南アジアを歴訪中の安倍晋三首相は7日午後(日本時間同)、スリランカを訪れ、ラジャパクサ大統領と会談しました。第2次安倍政権下での訪問国は49カ国目。小泉純一郎元首相の48カ国を上回り、歴代政権で最多となりました。 首相は就任以来、「地球儀を俯瞰(ふかん)する外交」を掲げてきました。24年ぶりとなる今回のスリランカなど久しぶりの訪問や、7月下旬のトリニダード・トバゴ、コロンビアなど、日本の首相として初めて訪問した国も目立ちます。 安倍首相の外遊がハイペースで進んだため、今年度は予算が枯渇。このため、外務省は来年度概算要求で、首相や外相らの外国出張旅費について、前年度当初比7割増の16億3000万円を計上しました。また、防衛省概算要求では、首相の外遊などで使用する政府専用機を買い替えるため、542億円を計上しています。 安倍外交で目立つのは、大企業関係者を多数引き連れて日本企業の商品を売り込む
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