日本共産党の井上哲士議員が28日、参院本会議で行った2014年度補正予算財政演説に対する代表質問は以下の通り。 許されない「イスラム国」の蛮行――人命優先で解決を 質問に先立ち、いわゆる「イスラム国」とみられる集団による残虐非道な蛮行を厳しく非難するものです。人質とされていた湯川遥菜(はるな)さんを殺害したとしていますが、絶対に許されません。新たな投稿があった後藤健二さんの解放を強く求め、政府に対し、人命最優先で解決するためにあらゆる努力を尽くすことを求めるものです。 国民多数が反対の問題「虚構の多数」で強行か 今国会は総選挙後に初めて開かれるものでありながら、総理が国政にどう臨むかを示す所信演説が行われないことは重大です。そこで私はまず、総理の基本姿勢について質問します。 総理は昨年の解散を「アベノミクス解散」と呼びました。ところが総選挙で与党が多数を得ると、「この道しかない」としてあら