こんにちは! ベトナム料理人のキー山本です。 家でできるアジアごはんのレシピや調味料、食文化に関する情報を発信している僕が今日紹介したいのは、台湾の温かい麺料理「麺線(めんせん、ミェンシェン)」風の「ホルモンにゅうめん」です。 麺線は屋台や食堂など台湾のあちこちで食べられる定番メシで、そうめんのような小麦粉の細い麺を、とろみのついたかつおだしスープで煮込んだもの。麺はしっかり乾燥させているので長時間煮込んでも崩れません。かつおだしのやさしい風味がどこか懐かしく、日本人にも食べやすい味付けです。 昔働いていた中国料理店で、台湾人のスタッフさんが賄いで作ってくれたときには、麺線は麺料理だけれどレンゲですくって食べなさい、と教わったのを今でも覚えています。 麺線は合わせる具材で名前が変わりますが、今回は豚のホルモンと一緒に煮込んだ大腸麺線をイメージ。スープにはかつおぶしで風味をプラスして、麺線は