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今回はコミュニティの中でFigma開発チームが公開しているデザインシステム「UI2」を分析してみました。さすがFigmaの開発チームが作っているFigmaデータだけあってとてもよく作られており、観察すればするほど面白い発見があります。 ファイルのページ構成 まず最初にファイルのページ構成を確認しておきましょう。構成はとてもシンプルでわずか3ページ。1ページ目の「Main」にガイドラインとコンポーネント集などほぼ全ての情報が集約されています。あとは2ページ目の「Templates & Extras」にコンポーネントを組み合わせた画面全体の構成例があり、3ページ目の「Cover」にFigmaファイルのカバー写真という形です。
後編 意外と知らないアンケート設計時のポイント 昨今のUXデザイン案件や新規サービス開発案件では、プロセスの中にユーザーインタビューを組み込む場合も多いかと思います。 そんなユーザーインタビューが思い通りにいかないときは、もしかしたら「リクルーティング」がうまくいってなかったのかもしれません。リクルーティングはユーザーインタビューにおいて非常に重要なプロセスです。にもかかわらず、リクルーティングについて書かれた記事はそれほど多くありません。 そこで今回は、意外と知られていない「リクルーティング」のコツについて、前編と後編に分けてご紹介します。 前編ではアンケート作成の前にインタビュイーの条件を具体化するリクルーティングの精度を向上する方法についてご紹介しました。 #2-前編 ユーザーインタビュー成功の鍵を握る「リクルーティング」のポイント【インタビュイー条件の整理編】 後編では、前編の内容
選ばれるデジタルサービスは「信頼をデザイン」する。“プライバシー”は企業やブランドのプレミアムな価値になる。 ユーザーとブランドの信頼関係が崩れつつある ブランドが成長していく上で、ユーザーから「信頼」を得ることは、ごくごく当たり前の条件です。信頼されていないブランドに、人々は関わろうとしませんよね。 しかし、そのことを理解していながら、毎日のように、ハッキング、セキュリティホール、データリーク、個人データの流出や悪用などのニュースが増えています。自分が利用しているブランドのセキュリティ状況に、懸念を抱いている人も少なくないでしょう。 ほとんどのブランドは信頼をなくさないために、プライバシーポリシーを公開したり、安全なサーバーを使用するなどの配慮をしています。 もちろん、プライバシーポリシーを表記することは必要不可欠なことです。ただし、その内容を見てみると、一般的には理解することが難しい専
こんにちは、情報アーキテクトの曽です。主に情報設計の部分を担当しています。 A.C.O.ではWebサイトのリニューアル案件を多く取り扱っているため、現状調査の一環として既存サイトのサイトマップ(サイト構造図)を作成するタスクが定期的に発生します。案件によってはサイトの規模が数百〜数千ページにのぼることも多く、手動で一つ一つのリンクを辿りながら作成する方法ではとても間に合いません。そのため、必然的に複数のアプリやツールを使って効率よくサイトマップを作ることになります。 情報設計業務の経験を重ねていく中で、もともと社内で確立されていたサイトマップ作成方法をさらに一歩進化させることに成功したので、今回はその方法をご紹介します。この方法のおかげで、数千ページ級のサイトであっても実作業時間1分足らずでサイトマップを作成できるようになりました。サイトマップ作成に手間取っている方がいたら、ぜひ参考にして
高品質なデジタルサービスをデザインするために欠かせない、質の高いUX調査サービスを目指したら、人類学の調査にヒントがありました。このシリーズは、UX調査サービス開発を担当する2人がそれぞれの経歴を活かしてより質の高い調査を追求する議論を記録したシリーズ。第二回目は「インタビュー調査の人選とまとめ方」をお送りします。 第一回目はこちら:インタビュー調査とエスノグラフィは、組み合わせて使うもの 登場する人 Kawakita Natsu 川北奈津・UXディレクター。静岡大学情報学部卒業。情報科学芸術大学院大学(IAMAS) メディア表現研究科修士課程修了。作品制作・展示活動、広告制作会社勤務を経て、現在に至る。UX/IA部マネージャー。UXリサーチサービスの品質を上げるべく日々奮闘しています。 Higa Natsuko 比嘉夏子・人類学者。北陸先端科学技術大学院大学 知識科学系 助教。京都大学博
