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アメリカ大統領選
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2024年3月11日、三菱電機鎌倉製作所で公開された先進レーダ衛星「だいち4号」。上部に白く見えるのが、電波を送受信する合成開口レーダ「PALSAR-3」。5枚におりたたまれている状態だが宇宙空間で開くと高さ3.6m×幅10mになる。 令和6年は最大震度7を記録した能登半島大地震で幕をあけた。近年、地震や水害など様々な災害が頻発している。発災後は迅速な被害状況の把握が必要だし、可能な限り異変の兆候を早期に発見したい。例えば火山噴火前に避難できれば、被害を格段に減らすことができる。実際、「だいち2号」は2015年6月に発生した神奈川県箱根山の噴火で、噴火前の地面の隆起をとらえ、避難活動に役立てられたという。 このだいち2号の後継機でさらに進化したのが、6月30日に打ち上げられる予定の先進レーダ衛星「だいち4号」だ。だいち2号も4号も、合成開口レーダ(SAR)と呼ばれる技術で地球を観測する衛星
バリバリ働いてお金を稼げば、人は幸福になれるのか。おそらく多くの人が一度は考えたことがあるだろう。生活するにはお金が必要だが、遮二無二働いて収入が高ければ高いほど幸せになれるのか。インターネットで拡散している「メキシコ人漁師の物語」を通じて、「働き方と幸せ」について考えてみたい。 小さな漁船がメキシコの小さな島に着いた。 休暇で港にいたアメリカ人の観光客が、船から下りてきたメキシコ人漁師に尋ねた。 「大漁だね。どれくらい海に出ていたの?」 「昼の数時間だけだよ」 返答に驚いたアメリカ人は「もっと長い時間、漁をして、いっぱい捕まえればいいじゃないか」と提案すると、漁師は「なんでそんな必要があるのさ。これで十分食べていけるよ」と答えた。 「それなら、漁をしていない時間は、何をしているんだい?」とアメリカ人。 漁師は「ゆっくり起きて、家族と時間を過ごすんだ。夜は友人とバーで飲んで、ギターを弾きな
2024年2月17日9時22分、H3ロケット試験機2号機は閃光を放ち、飛び立った。種子島に広がる青空の中、宇宙を目指しまっすぐ上昇していく。ものすごい振動がおなかに伝わる。しばらくしてバリバリバリと空気を引き裂く轟音が届くが、自分の胸の鼓動の方が大きいかもしれない。約1年前の記憶がよぎり、「まだ安心できない」とそのドキドキは大きくなる。 約1年前、2023年3月7日のH3ロケット試験機1号機の打ち上げも、同じ場所でファインダーを覗いていた。リフトオフ後、新規開発した第1段LE-9エンジンの燃焼を見届け、成功を確信した直後に訪れた、まさかのトラブル。従来のロケットで使われ信頼があったはずの第2段エンジンが着火せず、H3ロケットは指令破壊された。その「魔の時間」を乗り越えて、搭載した衛星を軌道投入させるまで油断できない。そんな緊張したムードが、種子島宇宙センター竹崎展望台に集まったプレスの間に
SLIM着陸直前に放出された超小型ロボットSORA-Qが撮影したSLIMと月表面。SLIMがエンジンを上にして逆立ちのような状態になっていることがわかる。宇宙開発史に刻まれる画像だ。(提供:JAXA/タカラトミー/ソニーグループ(株)/同志社大学) SLIMが約9日間の眠りから、ついに目覚めたー!!! 世界初のピンポイント月着陸に成功した小型月着陸機SLIMは何度、世界を驚かせるのだろう。1月20日0時20分、SLIMは月着陸に成功。だが太陽光が電力を発生していないことが判明。着陸直前に異常事態が発生したSLIMは、想定と異なる逆立ち状態で着陸、太陽電池パネルが西側を向いていたために太陽光が当たらなかった。 太陽が移動するにつれて太陽電池に日が差し、SLIMが目覚めることが期待されてから約9日。ついに1月29日朝(日本時間)、SLIMとの通信が復活、科学観測を再開したことが明らかに!まず観
発射約6秒前、第一段エンジンがスタートすると推進薬の液体酸素と液体水素が反応してできる水蒸気の高温ガスと煙道に噴射されている水が混ざって、白煙が広がった。誰もが離昇を疑わなかった。種子島宇宙センター竹崎展望台から撮影。 「10.9.8.7……」 カウントダウンが10秒を切った。待ちに待った瞬間がいよいよ訪れる。日本の新型ロケットH3ロケットが2023年2月17日午前10時37分55秒の打ち上げに向け、着実に時を刻んでいた・・はずだった。 全長57mのH3ロケット試験機1号機が屹立するJAXA種子島宇宙センター大型ロケット第2射点は、プレスが取材する竹崎展望台から約3.6km。打ち上げ予定時刻6.3秒前、第1段LE-9エンジンに着火。白煙がもくもくと立ち上がった。 「くるぞー!」。プレス席にはカシャカシャカシャというシャッター音が響きわたる。DSPACE取材班も離昇の瞬間を見逃すまいと、ファ
