(写真)女性の社会的自立をめぐる課題と支援について東京都社会福祉協議会が開いたパネルディスカッション=18日、東京都北区 配偶者の暴力、離婚による家庭の破綻、失業による困窮などのさまざまな事情で、社会生活を送ることが困難になる女性が増えています。このほど都内で開かれた女性の社会的自立にともなう課題と必要な支援についてのパネルディスカッションでは、女性や児童を保護・支援する施設、民間団体のネットワークづくりの必要性が強調されました。 主催したのは、東京都社会福祉協議会児童部会リービングケア委員会(春日明子委員長)。児童養護施設や自立援助ホームなどの職員、学生ら81人が参加しました。 児童養護施設調布学園の指導員・高橋美帆さんは、中学卒業後の就職や高校の中途退学により児童養護施設退所となった子どもの暮らしを聞き取りで追跡し、支援してきました。 子どもたちは退所によって年齢不相応な自立を強いられ