高品質なデジタルサービスをデザインするために欠かせない、質の高いUX調査サービスを目指したら、人類学の調査にヒントがありました。このシリーズは、UX調査サービス開発を担当する2人がそれぞれの経歴を活かしてより質の高い調査を追求する議論を記録したシリーズ。第一回目は「インタビュー調査の足りないこと」。 登場する人 Kawakita Natsu 川北奈津・UXディレクター。静岡大学情報学部卒業。情報科学芸術大学院大学(IAMAS) メディア表現研究科修士課程修了。作品制作・展示活動、広告制作会社勤務を経て、現在に至る。UX/IA部マネージャー。UXリサーチサービスの品質を上げるべく日々奮闘しています。 Higa Natsuko 比嘉夏子・人類学者。北陸先端科学技術大学院大学 知識科学系 助教。京都大学博士(人間・環境学)。人類学者/エスノグラファー。オセアニア島嶼をフィールドとして人間の行動や
グローバル視点リサーチ:心動かされ、思わず行動したくなるオウンドメディアには、UXデザインが隠れています トレンドと手法に翻弄される、日本のオウンドメディア こんにちは、A.C.O.Journal編集部です。日本企業でオウンドメディアといえばどのようなものになるでしょうか? 広告連動したサイトや企業情報の発信、採用サイト、社員ブログ、B2Bなら営業をバックアップするカタログサイトなど、オウンドメディアは携わる業務によって幅広く活用されています。しかしながら、日本企業のオウンドメディアはあまり良い方向に進化しているように見えません。口コミ施策やデジタル広告、マーケティング自動化システムなど色々と手を出しているだけの、トレンドと手法に翻弄されているオウンドメディアを沢山見かけます。 今回は、トレンドや手法ということではなく、ユーザの心理をうまく捉えているなと感じる海外企業の事例を取り上げます。
「Staff Stories」では、A.C.O.のスタッフを紹介しています。今回登場するのは、UIデザイナーの石井 宏樹。石井はWebサイトから業務システムなどの幅広いUIデザインを行う他、2021年には当時のデザイン部のマネージャーに就任、現在はキャリアマネージャーを担当。UIデザインにおけるこだわりや組織再編のプロジェクトについて話してもらいました。 Ishii Hiroki UIデザイナー、デザインマネージャー。早稲田大学創造理工学部 建築学修了。建築設計事務所にて意匠設計の経験を経て、2017年よりA.C.O.に入社。Webサイトからスマートフォンアプリ、業務システムまで幅広くUIデザインを行う。マネージャーとしては8人のデザイナーチームを担当。趣味は浅煎りのコーヒーとスパイス料理。 A.C.O.は、Wantedlyでたまたま募集を見つけて応募しました。WebやUIのデザインは未経
人類学者がUXリサーチに役立つ理由 みなさまはじめまして、比嘉夏子と申します。 私はもともと、海外で長期異文化フィールドワークを実施して人間の価値観や行動について研究してきた人類学者です。最近では人類学の研究で用いられてきた調査手法、いわゆる「エスノグラフィ(人間を経験的・包括的に理解するための記述と手法)」を用いた定性的なリサーチに従事する機会を、人類学研究以外の場でいただくようになりました。 そして現在は京都大学の研究員として在籍しながら、A.C.O.ではUXリサーチの開発をしています。 ところで。 地図で探しだすのにも苦労するような太平洋の小さな島に足を運んで現地語を学び、参与観察をしながら暮らしていた研究者が、なぜいまこうしてUXという全く異なる世界に携わっているのか。一見するとかけ離れた領域のあいだにも、じつは通底する思想や応用できる手法があるのです。そのような断片を、今回はお伝