複数の当社家電製品における情報漏えいの脆弱性 公開日 2022 年 9 月 29 日 最終更新日 2023 年 10 月 26 日 三菱電機株式会社 ■概要 三菱電機製の家電製品に、HTTP 接続で Basic 認証を使用していることに起因する、情報漏えいの脆弱性が存在することが 判明しました。HTTP 接続で Basic 認証を使用すると、ローカルネットワークに侵入した第三者が盗聴により認証情報(ユーザ名、 パスワード)を入手できる可能性があります。第三者への認証情報(ユーザ名、パスワード)の漏えいは不正アクセスにつながりま す。この脆弱性を悪意のある攻撃者に悪用された場合、結果として製品が保持している情報の漏えい又は改ざんが発生したり、 当該製品がサービスの停止(DoS)状態に陥る等の可能性があります(CVE-2022-33321)。 三菱電機製の家電製品は、一部機能に HTTP 接続
調査委員会による 調査報告書 2021年7月2日付「当社の品質風土改革に向けた取り組みについて」にて公表のとおり、当社は社外弁護士を委員長とする調査委員会を設け、監査委員会と連携しながら、社外視点を入れた実態解明を行っております。これまでに調査委員会から受領した調査報告書全文は下記リンクをご参照ください。 2022年10月20日 当社における品質不適切行為に関する調査結果について(第4報・最終報告) 調査報告書(要約版) 調査報告書 2022年5月25日 当社における品質不適切行為に関する調査結果について(第3報) 調査報告書(要約版) 調査報告書 2021年12月23日 当社における品質不適切行為に関する調査結果について(第2報) 調査報告書(要約版) 調査報告書 2021年10月1日 当社における品質不適切行為に関する調査結果について(第1報) 調査報告書(要約版) 調査報告書
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/news/2022/pdf/0525-b1.pdf
三菱電機株式会社は、太陽光と紫外線硬化樹脂を利用して、打ち上げ後に宇宙空間で造形物を製造中に支えるサポート材が不要な3D積層造形により、人工衛星用アンテナを製造する技術を開発しました。 近年、民間事業者による人工衛星をはじめとする宇宙機器打ち上げビジネスが立ち上がりつつある中、従来の政府機関等が主導する大型の人工衛星だけでなく、研究機関や民間企業が主導する数十センチサイズの小型の人工衛星が登場しています。 人工衛星のアンテナは、高利得かつ広帯域幅であることが求められ、開口を大きくする必要があります。これまでのアンテナは、打ち上げロケットのフェアリング(流線形の覆い)サイズや人工衛星のサイズの制約を受けて、あらかじめ格納可能な大きさで整形しておくか、折り畳んで格納して人工衛星軌道上で展開していました。また、打ち上げ時や軌道投入時の振動や衝撃に耐えられるようにする構造も必要でした。 今回、3D
ISS「きぼう」日本実験棟で作業をする星出彰彦宇宙飛行士。2008年の初飛行で「きぼう」船内実験室をとりつけ暖簾を掲げた。「初飛行ではまっさらな状態だったが、かなり活用されている。全人類の夢を実現できる場」。(提供:NASA) 宇宙滞在約200日を終え、2021年11月9日、星出彰彦宇宙飛行士が帰還した。4月23日に飛び立ってからの約半年間、地上では新型コロナウィルスの蔓延、スポーツの祭典、民間宇宙旅行が次々成功するなど様々な出来事があった。 ISS(国際宇宙ステーション)の半年間も色々な事があった。星出飛行士は3回目の宇宙飛行となるベテラン飛行士で、約5か月間にわたりISS船長を務めた。多種多様な実験、新型太陽電池パネル設置のための船外活動、ISSのネットワーク環境のアップグレード作業など大忙しの日々だったが、築20年以上のISS史上の「緊急事態」が起こったのは2021年7月末のことだっ
