【ネピドー=松本眞志】第24回東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が11日、議長国ミャンマーの首都ネピドーで開かれました。 首脳会議 議長国よびかけ 開会式では、ミャンマーのテイン・セイン大統領があいさつ。「ASEAN共同体設立のために、残された任務をやり遂げる努力を強める」とのべ、域内外の安全保障、自然災害での人道援助、気候変動問題など諸問題で各国の結束した対応を呼びかけました。 また、3月にフィリピンのミンダナオ島で40年以上続いたイスラム系住民らによる武力紛争での和平合意について、「重要な成果だ」と強調。当事国フィリピンやマレーシア、インドネシアなどASEAN諸国の努力を評価しました。 会議では、テイン・セイン氏は南シナ海問題を念頭に、「域内で、結束して平和と安定、経済的繁栄のために努力する」ことを各国に呼びかけました。 中国との領土問題を抱えるフィリピンのアキノ大統領は、会議に
![南シナ海の平和と安定/ASEAN結束し努力](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8510216a130e7d5e9d1c2a4860958f4849328594/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.jcp.or.jp%2Fakahata%2Fweb_img%2Fakahata-kakusan.jpg)