「衆議院選挙制度に関する各党協議会」の初会合が19日、国会内で開かれ、協議会の名称と構成を確認し、次回21日に各党の考え方を表明することを決めました。 協議会座長の樽床伸二氏(民主党幹事長代行)は衆院選挙制度について「各党に意見の違いはあるが、まずテーブルにつき議論を始めたい」と述べました。 日本共産党の穀田恵二国対委員長は「選挙制度をどうするかは民主主義の土台そのものであり、すべての党が参加して協議することが当然だ」と表明。議論の進め方について「大きな政党が結論を一方的に押し付けることがあってはならない。選挙制度は国民の基本的権利の問題であり、議論を公開し、選挙制度についての国民的議論とあいまって、協議を進めていくことが重要だ」と強調しました。 これに対し、樽床氏は「多数決で決めるものではない」と答えました。 協議会終了後、記者会見した穀田氏は、「現行選挙制度の最大の問題は、民意の反映を