大阪に本部を置く唯一の国政政党「日本維新の会」創設者の橋下徹氏が、自身のX(旧ツイッター)上で党執行部の国会議員批判を繰り返している。馬場伸幸代表(衆院大阪17区選出)らの政治手法を、夜の会食で築いた人脈に頼る「飲み食い政治」と指弾。党の代表選(17日告示、12月1日投開票)に立候補する吉村洋文共同代表(府知事)も出馬会見で、こうした考えに同調した。橋下氏が政界から身を引いて今年12月で9年となるが、古巣への影響力は小さくない。 「国政維新馬場・藤田前執行部は政策活動費での政治家の飲み食いも永田町では必要不可欠と言い続けた。そして国政維新は無党派層に見捨てられた」「大阪維新も情けない。なんで藤田前幹事長の年間6000万円の政策活動費の厳格チェックくらいできないのか」(いずれも13日投稿、原文ママ) 橋下氏は10月の衆院選後、馬場氏ら党執行部の国会議員批判をX上で繰り返す。衆院選で維新は府内