今年はUXデザイン事業の成長年 約一年ぶりの社長コラムです。 ACOの2017年は大きな変化こそなかったけれど、毎日毎週の小さな変化が積もり、一年を振り返ればいつもより変化の年だった、そんな印象でした。会社の外に出て周りの景色を見回すと、世界は絶え間ない大きな変化の連続です。特にデジタル変革によるインパクトはあまりにも大きくて、さすがに先読みする気力がおきません。最近老眼が進行してきたせいにしておきます。 一方、ACOのパートナー(社員のこと)はというと、よく本が読まれ、日々熱い議論が交わされています。みんな時代の変化を敏感に感じ取り、発見し、自ら行動している様子でとても頼もしく感じています。自分も負けてられないなと思ったり、それとも寄りかかってみようかなとも思ったり。社長の心境は複雑なものです。 参考になる本が集まる棚と社内スタンディング会議。インプットとアウトプットを行ったり来たり。
情緒豊かな日本独自の色の由来や色使いについて、調査してみました こんにちは、ACO編集部です。お正月休みはゆっくり過ごせましたでしょうか? 私はイタリアンにインスパイアされたあたらしいおせち料理を作ったりして過ごしました。 年末といえば紅白歌合戦。皆さんはご覧になりましたでしょうか? 紅白歌合戦を観ないと年末を感じないと言う人もいるかもしれませんね。 紅白歌合戦に代表するように、神社にある紅白幕、紅白饅頭、お正月セールのチラシなど日本の年末年始には紅と白の配色のデザインを多く見かけます。紅と白にはハレの意味があり、古来から祝いの際に使用されてきた背景があります。 このように、日本には古来から配色にさまざまな意味がこめられています。近年インバウンド向けのサービスも増えてきたことでより注目されるであろう、日本独自の色の由来や色使いについて調査してみました。 古来より人々の生活や文化の中に深く息
Web業界未経験からのスタート。努力と謙虚さで急成長した、若きインフォメーション・アーキテクト 「PARTNERS」では、ACOのパートナーを紹介しています。今回登場するのは、UX/IA部所属のインフォメーションアーキテクト 長谷川 大輔。主に企業サイトの情報設計を担当しています。Web未経験ながら自動車業界からの転職、UX/IA部の若きホープして活躍しています。 Daisuke Hasegawa 長谷川 大輔・神奈川大学工学部機械工学科を卒業。自動車内装部品メーカーにてプロダクト設計の経験を経て、現在に至る。UXデザイン、情報設計担当。UX/IA部所属。 「ユーザー目線に立ったデザインをしたいという想いは、ずっと変わっていません」 – そもそも、どんな仕事がしたいと考えていたのでしょうか? 子供の頃から工作をするのが好きで、なにかを創る仕事がしたいなと考えていました。大学進学は機械工学科
嫌われないデザインから、論理的で緻密なデザインをするために 「Staff Stories」では、A.C.O.のパートナーを紹介しています。今回登場するのは、デザイン部所属のデザイナー、岩田 紗季。主にwebサイトやグラフィックデザイン・ロゴを制作して、A.C.O.のデザインチームのメンバーとして活躍しています。 Guest Iwata Saki 岩田 紗季・武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。制作会社にてランディングサイトやコーポレートサイトなどのデザインを経て現在に至る。デザイン担当。デザイン部所属。 「気がついたらアーティストの脳みそからデザイナーの脳みそになっていました」 –大学時代はどんなことを勉強していたのでしょうか? 武蔵野美術大学の基礎デザイン学科で、分野にとらわれないデザインを学んでいました。グラフィックやプロダクトではなく、何を題材に選んでどういう切り口でやるのかを決め、
ビルの”建て書き”はどれも個性的 こんにちは、ビルを見れば白米が3杯食べられるビル愛好家の石井です。僕は建築学科・業界出身で、ACOではデザイナーをしています。みなさんの好きなビルはなんですか? 僕のイチオシは麻布台にあるノアビル ※1 です。まるで香水瓶のようなエレガンスを感じさせる佇まいがたまりません。 ビルやマンションの入り口には「○○ビルディング」とか「○○マンション」とか書いてありますが、これらは”建て書き”と命名されているそうです。 ※2 今回は曇り空のなか、ACOのある五反田の街の建物とロゴデザインについて、建築とデザイン両方のキャリアを経験した僕の視点から観察してきました。 企業ビル編 POLAビル 五反田のビルの中でも特に有名なのが、化粧品メーカーPOLAの本社であるPOLAビル。ビルの左右にエレベーターや水回りなどを集めることで、その間に柱のない広々としたオフィスを実現
