外は約1万円の契約解除料がかかることへの不満に対応するための新しいプランが報道されています。 毎月の基本料金は、「2年縛り」のプランと比べて数百円程度高くする方針 ※「NTTドコモ 「2年縛り」改善へ 新料金体系」(NHK)より 新料金は、国内通話がかけ放題の「スマ放題」、5分以内の国内通話がかけ放題の「スマ放題ライト」をもとに、月額料金を300円高く設定した。加入から最初の2年以内に解約すると9500円(税別、以下同)の契約解除料がかかるが、3年目(25カ月目)以降はいつ解約しても解除料が発生しない。 ...... 25カ月目以降の解約料無しプランをKDDI(au)も検討していることが分かった。auも既存の通話定額プランに300円をプラスした料金設定で、6月から開始するという。契約更新後に解約できる期間も、5月から2社と
CNetが「「google.com」ドメインを一時的に取得、報告した男性への報償額が明らかに」という記事で、Google が「ドメイン「Google.com」の所有権を一時的に失い、取り戻す事件があった」と報じています。記事には次のように書かれています。 今回は、Googleがgoogle.comの更新期限を見落とし、第三者が取得できる状態になっていたようだ。GoogleとVed氏は双方とも、このドメイン名がなぜ入手可能な状態になったのか具体的には明らかにしていない。 でも、これはおかしな話です。たしかに、かつては使用中のドメインが失効して第三者に取得されるといったトラブルが散発していました。しかし、2003年に、.com のような gTLD ドメインについては、ドメインが期限切れしてもレジストリ*レベルで削除までに猶予期間を設ける仕組みが導入されています。たとえ Google が更新期限
山本太郎議員が「読んで下さい」というブログでホームレスの置かれた現状を報じています。議員の歳費は炊き出しを手伝うために出されているものではありませんが、人々の声を聞くために自分自身で現場に行くというのは良策です。百聞は一見にしかず。 もっとも山本議員が指摘するように日本国憲法では「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有」していると定められていますし、そのための社会保障制度もあるので、ここに挙げられた人々がどうしてそうした制度の対象になっていないのかという理由はわかりません。 さて、山本議員はブログで次のように書かれています。 しかし、2015年春から施行された、 生活困窮者自立支援法の予算措置で、 国が三分の二、自治体が三分の一、負担となった。 たしかに、生活困窮者自立支援法には次のように記されています。 (国の負担及び補助) 第九条 ...... 2 国は、予算の範囲
少し下世話な事例ですが、かつて「夕ぐれ族」という組織がありました。ある程度の年齢以上の人はご記憶の方も多いと思いますが、いわゆる「愛人バンク」です。売春防止法で売春が規制されているとはいえ、個人レベルでのやりとりまでは取り締まられておらず、罰則もありません(昨今の18歳未満の児童に対する援助交際(買春)は別の問題です)。規制の対象となっているのは売春の斡旋や組織売春です。 「夕ぐれ族」以前に、個人レベルで愛人を募集する人が紹介されたこともありました。そして、「夕ぐれ族」も個人レベルの関係づくりを支援しているだけで、売春を斡旋する組織ではない、という大義名分で営業されていました。実際、しばらくの間は取り締まられませんでした。しかし、2年ほど後に社長は売春斡旋の容疑で逮捕され、実刑判決を受けました。 もうひとつ著作権に関する事例としてクラブキャッツアイ事件に由来する「カラオケ法理」があります。
WPF でバインディングを使う際、「数値」(intやdouble)と「文字列」(string)といった単純なものであれば、自動的に型変換して連動させてくれます。しかし、単純に変換できない型でも連動させたいことがあります。このようなときに便利なのが、「値コンバーター(value converter)」と呼ばれる機能です。 たとえば、CheckBox コントロールの IsChecked プロパティと、TextBlock コントロールの Visibility プロパティを連動させることを考えてみます。ここで、次のように記述しても動作しません。IsChecked プロパティは bool? 型、Visibility プロパティは Visibility型であり、型がまったく異なるためです。 [XAML] <StackPanel> <CheckBox x:Name="check1" Content="V
