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極限までモノを減らした「ミニマリスト」が注目されていると知ったとき、ある家を思い出した。野菜の粉を練り込んだうどんの食べ比べ会場として使わせてもらった同僚の家だ。どれくらい「持っていない」のか、改めて見学させてもらった。 見学を打診した際、うどん試食会のときよりモノが減っていると聞いた。うどんの皿を並べたテーブルや流しにあったパンダの置物、やかんなどを処分したと聞いた。 玉置さんのうどん食べ比べの記事より。パンダとやかんがなくなったらしい 今回は地球のココロ編集部池田とお邪魔した。うどん試食会のときと同様、会社のお昼休みに昼ごはん持参で向かった。 おじゃましまーす(あれ、やかんがある!) キッチンを通りすぎようとしたところで足が止まる。 衝撃的光景。健康診断の書類がすっぽりおさまっている。キッチンですが… 前は気づかなかったが、キッチンにロボットがいた。毎月届くキットを組み合わせていくと完
夏のBBQシーズンになるとネット上にあふれるビア缶チキンの写真。ビールもチキンも大好物なので前から一度やってみたかったのです。 缶ビールを鶏に捧げましょう。 ビア缶チキンとは、中身の入った缶ビールを丸鶏に突き刺した状態のまま、炭火の網の上に立てて焼き上げるという豪快な一品。うまく焼けたら、熱せられたビールの香りとアルコールを含んだ蒸気が丸鶏の内側から染みわたり、皮パリパリ、中ジューシーな仕上がりになるそうです。 アメリカ人ってこういうの大好きだよなあ、というイメージどおり、アメリカでBeer Can ChickenはBBQの定番メニュー。彼らがクール!とかヤミー!とか盛り上がってる写真を見かける度に、いつか作ってみたいと思いつつ、なかなかその機会に巡り会えませんでした。しかし、いくら待っていても向こうからチキンがやってくることはなさそうなので、今夏こそアメリカ人になるぞ、と丸鶏を買ってきた
私は摂食障害で、ものが上手く食べられない問題を抱えて生きてきました。 いま42歳で、発症したのが15歳のころですから、27年間苦しんでいることになります。 高校生のころ、家庭が大変な時があり、ソレは始まりました。 夜中に起き出して、ごはんを炊いては、それを平らげ、トイレで全部吐くのです。味つけは醤油だけ。食パンを一斤食べることもありました。美味しいとも何とも感じませんでした。自分が何故そんなことをしてしまうのか、自分でも分かりませんでした。 母に助けを求めたことがあります。しかし、「お前はそんなことはしない子よ」と、聞かなかったことにされました。家が大変だったので、娘のケアまで出来なかったのだと思います。 そのあと、私は普通の食事も吐くようになってしまい、17歳の夏休みに、15キロほど痩せてしまいました。吐いては寝て、吐いては寝て、それだけの夏休み。天井の模様だけ覚えています。休み明けに
日本中で石川県金沢市の一部にだけ発生しているスジアカクマゼミを採取して、地元の方々と食べてしまおうという観察会に参加してきた。 なぜか金沢にだけ生息しているスジアカクマゼミ アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシなど、日本には様々なセミが生息しているが、日本中で石川県金沢市の一部だけ(大場町に多いらしい)で確認されているという超レアなセミをご存じだろうか。私はまったく知らなかったのだが、その名を「スジアカクマゼミ」というらしい。 そんなスジアカクマゼミの成虫と幼虫を、石川県ふれあい昆虫館の福富宏和さん指導のもとに採取して、さらに昆虫料理研究会のムシモアゼルギリコさん指導で調理して試食するという、一挙両得&一石二鳥、あるいは一長一短&一喜一憂の『外来種スジアカクマゼミを採って食べる「セミ会」in 金沢』がおこなわれた。 アミとムシカゴを持って金沢までやってきました。 右がセミ採取指導の石川
