衆院選(15日公示、27日投開票予定)を控え、野党第1党の立憲民主党が山本太郎代表率いるれいわ新選組から刺客を送り込まれる事態となった。自民党が裏金問題の公認問題でドタバタの中で、野党も混乱している。 れいわは7日、衆院選で17人の追加公認候補予定者を発表した。注目は首相官邸前での脱原発デモなどを主導したミサオ・レッドウルフ氏が、立憲の野田佳彦代表の千葉14区、辻村ちひろ氏が枝野幸男最高顧問の埼玉5区、大林正英氏が安住淳元財務相の宮城4区から出馬することになった。 野田氏が自民党の裏金議員の選挙区を中心に野党候補の一本化を呼び掛けている最中で、れいわは野党共闘に水を差すどころか、大将のクビを取りに本丸に切り込むことになる。刺客を立てる真意を山本氏は「民主党はほとんど自民党と変わらない。消費税の増税、武器輸出、国内での武器製造などの道を開いてきたのは民主党。過去の亡霊たちが絶賛活躍中で、代表