グローバルリサーチ Chatbot(チャットボット)はなぜ成功しない? ー UX視点でfacebook Messengerを調査してみました そもそも成功と言えるChatbotはあるのか? Chatbot(チャットボット)って知っていますか? ざっくり言うと、チャットを使って会話できるロボットのことです。中には人工知能を持つ頭のいいロボットから、予め用意された言葉だけで話すChatbotもあります。そして2016年にfacebookやLINEがChatbot開発ツールを公開したことで、Chatbotは急激に増殖しました。例えば、相手がロボットだということを一瞬忘れそうになる心理カウンセラーの「Woebot」はChatbotの伸び代を感じさせてくれます。 ところがMessenger上のChatbotをいくら調べてみても、存在感のあるChatbotや、ビジネス的に成功が見えているChatbot
Webデザイナー1年生の頃、私が経験した「ページ量産」をたこ焼きに当てはめてみました こんにちは、デザイナーの岩田です。画像とデバイスフォントの違いも知らなかった私がWeb業界に入り、1年目に経験したことを書いてみたいと思います(ちなみに今は3年生です)。今回はデザインの工程の中でも、無数の下層ページを増やしていく「ページ量産」についてまとめました。 1年生デザイナーの私がやっていたこと ACOでは、まず最初にUXデザイナー、IA、アートディレクター達で、クリエイティブの方向性やUI/UX設計、デザインコンセプト(世界観のようなもの)を具現化したデザインガイドライン(デザインのテンプレートとルールを記述したもの)を作ります。 そのデザインガイドラインを元に、「無数のページを作り上げる」作業のことを「量産」と呼びます。1年生、つまりアシスタントデザイナーだった私は、先輩デザイナーからこの量産
あれもこれもすぐに実現したいモンスタークライアントと挑んだ難題だらけのサイトリニューアル 世界13カ国34拠点に広がるグローバルネットワークを活かし、ビジネスから一般生活に至るまで、幅広い分野においてマーケティングリサーチを手がけている株式会社マクロミル。今年3月には再上場を果たし、以前にも増してグローバル化を加速させている。 ACOでは、企業イメージを古いものから刷新・再訴求するためのブランディングと、来訪者からのお問い合わせ促進を両立させるためのサイトの再構築&リニューアルを担当。言い方を変えると、限られた時間・条件の中で、高いクリエイティビティを発揮しながら、コンバージョンを向上させてほしいという難題を提示された、いわばモンスタークライアント様です。 マクロミル マーケティングプロダクト本部から中野 崇さん(エグゼクティブマネジャー)、吉村 咲紀さん(マーケティングコミュニケーション
自分の身近にある「いけばな」からデザインを考える こんにちは、A.C.O.編集部です。デザインを説明する時やより理解を深めようとした時、何か別のものに例え説明したりすることが多いと思います。僕が、よく耳にするのは料理にたとえる話。食材や手順が悪いと、いい調味料を足したとしてもいい料理はできない。同様にデザインも要素がちゃんと定まってないといいデザインができないといった具合です。 おそらく、料理というものが人々の身近にあるからより想像つきやすいのだと思います。今回は料理ではなく、自分の趣味の「いけばな」を通して、デザインを紐解いていきます。 デザインロジック – モノゴトを組み立てる前のプロセス 「いけばな」は割と感覚でやってるんじゃないの?と思われがちですが、実はそうではありません。長さや、差し込み位置、角度などすべて決められて、理論でガチガチに固められているのです。とはいえ、同じ花材、同
漠然としてますが、新卒で入社した会社の2年目くらいだったと思います。僕は学生の頃「これをやりたい!」というのは特にありませんでした。大学では経営学を専攻しつつもDJにのめり込んでいて、バイトで稼いだお金をレコードにつぎ込み、ひたすらDJをする生活を送っていました。音楽業界で働いている先輩方が周りにたくさんいたので、そちらの道を意識してました。とはいえいろんな諸事情があり、周りが就活を終えた時期に就職活動をはじめ新卒で入社しました。 そこでは計4年勤めたのですが最初の3年間はずっと営業職でした。1年目はアパレル企業に基幹システムの営業を行っていたのですが、1年目の後半に自社で運営していたWeb媒体をきっかけに、飛び込み営業でWeb制作の案件を受注したことがあったんです。受注といっても若さを糧に本当偶然とれたような案件で、、。そのままディレクションを行いました。ただとても良いお客様で、協力いた