今も旧東海道沿いや海辺に松の木がたくさん残っている西湘エリア。その松の葉でサイダーを作ってみました。 松林は天然酵母の貯蔵庫なのだ。 ワラの中に茹でた大豆を入れると、ワラについた納豆菌が繁殖して、ワラつと納豆ができあがります。それならばと、ワラの中に炊きたての白飯だけを入れて、お米そのものを納豆ごはん化してしまったこともあります。納豆をかけていないのに何となく納豆っぽい匂いのするごはんは家族に大不評でしたが、ぼくは感動しながら完食しました。あのリアル納豆ごはんは、これまでの実験人生における最高傑作だと、今でも思っています。 今回作ってみた松葉サイダーも、このワラつと納豆や日本酒、味噌などに通じる発酵系。ケミカルな材料は一切使っていないのに、天然の菌や酵母のパワーだけで、素材が全然違ったものに変わります。松葉サイダーの場合は、松葉に水と砂糖を加えるだけで、松葉に付いている天然酵母が砂糖を食べ
歴史を感じさせる建物を見ると「いいなぁ」と口をついて出てしまいます。 でも「古けりゃいいのか!?」……「残す価値がある古い建物」って、誰が決めて、どう維持していくんだろう。 あの東京駅でさえ、一部の市民が声を上げたことによる保存運動がなければ、どう変わっていたか分からないように、多くの歴史的建造物が今に残されている陰には、始まりの小さな保存運動があり、修復、維持、活用と続いていきます。歴史的建造物保存活用の実務を仕事にされている津村泰範さんに、お話を伺いました。 「文化財保護法」への道のり まず初めに、文化財とは何を指すのでしょうか。ちょっとカタい話になります。 現在の「文化財保護法」では、「有形文化財」「無形文化財」「民俗文化財」「記念物」「文化的景観」「伝統的建造物群」に分類されています。また、「埋蔵文化財」「文化財の保存技術」も保護対象になっています。これらは、審議会を経て、最終的
自分の足元にある地面のことをカジュアルなかたちで再現したい、と前のめりに作ってきた「食べられる地図」シリーズ。地層ムースと地図グミに続き、今回は等高線をたどり地形を模したケーキを制作してみました。 山手線内最高峰の山はどこにある? 地図には、実際には存在しないけれど便宜上描かれる“決まりごと”がいくつもあります。田や果樹園などのポイント記号や、行政界や等高線などの線記号など。それら記号のなかでも、例えば行政界は現実には“存在”しないのに、地図内での“存在”はとても大きい。そのギャップの不可思議さに、これまで地図グミや、地図アクセサリーを作って個人的にフィーチャーしてきました。 それと同じように“存在”しない線記号である等高線も、地形図では大きな存在感を放っています。そこで今回はこの等高線にぐぐっと焦点を当てたいと思います。 富山市五色ヶ原近辺の地形図(国土地理院発行1/25000)。茶色い
国立の街をあらわす一冊の“文庫目録”なるものが出版されたと話に聞いた。それは街の情報が掲載されたガイドブックでも小説でもないという。そんな不思議な“書物”読みたさに国立の街へ出かけてみました。 街は物語がちりばめられた“文庫”である 『国立文庫』は、こんな序文から始まります。 想像してみてください。小さな物語が無数に点在し、それらが集まって一つの「まち」ができあがっている様子を その国立の「まち」に暮らす人々に話を伺い、集めた物語47編を1冊の本にしたのが『国立文庫』です。けれども、ただ物語を紹介するのではありません。そこがこの本の特徴的なところ、あくまで“文庫目録”となるように編集されているのです。 あれ、そもそも文庫目録って何だっけ?と思いますよね。 文庫目録とは、その社で出版した「本の題名・著者・解説文」の情報を一覧にした冊子です。目録そのものは手に取ったことがない人も多いかと思い
人口の増加に伴う食料問題に対する一つのアプローチとして、「オルタナフード」を推進するプロジェクトが誕生したそうだ。ええと、オルタナフードってなんですか? オルタナティブフードとはなにか 「食の選択肢を広げることで未来を変えるAlternative Food Party(オルタナティブフードパーティ)」(以下AFP)とやらを立ち上げたのは、以前ダチョウの件でインタビューをさせていただいた、ダチョウに似ていることで評判の、ダチョウ肉の普及に尽力中の加藤さん(こちらの記事:ダチョウは日本の食を変えるのか?ダチョウ肉の試食会をしてみた)。 6/25にAFPの説明・試食会がおこなわれるということで、試食会というくらいだから、加藤さんセレクトのうまいダチョウ肉が食べられるのかなと軽い気持ち100%、予備知識ゼロでやってきた次第である。 「オルタナ」という言葉は音楽の話などでたまに聞くけれど(「オルタ
