新型コロナウイルスの感染がアジアで拡大している。韓国メディアによると、中国、香港、シンガポールに続き、タイでも感染者が増加傾向にあり、現地の医療関係者から懸念の声が上がっている。 韓国紙の朝鮮日報(日本語電子版)は21日、香港では最近1カ月の新型コロナ関連の死者数が約30人となり、感染率はこの1年間で最も高い13.66%に上がっていると伝えた。中国本土でも陽性率が上がり、今月に入ってからはシンガポールでも感染者と入院者が増加しているという。 また、タイのバンコク・ポスト紙(電子版)は19日、タイ保健省疾病管理局(DDC)が「今月11〜17日の新型コロナの感染者は3万3030人で、前週の約1万6000人に比べて2倍以上に増えた」と報じた。医療従事者から「懸念すべき状況」と感染拡大を指摘する声が上がっているという。 他方、日本では28日、神奈川県寒川町教育委員会が町立旭が丘中の3年生について、