少し前に「新たに登場した gTLD たち」というエントリで、新gTLD(generic Top Level Domain)の運用が続々始まっていることを取り上げました。日本時間の今日になって、ICANN の月間報告で昨年12月までの gTLD の登録数が公開されましたので、こちらをまとめてみます。実は、主要な gTLD については、4年ほど前に「キラードメイン×ブランディング~ドメイン登録数の推移とTLD」というエントリで取り上げたのですが、今回は ICANN の報告書にあるすべての gTLD を対象にしました。 ■gTLD別ドメイン登録数の推移 以下の表は、2001年以降のgTLDごとのドメイン登録を各年の12月の数字です。以前のエントリにも書いた通り、かつて gTLD と言えば、(古くからある).com/.net/.org のことであり、.info 以降はいわゆる“ドメインバブル”崩壊
ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に「日本の音楽販売、つるべ落とし」という興味深い記事がありました。記事には次のように書かれています。 多くの国で音楽販売が安定しつつあるにもかかわらず、グローバルな楽曲の売り上げは昨年、縮小した。その最大の理由が、米国に次いで世界2位の日本の音楽販売がつるべ落とし状態にあることだ。 国際レコード産業連盟(IFPI)が18日発表した統計によると、昨年日本ではデジタル音楽(ダウンロード)販売額が23%減少する一方、音楽CDなどは13%減少した。その結果、日本の音楽市場全体は約17%減の3121億円(約30億7000万ドル)となった。 一方、昨年の世界の音楽販売は3.9%減にとどまった。日本を除くと、わずか0.1%の減少だ。 つまり「世界の音楽市場は横ばいなのに日本だけが急減している」と評価されています。WSJ 独自の見解というわけではなく、国際レコード
昨日書いた「映画離れ」のオマケとして、「テレビ離れ」について、もう少し触れておきます。テレビの世帯普及率が99%を超えているというだけでは「いざというときのために持っているだけで見る時間は減っているのだ」という反論がありえます。NHK は、2004年以降、個人視聴率調査を実施しています。かつては年に4回調査されていましたが、近年は6月と11月の2回の実施ですので、各年の6/11月の調査結果をグラフにしてみます。 たいして減っていません。ただし、この調査は年齢別の視聴率が出ておらず、「テレビを見ているのはお年寄りばかりで、若者はテレビ離れしている」という指摘はあるかもしれません。NHK は5年ごとに「生活時間調査」を行っており、ここでは年齢別・男女別のテレビ視聴時間が調査されています。前回が2010年なので少し古くなりますが、このデータをグラフにしてみます。 若い世代で視聴時間が減り、40代
電子ブックリーダーであるハードウェアとしての「Kindle」は持っていませんが、Kindle のいいところは他のデバイス用にもリーダーアプリが提供されていることです。残念ながら Windows 版や Surface 版はありませんが(英語版は Windows 用のクライアントアプリがあるにも関わらず)。 私はスマートフォン(Galaxy S3α)や iPad mini に Kindle アプリをインストールしています。Kindle コミックを見ていると、ときどき1巻だけ安売りされていたり、期間限定でお試し版が配信されていることがあります。こうしたものを見つけるのは「Kindle コミック」を「価格の安い順番」でソートするのが一番手っ取り早いのですが、ごく最近になって本当に0円に設定されているものも含めて、無料で読めるものがずいぶん増えたようです(一時は「ブラックジャックによろしく」ばかり出
少し前に「「映画離れ」は「映画そのもの離れ」と「映画館離れ」」という記事が話題になっていました。その記事には次のように書かれていました。 それによれば「映画離れ」は実体として、「映画そのものから距離を置く動き(映画そのもの離れ)」と「映画館離れ」の2つの要素で成り立っていると判断できる。 その記事にある「映画は見ない」という人の割合を示す4年間の調査結果を示すグラフ(下記)を見ると、たしかに映画を観ない人が増えているようです。しかし、このグラフを見てわかるのは最新の調査でも「88.3%の人は何らかの形で映画を観ている」ということです。これは「映画離れが進んでいる」と言えるほど少ない割合でしょうか。むしろ「国民の約9割が映画を観ているなら、映画離れは進んでいない」と感じるのが普通の感覚のように思います。 ※元記事から引用。 この調査は「ライフメディアのリサーチバンク」というところで行われたも
来期はどうしようかと思いつつ、ないと自分が不便なので作りました。例によって私の地元のケーブルテレビで受信できる東京キー局+独立U局(TOKYO MX、TVK、テレ玉)+BSが対象です。 Anime2013Summer.xlsxをダウンロード ※Excel 2010で作成されています。 ※2013/6/27 ラジオ/ネット配信情報などを更新しました。 ※2013/6/30 「キングダム(再)」放送曜日を修正し、いくつか再放送を追加しました。 ※2013/7/10 一覧表内の「君のいる町」の時間間違いを修正し、「マジでオタクナイングリッシュ!りぼんちゃん The TV」「闇芝居」を追加しました。