月が美しい季節です。10月18日は十三夜で「後の月」または「栗名月」とも呼ばれる。「中秋の名月」と合わせて十三夜にもお月見をするのは、日本独自の文化。二つの名月を「二夜(ふたよ)の月」と呼ぶのは、以前の記事で紹介しましたね。 さて、その月に再び人類は降り立たとうとしている。米国が中心となり欧州、カナダ、日本などが参加する「アルテミス計画」だ。日本人が月面に降り立つ可能性もある。そして民間企業も2022年以降、次々と月着陸を実現しようとしている。38万Kmの距離を超え、地球から「月見」をすると同時に月から「地球見」する日は遠くない。まずは、アルテミス計画の全体像や日本の役割についておさらいしていこう。 アルテミス計画とは? アルテミス計画の「アルテミス」とはギリシャ神話に登場する「月の女神」であり、アポロの双子とされている。2019年にNASAが発表した計画によると、2024年に米国人女性飛
https://www.MitsubishiElectric.co.jp/news/2021/pdf/1001-b1.pdf
三菱ブレッドオーブン TO-ST1-T 目指したのは、パン焼き窯から取り出し た「焼きたて食パン」のおいしさ。
レイリー散乱を発生させる光散乱体を用いた青空を模したパネルで、開放的で奥行き感の ある青空を表現し、フレーム部の三面を光らせ、残り一面を影の様にする※ことで、自然な太陽光の差し込み感を演出します。フレームから出る光で一般的な照明器具と同等の明るさを確保します。 ※壁埋込形はフレーム部が二面点灯、影が二面となります。 レイリー散乱とは? 青空の原理です。 大気圏に太陽光が入射する際に大気を構成している分子によって発生する現象で、波長の短い青い光が波長の長い赤い光よりも強く散乱されるので、昼間に地上から見上げる空は青く見えます。 misolaはこのレイリー散乱を応用し、光散乱体を用いたパネルにLED光を照射することで、開放的で奥行感のある青空を表現しています
晴れやかな空は、 時には癒しを、安らぎを、集中を与えてくれる。 空間を明るくするだけの照明とは 違うものをつくりたい。 照明で、新しいアイディアが生まれる。 新しいコミュニケーションが生まれる。 空間に新しい価値が生まれる。 青空照明「misola(みそら)」で青空を日常に。 about misola 「まるで本物の青空」を 様々な空間に 空が青く見える原理を照明器具に応用し、 奥行き感のある、まるで本物の青空を室内空間にお届けします。
1970年、世界で初めて、紙でできた熱交換形換気機器(静止形)として、開発・発売したロスナイ。CO2(温室効果ガス)削減とエネルギー削減(節電)に貢献します。換気の重要性の注目が高まる昨今、お客様の「換気の困りごと」を解決し、ワンランクアップした室内環境に貢献する換気機器です。
小惑星探査機「はやぶさ2」が帰還した。コロナ禍の日本にとって、久しぶりといってよい明るいニュースであろう。 「はやぶさ」初号機とは違い、「はやぶさ2」は地球大気に突入せず、サンプルの入ったカプセルだけを地球に届けた。探査機本体は、カプセルを切り離した後、地球をかすめるように通り過ぎ、別の小惑星を探査すべく新たな旅へと出かけて行った。 2020年12月6日、オーストラリアのウーメラ砂漠では、現地入りした回収班によって、大気圏で減速し、軟着陸した「はやぶさ2」のカプセルが無事回収された。ウーメラ砂漠に聞き覚えのある方もおられるかもしれない。10年前の2010年6月、「はやぶさ」初号機がサンプルを届けたのも、このウーメラ砂漠であった。 砂漠の早朝は美しい。僕も調査で毎年のようにゴビ砂漠に出かけているが、朝の冷え切った空気、果てしない地平線、雲切れ一つない薄明けの空に、紅茶で暖まった自分の白い息が
それは、文通のようなメッセージ。以前からAIの可能性に注目していたアーティスト、カヒミ・カリィさんと、三菱電機の研究者集団「Hello,AI Lab」が、AIについて語り合いながら、発見や気づきをやり取りするコラムです。 カヒミ・カリィ ミュージシャン、文筆家、フォトグラファー。フランスのサラヴァレーベル50周年アルバム「50ans de Saravah」参加。エッセイ『小鳥がうたう、私もうたう。静かな空に響くから』(主婦と生活社)、フランスの絵本翻訳『おやすみなさい』(アノニマ・スタジオ刊)。アメリカの書籍翻訳「サンタへの手紙」(クロニクルブックス・ジャパン)。2018年、自身の子育て記録『にきたま』(祥伝社)など。雑誌『veggy』でフォト&エッセイ連載。東京、パリなどを経てアメリカ在住。 Hello,AI Lab 最先端技術を研究・開発している、三菱電機のエキスパート集団。「AI技術
