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アメリカ大統領選
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日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 ハーレーダビッドソン Harley Davidson は、おそらく世界でもっとも有名なオートバイ専業メーカーであろう。1903年の創業から110年、どっしりとした大型バイクだけをひたすら作り続けている。 アメリカの荒野をバックに、いかにも「アウトロー」っぽい風貌の男たちが、さっそうと走り抜けていく、という構図は誰もが目にしたことがあるのではないだろうか。もちろん、タバコはマールボロだ(笑)。 映画「イージーライダー」より。 ハーレーの大きな特徴は、その「カスタム化(改造)」である。日本を含め、世界中に「ハーレーのカスタム化専門店」が多数存在し、ありとあらゆるパーツやアクセサリーを販売している。いわば「改造車があたりまえ」、「改造していないハーレーなんてカッコ悪い」という世界なのだ。
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 祝・ドイツ代表!! ■DFB News from Brazil: Episode 1 Match Insights より。 http://www.youtube.com/watch?v=RcqA3qqBaPc 地元ブラジルを粉砕し、アルゼンチンをも退けて、通算4回目のワールドカップ優勝を飾ったドイツ代表チーム。 その、驚くほどに統一・徹底されたチーム哲学と、それを支えたビッグデータ技術は、ドイツ優勝とともに全世界に知れ渡ることとなり、それを解説した記事の数も日本語だけでも数えきれないほどだ。 そこで本稿では、流行りの”まとめサイト”風にそうした記事を紹介していくことにする。 ------------------------------ まずはこの記事。月曜日朝のドイツ優勝から数時間と
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 アメリカの「古都」ボストン。 17世紀の清教徒の入植に端を発する、アメリカでは最も歴史のある都市のひとつであり、京都市の姉妹都市でもある。 ボストン市のWebサイトより。 行政区域としての「ボストン市」 City of Boston の人口は65万人で、米国の都市としては24番目。ただし、近郊を含めた大ボストン都市圏の人口は468万人で全米10位、さらに概ね”通勤圏”と見なされるボストン合同統計地域の人口は800万人に迫り、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ワシントンDC、サンフランシスコ・サンノゼに次ぐ全米6番目の大都市である。 ハーバード大とマサチューセッツ工科大(MIT)を筆頭に100近い大学を擁し、アカデミア、医療、金融・保険、ハイテク、観光など多くの産業の中心地となってい
ワールドカップ2014ブラジル大会の開幕まであと2週間たらず、いよいよ盛り上がりを見せるサッカーが本日のテーマである。 選手のパフォーマンスを細かく記録し、それを分析する、という取り組みは、すでにさまざまなスポーツにおいて行われている。中でも野球、アメリカンフットボール、バスケットボールは、プロスポーツとして人気が高くファンが多いことに加え、チーム競技にも関わらずプレイの独立性が比較的高い(プレイを個人ごとに明確に記録しやすい)ため、「データの記録と活用」はその黎明期から行われてきた。 たとえば野球における個人賞はその典型である。 バッターとしては打率、打点、ホームランの”3冠”がよく知られているが、ほかにも出塁率、長打率、得点率、さらには「得点圏打率」「対左投手打率」「東京ドームでの打率」「1点差以内で競っているときの打率」などなど、状況を絞り込むことでさまざまなバリエーションが可能であ
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 当ブログをご覧いただいている方であれば、SAP HANAそのものについての説明はほぼ不要であろう。SAPが約3年前に発売して以来、従来のデータベースの数千倍~数十万倍というとてつもないスピードによって、IT業界全体に革命をもたらしつつあるインメモリー・データベースである。 HANAはデータベース・プラットフォームなので、HANAの速さは、実際にはその上で動くアプリケーションの速さとして現れる。つまり今まで使っていた業務アプリケーションをHANAに乗せ替えると、それだけで数千倍の速さで処理が終わったりする、ということである。数千倍、と言われてもにわかにはピンと来ないかもしれないが、たとえば3600倍とすると、これまで1時間かかっていた処理が1秒で、24時間かかっていたバッチ処理が24秒
