日本「微妙な時だから交流が大事」 中国「平和築く今日が私の第一歩」 韓国「歴史的事実認められる場を」 日本・中国・韓国の中高生約100人が毎年夏、戦跡を巡るフィールドワークや討論を通じて、ともに学び、語り合っています。「東アジア青少年歴史体験キャンプ」です。13回目の今年は韓国・忠清南道(チュンチョンナムド)で5~10日まで開かれました。同行取材しました。(仁田桃) 今年は日本と中国が韓国の支配権をめぐって争った日清戦争(1894年)から120年。キャンプのテーマは「東アジア、1894葛藤を乗り越え、2014平和を唱える」です。生徒たちは、日清戦争のきっかけにされた朝鮮の農民の蜂起・東学農民運動(甲午農民戦争)や日清戦争関連の戦跡を歩きました。 日本軍によって数千人の農民軍が殺された牛禁峙(ウグムチ)峠と、東学革命軍を追悼する塔も見学。このたたかいで農民軍は壊滅的な打撃を受け、解散しました
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