※2013/1/9追記。(投稿時に抜けてしまいましたが)このエントリでは表題に対する結論は出していません。念のため。 ■"Adobe CS2 for free" 昨夜、Adobe が Creative Suite の古いバージョン(CS2)の無料ダウンロードをはじめたという情報が駆け巡りました。その時点では Adobe のサイトにサインインが必要であると書かれていたのに、サインインしようとしても重くてできなかったのですが、その後に知った「Adobe Creative Suite 2 製品およびAdobe Acrobat 7のアクティベーションサーバーに関するお知らせ」というページを見ると、とくにサインインしなくてもすべてのファイルがダウンロートできます。 当初は、Microsoft Expression の無料化に感化されたのかと思いましたが、それにしては最新OSで使えないようなものを出し
あけましておめでとうございます。 新年早々のエントリが、お詫びの内容ですみません。本来、指摘をお受けした直後に調べて、昨年中にケリをつけておくべきところだと思いますが、年をまたぐことになってしまい申し訳ありません。 前エントリでは、SmartNews が各ニュースサイトから記事をダウンロードしていると推測して「真っ白」と表現しましたが、その後に追記したとおり「推測ではなくパケットを調べるべき」「ニュースの取得日付がインストールした日付より古い」というご指摘があり、さらに「実際のパケットを見ると、サーバーでニュース記事を集約して、アプリで受け取っている」というコメントをいただきました。遅ればせながら、実際にパケットを確認したところ、ご指摘いただいたとおりの内容でした(santama さんgrammerさんのコメントにおかげで、簡単にパケットを確認できました)。 今回は Wireshark と
※2012/12/31&2013/1/1 (重要な追記)本文を修正しました。 ※2013/1/5 修正に関するエントリを書きました。 ■はじめてのビデオデッキ 大学時代に「SONY MUSIC TV」という番組が始まりました。ベータ対VHSというビデオ録画方式を競っていたSONYが、βHiFiという音質重視の新しい録画方式と200分(βIIモード)という録画モードを宣伝するために提供していた、(主に洋楽の)プロモーションビデオばかりを流す番組です。アメリカでは MTV という番組がはじまって、プロモーションビデオが一世を風靡しはじめる時期でもありました。 HiFiというVHSにない特徴ができたことで「これからはβの時代だ」と確信した私は、バイト代で SL-HF66 というビデオデッキを買い、毎週録画することにしました。もっとも200分テープはかなり高かったので、普通の120分テープ(←決し
■環太平洋戦略的経済連携協定 「ティーピーピー、ティーピーピー……」と言っていると「ろくなもんじゃねぇ」という突っ込みが入りそうですが、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP、Trans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreement)に日本が加盟すべきかどうかという議論があります。TPP は包括的な協定である反面、公開されている情報が限定的なため、明確な賛否を示しにくいというのが正直なところです(少なくとも無条件に賛意を示せるものではなさそうです)。 その TPP には知的財産に関する項目も含まれており、おおむね知的財産の権利保護を強化する内容になっているそうです。「日本の著作権は世界一厳しい」という人もいるのですが。映画館での盗撮防止やダウンロード違法化(+刑罰化)といった近年の動向の発端がアメリカの年次改革要望書だったことを思うと、「もと
最低賃金は労働者の既得権になっており、新規の雇用機会を奪う理由になっている、とする意見があります。最低賃金を撤廃すれば労働コストが安くなるので労働需要は増え、雇用も増えるという理屈です。 海外との対比で言えば、それこそ日本の何分の一とか何十分の一という安い労働コストを求めて生産設備を海外移転するという事例は少なくありません。ただ、そのように劇的に安い海外の労働力と日本人の労働力とを直接競争させてしまうことは、日本の物価が劇的に安くならない限り、労働者が暮らしていけない状態を招くとしか思えません。本当にそうなっては困るので「不足分は社会保障でカバーする」という政治家もいますが、本気で不足分を社会保障でカバーしようとするなら、多くの人がより社会保障に頼るようになり、その費用が増えることは予想できても、減るとは思えません。 では、(レストランや居酒屋の店員のように)労働力を海外に移転できないよう