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 ベクテル Bechtel は、エンジニアリングおよび建設業界における世界最大手のひとつである。従業員53,000人、年間売上高は379億ドル(約3.8兆円)。 本社サンフランシスコの他、東京を含む世界50か国にオフィスがある。日本でも大型工事を手掛けており、代表的なものでは関西国際空港、アクアライン川崎人工島、日本原燃六ヶ所再処理工場などがある。 日本のエンジニアリング業界で、日揮、千代田化工建設、東洋エンジニアリングの上位3社を通称「エンジ三社」と呼ぶが、この3社の連結売上の合計が1兆円弱なので、ベクテルの規模の大きさがわかる。 ENR誌のランキングでは15年連続で Top Contractors の第一位に選出されている。 http://enr.construction.com/
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 ※2013年6月追記: 下記の動画がリリースされました。ARIのビジネスに対するHANAの貢献がより分かりやすく説明されています。英語オンリーですがご参考まで。 ■ARI: Driving Forward with SAP (3:20) http://www.youtube.com/watch?v=xtFTaLWv8Is ----- ARI(Automotive Resources International)は、おもに北米で事業を展開する、フリートマネジメント(車両管理)最大手企業のひとつである。 そのARIのCIOであるスティーブ・ヘンドル Steve Haindl 氏が、コンステレーションリサーチの2012年スーパーノヴァ(超新星)賞(Data to Decision部門)を受
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 前回まではこちら。 リテールの歴史を塗り替える!? SAPプレシジョン・リテーリング~その1 チラシ・値引きなしで売る!SAPプレシジョン・リテーリング~その2 ■費用対効果のはっきりしないO2O ここ半年ほど、マーケティング畑を中心に、「O2O」というキーワードが流行っている。Online to Offlineの略で、オンラインつまり主にスマホを使っている消費者を、オフラインつまりリアル店舗に誘導しようとする施策の総称だ。 たとえばこちらのサイト(p1~p2)では詳しく、かつ分かりやすく解説されている。 ■スマホ技術者も知らないと損する「O2O」の基礎知識 (@IT 2012年9月7日号) しかし筆者のような、すぐ「その裏側にあるビジネスモデルは何か?」、もっと有体に言えば「それは
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 仮に、あなたが、スーパーマーケットの経営者だったとする。 以下のような超・能力を持った「お買い物コンシェルジュ」を多数揃えて、来店客ひとりひとり全員につけ、お買い物を手伝わせることができるとしたら、どうだろうか? ①来店客が今日買おうと思い描いているもの(お買い物のリスト)を一品残らず読み取る超能力(笑)がある。 ②来店客ひとりひとりの過去の購買履歴をすべて、一品残らず憶えている。従って「毎週買っているこのヨーグルト、今日はよろしいんですか?」とか、「お米は5週間ごとにお買い求めになっていますが、そろそろ残り少なくなっていませんか?」とか、「お魚好きの○○さん、今日は新鮮なサンマが入ってますよ」とかいった"お勧め"ができる。 ③店頭にある全商品についての詳しい商品情報をすべて暗記して
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 最近アメリカに行かれた方であれば、スーパーマーケットやコンビニの入口あたりに設置してある、飲料自販機ほどの大きさの赤い箱に気づかれたかもしれない。 ■自動DVDレンタル機 35,400台の全米ネットワーク レッドボックス Redbox は、アメリカのDVD(映画およびゲームソフト)レンタル最大手(※)のひとつである。その特徴は無人レンタル機(キオスク)専業であること。全米に35,400台もの自動DVDレンタル機を設置し、アメリカの人口の68%がレッドボックスのキオスクからクルマで5分以内の距離に住んでいる、という。 ※現在、アメリカの映像レンタルは業態がそれぞれ異なるため、単純な比較は難しい。 有人店舗型のレンタルチェーンで長らく業界最大手だったブロックバスター Blockbuste
