米軍普天間基地の即時閉鎖・撤去をめざす恒例の新春自動車デモが3日、沖縄県宜野湾市で行われました。「普天間基地の無条件全面返還」などと書かれたノボリや横断幕をつけた約40台が同基地を1周パレード。「即時返還」「訓練やめよ」などと訴えました。 毎年、新年の3日に行われている同デモは、今回で28回目。民商や新婦人、平和委員会、民青同盟など宜野湾市の民主団体などでつくる「普天間基地撤去をめざす宜野湾市民協議会」が主催。出発集会には、安里猛市長も出席し、日本共産党は赤嶺政賢衆院議員はじめ県議ら多くの地方議員が参加しました。 安里市長は参加者に謝辞をのべ、「普天間基地問題が解決しないのは、日米両政府が沖縄に新たな基地を押し付けようとした間違った施策にあった。海兵隊の即時撤退こそが両政府のとるべき道」と指摘。「負担軽減というなら、安全基準も満たさない好き勝手な基地運用こそ大きな間違い」と強調しました。