死者6434人、家屋全半壊(焼)約47万世帯という甚大な被害となった阪神・淡路大震災(1995年1月17日)から、17日で丸20年を迎えます。 阪神・淡路では、20年たったいまも被災者の困難が続きます。 借り上げ復興公営住宅入居者が退去を迫られている問題では、早いところでことし9月までと、入居期限が近づいており、継続入居を求めるたたかいがヤマ場を迎えています。復興公営住宅の孤独死は昨年も40人に上り、仮設住宅も合わせ累計1097人に達しました。 被災者が長年苦しんできた災害援護資金の返済では、昨年3月に国が「無資力状態」なら返済免除と表明。対象をどこまで広げられるかが焦点です。 16日から追悼の催しが各地で始まっており、17日は地震が起きた午前5時46分から阪神・淡路のすみずみで追悼行事が無数に行われ、被災地は犠牲者への哀悼の祈りに包まれます。 諸団体が集まる阪神・淡路大震災救援復興兵庫県
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