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 Colgate-Palmolive(コルゲート・パームオリーブ、以下コルゲート)は、歯みがき粉や洗剤などを世界200か国で販売する、世界的な消費財メーカーである。売上高は約1.5兆円、社員数は36,000人。国内最大手の花王が1.2兆円・35,000人ほどなので、ほぼ同規模の企業だ。 コルゲートでは現在、SAP HANAとモバイル端末を組み合わせて、営業活動の「超リアルタイム化」を進めている。その概要については下記ビデオでも言及されているが、 コルゲート: データの集中管理と超高速処理で見える新たな可能性 - SAP HANA 最近来日したコルゲートの元CIO(最高情報責任者)エド・トービン氏にインタビューする機会があり、より具体的な情報を得ることができたので、ご紹介しよう。 コルゲ
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 前回は、情報系/データ活用で効果を出すための「CEEDAIMAサイクル」(読みにくいのでシーダイマ・サイクルと発音することにする)を紹介し、ビッグデータかどうかではなく、CEEDAIMAサイクルを速く回しているかどうかが重要だ、と述べた。 そのひとつの典型例が、今回ご紹介する、Tモバイルである。 T-Mobile社のWebサイト http://www.t-mobile.com/ ■クロス・チャネルでのマーケティング活動 Tモバイル(T-Mobile USA)はAT&T、ベライゾン、スプリントとともに米国の4大携帯電話会社の一角を占める通信大手である。携帯電話の契約数はおよそ3,500万(ちなみにNTTドコモは6,013万、KDDIは3,511万、ソフトバンクは2,895万:2012年
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 前篇はこちら:「インメモリ・コンピューティングって、何?~13時間53分お待ちください!?」 インメモリ・コンピューティングとは、ひとことで言うと「すべてのデータをメモリ上に持つことによって、処理を圧倒的に高速化する」という新しい技術の総称であり、SAP HANAもそのひとつだ ■10万倍は「あたりまえ」 前回は「HDDはメモリに比べてアクセス速度が10万倍くらい遅い。それならHDDをやめて全部メモリにすれば、速くなるんじゃないの?」というところまで話を進めた。 そのとおり。そしてその考え方を「インメモリ・コンピューティング」と呼ぶ。すべてのデータをメモリに持っておき、読み書きをメモリ上だけで処理することにより、圧倒的な速度を実現する技術であり、SAP HANAもそのひとつだ。 イン
※最近は両者の中間的な性質を持つSSD(ソリッドステートディスク)も存在するが、SSDについては別途言及することとし、ここでは省略する。 ■50年続いた「HDD時代」 HDDが初めて商品化されたのは1956年。それから50年余の間、HDDはコンピュータの主要な記憶装置としてあらゆるデータ記録の屋台骨を支え続けてきている。 現在世の中にあるコンピュータのほぼすべてが、データを記録しておく媒体としてのHDDを前提として構成されている。1本あたりの記憶容量が大きく、ビットあたり単価は安く、しかも年々劇的に下がっていく。ノートPCのような小さなものからスーパーコンピュータ「京」に至るまで、データはHDDに書き込んでおくのが常識であった。 いっぽうメモリはというと、読み書きの速度はHDDよりはずっと速くて便利だが、ビットあたり単価がはるかに高いため、メモリを大量に使うのはコスト的に無理だった。したが
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。 Grupo Casino(グルッポ・カシーノ)はフランスを中心に南アメリカ、アジアなど9か国に11,000店舗を展開し、約23万人を雇用する、世界最大の食品小売りチェーンのひとつである。売上は290億ユーロ(約3兆円)。 ちなみにイオン、7&i HDはともに5兆円前後だから、人口6500万人(日本のほぼ半分)のフランスにおいてはイオンやセブンに匹敵する存在と考えてよいだろう。 ■カシーノが推進するプレシジョン・リテーリング戦略 現在そのカシーノが推進しているのが、プレシジョン・リテーリング Precision Retailing、「高精度なリテール」戦略である。 プレシジョン・リテーリングとは何か?・・・筆者としては張り切って解説したいところなのだが、これを見事に表現しきった素晴らし
日本企業がDX(デジタル・トランスフォーメーション)を正しく進めるために必要なキーワードについて考えます。
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