NO MUSIC, NO FONT こんにちは。A.C.O.編集部です。学問的・デザイナー向けタイポグラフィの話ではなく、言葉のコミュニケーションをあそぶ「書体と言葉のカンケイ」シリーズです。 私は音楽が好きでいつもビートルズを聴いて仕事をしています。みなさんビートルズのロゴは知ってますか?ビートルズのロゴはBootleというフォントを使用しています。バンドのロゴは音楽と同じくらい多様です。また、ロゴで使用されるタイポグラフィもさらに様々です。デザイナーとしてバンドのロゴを見ることは音楽を聞くのと同じくらい楽しみだったりします。 そこでさまざまなバンドやソロ・アーティストのロゴとタイポグラフィについてリサーチしてみました。音楽ジャンルごとに発見があったのでレポートしたいと思います。 パンクの特徴として、シンプルで力強いコード進行、政治的な歌詞が挙げられます。” Do It Yourself
間違いだらけのWeb英語。想像以上に目立つってさ! こんにちは、アートディレクターの沖山です。 Webデザイナーは原稿にある英語を疑うことなくコピペしてデザインしたり、デザインアクセントとしての飾り英文をデザインするときに追加したりします。「よく見るから」とか「よく使うやつ」といって気軽に使っている英語、実は結構間違いがあるんです。 意味は伝わるレベルでも、英語がわかる人にとってはとっても気になるもの。ACOの英語チームがよく見る「間違い英語」のサンプルをまとめました。 とにかく多い複数形のワナ 見落としがちでとにかく多いのが、中学校で勉強した”複数形”のトラップ(?)です。 【事例紹介・ケース】 サービス紹介やコーポレートサイトによくあるコンテンツ。カタカナで書く場合は「ケーススタディー」が多数ですが、多くの場合、事例紹介は1つじゃない。英語表記の場合正しいのは「Case studies
ワークショップを横展開するためのコツを探る こんにちは、エクスペリエンスデザイナーの渡邊です。近年、ワークショップの手法を活用した商品開発や組織変革、人材育成の取り組みが注目されています。しかし、いざワークショップを社内に導入しようと思っても、ワークショップの設計方法がわからなかったり、全社共通でワークショップを行いたいのに、部署ごとの事情や、社内体制など課題を抱えている企業が見受けられます。 これらの課題を解決するために考えたいのが、ワークショップのフレームワークづくりと、ワークショップのファシリテーターを育て、共通のワークショップを広範囲で行うための「ファシリテーター向けワークショップ」です。 フレームワークづくりと、ファシリテーター向けのワークショップ、この2つを実践し、成功した具体例には、どのようなものがあるのでしょうか。今回は、お台場にある日本科学未来館(以下・未来館)で行われた
2012年につくられた旧WEBサイト。中期経営計画の刷新をきっかけとした戦略の見直しを図ることとなりリニューアルプロジェクトは始動した。これまでのフォワーダー(航空貨物代理店)中心の訪問者を想定した旧WEBサイトは機能重視であったが、エンドユーザである荷主企業(航空貨物の送り主)も含めてコミュニケーション対象を広義に捉え、そこに向けた情報発信も積極的に行うという方針となった。現在もWEBサイト全体の運用担当である塚越氏は、当時の状況を次のように語る。 「ANA Cargoを指名してもらうために、私たちのことを世界に発信するコミュニケーション機会がどうしても必要だったんです。当然、WEBサイトは有効な手段だと考えました。」 しかし、リニューアル目的は顧客ターゲットの拡大だけには留まらない。この事業の価値を新しい視点で社内に広げること、ユーザからの問い合わせの質問や相談の質を今よりも上げること
