被災者の苦境をよそに退陣時期をめぐり菅直人首相と民自公3党が政争に明け暮れ、22日に会期末を迎える国会が会期延長すら決められない事態に陥っています。(国会取材団) 民主党は21日、会期延長幅を提示するために午前中に予定されていた与野党書記局長・幹事長会談を2回も延期したあげく22日への先送りを各党に通知しました。 3党幹事長が談合 自民党の逢沢一郎国対委員長は21日、党の会合で「民主、自民、公明3党幹事長の間では国会を50日間延長し、第3次補正予算案は新しい首相が対応することで合意していた」と暴露。しかし、「菅首相と民主党執行部の間で折り合えないということだ」と述べ、首相と民主党執行部の調整がつかなかったために合意が立ち消えになったことを示唆しました。 もともと、民主党の岡田克也幹事長は20日夜の与野党書記局長・幹事長会談で、延長の理由について第2次補正予算をあげたものの、具体的な会期幅は