(写真)500人以上が参加した「東京大空襲を語り継ぐ集い~東京大空襲・戦災資料センター開館13周年~」=8日、東京都江東区 東京大空襲から70年の今年、「東京大空襲を語り継ぐ集い~東京大空襲・戦災資料センター開館13周年~」が8日、東京都江東区の江東区文化センター・ホールで行われ、500人以上が参加しました。 1945年3月10日、約300機の米軍爆撃機B29によって東京の下町は一夜にして焦土と化しました。推定10万人以上の市民が犠牲になったと言われています。 当時、城東区(現江東区)第一大島国民学校で2年生の担任をしていた田近治代さん(88)が、もんぺ姿で登壇。田近さんは当時、千葉県の市川に住んでおり、空襲を逃れましたが、学校の教え子全員を失いました。「あたり一面の死臭で息ができなくなりました。人や馬の焼死体につまずきながら子どもたちを探しましたが、会えることはありませんでした」 田近さ