日本共産党の志位和夫委員長は3日、神奈川と埼玉を駆け巡り、街頭5カ所で県議選・政令市議選・神奈川県知事選の勝利へ応援演説を行いました。東日本大震災の被災者救援と復興、原発への対応に国の総力をあげてとりくむ中で日本社会の新しい発展を切り開こうと呼びかけると、次つぎに足をとめて各所の歩道に連なった聴衆から大きな拍手がわき起こりました。 家を失った被災者への個人補償の上限300万円を抜本的に引き上げるという党の提起に対し、菅直人首相が党首会談で「引き上げが必要」と答えたことを報告した志位氏。「今度の災害では従来の土地に家を建てるわけにいかない場合もあるでしょう。山を切り開いて街をつくる場合もあるでしょう。そのことを考えると文字通りの大幅引き上げが必要だと思います」と述べ、全国で声をあげていこうと呼びかけました。 神奈川県政は自民・民主・公明の「オール与党」のもと、住民税が全国2位の高さなのに福祉