大手メディアの暴走が止まりません。野田内閣が掲げる消費税増税計画の断行をいっせいに迫り、今やらないと「財政が破たんする。社会保障制度が崩壊する」と国民を脅し、あげく反対世論を「逆風」よばわりしています。メディアが「権力の監視」の役割を放棄し、時の政権のお先棒を担ぐ暴走をしたとき、国民にとっていいことは一つもありませんでした。「しんぶん赤旗」は、この暴走に正面から立ちはだかり、真実の報道を続けてきました。2月1日は「赤旗」創刊84周年。その歴史を振り返ってみると―。 小選挙区制 「政治改革」と称し推進したが 民意ゆがめ政治が劣化 「逆転成立に全力をつくせ」「トップ会談を実現させ、決着を図れ」―1994年1月21日、細川「非自民」内閣が強行をはかった小選挙区制導入法案が参議院で否決されたことを、大手メディアは悔しがり、結論を覆すための大キャンペーンをはじめました。 国会審議を通じてさまざまな問
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