例によって夏アニメの個人的な評価をまとめます。作品数こそ少な目だったものの、夏アニメはけっこう良作が多かった印象です。以下、いくらかネタバレを含みます。 ■作品賞「氷菓」 春から2クールの作品です。原作は米澤穂信氏の古典部シリーズで、「氷菓」はその最初の作品です。初回からお気に入りだったのですが、春アニメでは、あえて別の作品(「謎の彼女X」)を選びました。夏アニメにも面白い作品は多かったのですが、結局「氷菓」を超えたと思うものはありませんでした。「氷菓」は推理小説ですが、特別派手な事件が起きるわけではありません。大作映画などで「前代未聞の大事件」とか「○○の危機」という宣伝文句が飛び出してくることがありますが、そうしたものとは対極的です。しかし、どうせフィクションなのですから、事件の規模ではなく、解決していく過程やその描写こそが惹かれるものであってほしい、そういう期待に応えてくれるのが本作
ふたたび、新たなアニメが始まる時期がやってきました。例によって、秋アニメをExcelシートにまとめてみました(少しカバー範囲を絞りました)。いつもどおり、私の地元のケーブルテレビで受信できる東京キー局+独立U局(TOKYO MX、TVK、テレ玉)+BSが対象です。今回は、twitter の公式/推奨タグと、ネットラジオの配信についても調べてみました。 ・Anime2012Autumn.xlsxをダウンロード (Excel 2010 で作成)※2012/9/30改訂
「著作権侵害を否定的に語っている人の twitter アカウントがアニメアイコンだというのは皮肉」という意見があるようです。「アニメアイコンも著作権侵害という意味では五十歩百歩」と言いたいのでしょうか。 しかし、アニメに限らず、インターネットが普及し始めた頃から、宣伝目的で壁紙やバナーイメージが配布されるということはよくありました。今では、twitter 用のアイコンを公式に配布しているアニメも少なくありません。ごく最近のアニメについて見てみましたが、以下で twitter 用のアイコンが公式に配布されています。 「あっちこっち」 「Angel Beats!」 「織田信奈の野望」 「カンピオーネ!」 「君と僕。」 「この中に1人、妹がいる!」 「咲 -阿知賀編-」 「じょしらく」 「だから僕は、Hができない」 「夏色キセキ」 「這いよれ!ニャル子さん」 「めだかボックス」 「モーレツ宇宙海
「違法ダウンロード刑事罰化・著作権法改正案が衆院で可決」(ITmedia)などで報じられている通り、違法ダウンロードに対する刑事罰の導入を盛り込んだ著作権法改正案が可決されました。この法改正について、特定の政党や議員の独断によるものだと伝えられているようですが、どうもピンときません。そこで、3年前の衆議院選挙の際に MIAU が東京ブロックの候補者に対してアンケートを実施していますので、その結果を振り返ってみます。 「インターネットユーザーからの10の質問」と題されたアンケートでは、10番目の項目に以下のような設問があります。 ------------------------------------------------------------------ 10.知的財産政策(著作権法等)について、いわゆるダウンロード違法化の成立に見られるように権利者の保護を厚くするか、あるいは、利用者
著作権を許諾権ではなく報酬請求権化すればもっと活用される、と言われることがあります。しかし、実際にはほとんどの著作権ビジネスが著作権を報酬請求権化することで成り立っています。書籍の著者は出版社と出版契約を結ぶことで、書籍の販売に応じた印税を受け取ります。一冊ごとに販売の許諾を受けるということはありません。より大規模に報酬請求権化しているのが日本音楽著作権協会、JASRAC です。日本の商用楽曲のほとんどについて、著作権を報酬請求権化しています(著作隣接権にあたる原盤権は JASRAC の管理下にありません)。 報酬請求権化することで、著作権者は著作権の勝手に許諾できなくなります。たとえば、報酬請求権化せずに自分で書籍化すれば嫌いな人に売らないということもできます。あるいは、誰でも自由に自作の楽曲を利用してもらうために JASRAC に委託しないということもできます。 ■「盆回り」 かつて、
さまざまな理由をつけて日本では新たなビジネスを立ち上げる障害があると文句を言う人は多いのですが、その割に実際に存在するサービスに目を向けられていないと感じることも少なくありません。いくつか例を挙げてみます。 ■GyaO 2005年からある無料の動画配信サイトです(有料版は ShowTime というブランドで提供されていた)。現在では Yahoo! のサービスのひとつとなっていますが、GyaO は元々 USEN が始めた独自ブランドです。当時は ADSL ベースのブロードバンド環境が急速に普及していたこともあり、それを活用して無料で動画配信されるということで注目を集めていました。もちろん、認知が広まったのはテレビコマーシャルなど大々的に宣伝されていたこともあるでしょうが、急速に会員数を伸ばしていたのは事実です。当時は既存のコンテンツを調達するだけでなく、独自コンテンツの制作も手掛けていました
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