必要換気量の求め方は、部屋の種類や用途などにより異なりますが、大きく分けて建築基準法に定められる方法と、部屋の必要換気回数から求める方法、室内の汚染進度から求める方法などがあります。 1. 1人当りの占有面積から求める方法 2. 床面積当り必要換気量に基づく方法 3. 室内に発熱量(kW)がある場合の求める方法 4. 必要換気量の計算式(その他の例) 右式は建築基準法施行令第20条の2第2号に基づいています。 上式の「20」は20(m3/h・人)の意味であるが、この根拠は成人男子が静かに座っている時のCO2排出量に基づいた必要換気量です。 1人当りの占有面積が10(m2)を越える場合は、10(m2)でよい。
前回は、7月2日午前2時半過ぎに突如流れた大火球を、天体写真・天体映像界のカリスマ・KAGAYAさんがどうやって撮影に成功したかを紹介しました。今回はKAGAYAさんの5冊目の写真集「天空への願い」から「こんな写真、どうやって撮るんだろう」と私が驚いた写真の撮影エピソードや、世界中の星空と向き合うKAGAYAさんが感じたことを伺っていきます。 —新しい写真集「天空への願い」には神々しさすら感じます。どんな狙いがありましたか? KAGAYAさん: 古来の人たちが夜空に願いや祈りを捧げてきたように、天空に対する『畏敬の念』を表現する写真集にしようと思いました。今までの写真集との大きな違いは、カメラの性能も印刷技術もよくなって、光や色の表現が綺麗に出せるようになったことです。光が天空から差し込んで、願い事を叶えられるようなイメージで作りました。
2020年7月2日午前2時32分、東京上空に流れた大火球をKAGAYAさんが撮影。大火球の解説と軌道についてKAGAYAさんが作成した動画。撮影・CG KAGAYA。(提供:KAGAYA) 7月2日午前2時30分過ぎ、突然、関東上空で響いた轟音で飛び起きた人は多かったのではないだろうか。私もその一人。「いったい何事?」と動揺しつつ、即座に星景写真家・プラネタリウム映像クリエイターとして大人気のKAGAYAさんのツイッター@kagaya_workをチェック。「火球!」「轟音!」とのツイートにほっとする。 先ほど、2020年7月2日、02:32、東京上空に非常に大きな火球(おそらく明るい流星)が西から東へ流れました。数分後に室内でも聞こえる轟音が聞こえましたが関係があるかもしれません。映像は実際のスピードで再生されます。ベランダからの撮影です。 pic.twitter.com/eCYqr8uU
新型コロナウイルス(COVID-19)が世界中で猛威を奮っている。渡航制限や外出禁止など、移動を制限され、多くの人たちが限られた物資で「家」という閉鎖環境に閉じこもる状況は「宇宙生活」に似ている点があると言えないだろうか。ならば、宇宙滞在や南極越冬隊などの経験からこのストレスフルな状況を乗り切るヒントが得られるかも・・そう思って相談したのが、DSPACEではおなじみ極地建築家の村上祐資さんだ。 村上さんは米国ユタ州やカナダ北極圏の模擬火星基地(MDRS、FMARS)にのべ160日、第50次南極越冬隊員として15か月間南極に滞在など、極地での生活経験1000日を超える閉鎖隔離環境のスペシャリストである。言わば「閉じこもりのプロ」と言っていい。 そんな村上さんに新型コロナウイルスをめぐる現状をどう見ているか尋ねた。「まず、火星模擬実験や南極越冬隊などの閉鎖環境と、新型コロナウイルスの対策の一つ
三菱電機株式会社は、開放的で奥行き感のある青空を模したパネルと自然な太陽光の差し込み感を表現するフレームを組み合わせた独自構造により、室内空間で奥行き感のある青空と自然な光を表現する新しい照明器具「misola(みそら)」を2020年10月に発売します。オフィス、病院、福祉施設などの快適性向上に貢献します。 青空を模したパネル※1と発光フレームにより、奥行き感のある青空と自然光を表現 レイリー散乱※1を発生させる光散乱体を用いた青空を模したパネルで、開放的で奥行き感のある青空を表現 フレーム部の三面を光らせ、残り一面を影の様にすることで、自然な太陽光の差し込み感を演出 フレームから出る自然な光で一般的な照明器具と同等の明るさを確保 ※1大気圏に太陽光が入射する際に大気を構成している分子によって発生する現象。波長の短い青い光が波長の長い赤い光よりも強く散乱されるので昼間の空が青く見える 複数
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