国によって異なる、記号が持つ意味 突然ですが、アンケートなどにおける「◯、△、☓」の記号が、世界では必ずしも「良い、どちらでもない、悪い」では通じないということをご存知でしょうか。 A.C.O.にも国外出身のスタッフがいますが、彼らははじめ「◯、△、☓」の評価としての意味を知りませんでした。 グローバルサイトを作成する際には、記号が持つ意味を理解していないとユーザーのwebサイト体験を損なう恐れもあります。そこで、グローバルでのコミュニケーションにおける記号が持つ意味について調査しました。 「◯」と「☓」が持つ決定とキャンセルという意味 記号について考えはじめたきっかけは、Playstation®4(PS4)でした。ご存知のとおりPS4のコントローラーには◯☓△□の記号が振られています。日本のほとんどのゲームでは◯に決定、☓にキャンセルの意味を割り当てられていますが、欧米をはじめとした海外
A.C.O.では定期的にイベントをやっています こんにちは、A.C.O. Journal編集部です。A.C.O.では定期的に「A.C.O. JAM」という、全社員が参加するイベントが開催されます。 社内の情報を可視化し、カルチャーを活性化させるという目的のもと、2ヶ月に一度開催されています。 11月のイベントでは、A.C.O. Journal活動報告、7月にジョインした新入社員からの自己紹介プレゼンと、A.C.O.ブランディング活動の報告、組織づくりの取り組みと報告、COOの満尾より業績についての共有、社長からの今後の展望の話がありました。当日はSli.doというアプリを使って、発表内容についての質問やコメントがリアルタイムで行われます。毎回お菓子やお酒を楽しみながら、とても盛り上がります! 今回は11月のA.C.O. JAMの様子をレポートしたいと思います! #1 A.C.O. Jour
海外のWEB版アニュアルレポートを調査してみた こんにちは、A.C.O.編集部です。A.C.O.ではR&Dの1つとして、定期的にグローバル環境の市場調査・研究を続けています。そのなかで最近は、海外のWEB版アニュアルレポートがさらに進化してきたな、と感じたので簡単に調べてみました。 そもそも、アニュアルレポートって何のためのもの? アニュアルレポートは、企業における前年度の経営戦略や事業概況を報告するための年次報告書です。ここ数年では、CSR活動報告を取り込んだ「年次統合報告書」とする企業も増えています。そして、もっと多くの人に企業の価値を伝えるために、特に海外企業のアニュアルレポートのWEB化が加速しています。ここからは実例をもとにアニュアルレポートの特徴を見ていきたいと思います。 かなりクリエイティブな海外企業の事例 事例01:信念や情熱が伝わりやすいビデオメッセージ 海外では、多くの
※本記事は2022年8月時点までの情報に基づいた内容です。 中国国内向けWebサイトの制作には、独特な注意点がたくさんある こんにちは、プロジェクトマネージャー/ディレクターの長谷川です。 A.C.O.ではグローバルサイトや海外のリージョンサイト(特定の国や地域向けのサイト)の制作を得意としています。またその中でも、日本企業の進出割合が多いことから中国国内向けのWebサイトを制作する場合もあります。ですが、中国のWebサイト制作には独自に考慮しなければいけない点が多いため、注意が必要です。 そこで今回はWebディレクターやデザイナー向けに、中国国内向けのWebサイト制作やそのデザイン時に注意すべきことをまとめました。 中国のWebサイトは何が違うのか 中国のWebサイトが日本や英語圏のWebサイトと異なる理由は大きく2つあります。 1つ目は、国の政策による情報規制が多いことです。みなさんも
大至急といわれても…。制作者を悩ます「ナルハヤッチ」 日々忙殺されるWEB制作者の間で存在が囁かれる「WEBモンスター」を皆様はご存知だろうか。懸命に働く労働者に突如として襲いかかる者もいれば、そっと手を差し伸べてくれるありがたいヤツもいるといわれている。「WEBモンスター」ではそんなモンスターたちの攻略方法を考えるぞ。 アタフタレベル:★★★★★★★★ 突如デザイナーの前に現れ、業務を急かす「ナルハヤッチ」。WEBプロデューサーやWEBディレクターが裏から操っているという噂があるぞ。「なるべく早く」という言葉の認識のズレから優先順位を間違えるとトラブルの原因になることも。ちなみにナルハヤッチがつぶやいている「ASAP」はAs soon as possibleの略で、出来るだけ早くというビジネス用語である。 おすすめ攻略方法 「作戦をたてろ」 制作の現場では頻繁に出現するナルハヤッチ。遭遇
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