山椒のトゲをよけながら実を摘み、きれいに下処理してから塩漬けに。初夏の一日、山椒仕事を楽しみました。 いつでも食べれるよう塩漬けにするべし。 毎年、山椒の実を摘ませてもらっている地元の知り合いの畑へ。山椒の実のちょうどいい収穫時期は、1年のうち5〜6月中の1週間くらいしかないので、そろそろだな、と思ったら、現地偵察へ行ったりして、摘みごろを見極める必要があります。 とは言っても、いつもはだいたい佃煮にしているので、それほど採らないんですが、今シーズンは、1年間いつでも好きなときに実山椒を楽しめるように、たくさん収穫して、塩漬けに挑戦してみることにしました。 畑のはずれに並んでいる山椒の木には、今年もたわわに美しい緑色の実が付いていました。その枝はトゲだらけなので、実を摘んでいると当然刺さりますが、だからといって手袋をすると指先の感覚が鈍くなって作業しづらいので、ぼくはいつも素手でやります。
2011年に日本で初めて個別漁獲割当制度(IQ)を本格導入した新潟県佐渡市のホッコクアカエビ漁の船に乗り、その漁がどんなものなのかを見てくるとともに、IQを導入した感想を漁師さんから聞いてきた。 IQ制度を実施している佐渡市赤泊地区のエビカゴ漁 日本における深刻な漁業問題が少しずつ表面化し、農林水産省において「資源管理のあり方検討会」という会議が開かれている中、海外で漁業を儲かる商売に転換させた資源管理制度の一つである個別漁獲割当制度(IQ)を日本で初めて導入した、新潟県佐渡市赤泊地区のえびかご漁の船へとやってきた。新潟県えび籠漁業協会長の中川さんが経営する中川漁業の船に乗せていただくのである。 赤泊の漁師がえびかご漁で狙うのは、主にホッコクアカエビという、関東だとアマエビと呼ばれているおなじみのあのエビである。新潟ではその姿が赤唐辛子(南蛮)に似ていることから、南蛮エビと呼ばれている。も
「とにかく食べればわかるから」と知人は言うのである。台湾麺線。聞いたことのない食べ物だが、一度食べるとクセになるんだそうだ。わかった。とにかく食べてみよう。 台北や高雄など、場所によって味付けが違う 向かったのは、東京メトロ銀座線の虎ノ門駅。ここから徒歩1分、オフィス街の真ん中に目指す店がある。 店頭にはすでに数名のお客さん ここは、今年3月にオープンしたばかり。しかも、日本初の台湾麺線専門店なのだ。さっそく、お店の人にご挨拶を。 「いらっしゃいませ~」 何となくのイメージで、太った弁髪のおじさんみたいな方が出てくるかと思ったら、店主はお若いレディーだった。彼女の名前は林千笑(はやし・ちえみ)さん。10年ほど前に旅行先の台湾で麺線を食べた際、心を奪われたそうだ。 「それ以来、台湾には数え切れないぐらい行って食べてるんですけど、日本でも誰かお店を出さないかなあとずっと思ってて。でも、10年待
面積の90%が山林という、平成17年に士別市と合併した朝日町地区で、『朝日の山野草を食す』という公民館講座が開催されるというので、どんな風に下ごしらえをするのか見に行ってきました。 地元の山は、宝の山 ソウルフード、笹寿司を去年ごちそうになった朝日町地区の人たちは、自然と山に親しんで暮らしてきました。山菜を山で採取し味わうことも地域の大切な文化。人口が少なくなる中、この文化を次の世代に引き継ごうと「知恵の蔵運営委員会」の人たちが中心になって開催されたこの講座。試食用に準備されたのは、なんと17種類の山野草を使用した料理です! 書かないと調理している方もわからなくなるほどの種類の多さ!! この表を見て思わず、「改めて見ると、山にはこんなに食べられるものがあるんだねえ~。すごいねえ!」という声が上がります。地元の人たちにとっても、毎年食べる山野草の定番はフキ、ウド、アイヌネギといったところなの
江戸前の天麩羅における、初夏の超高級レア食材といえば、なんといってもギンポである。なかなか食べる機会のない魚だが、狙って釣ろうとすれば、簡単に釣れたりする。 ギンポを釣るのは簡単です 今回狙うギンポという魚は、ミニチュアサイズのウツボみたいな姿をしていて、たとえ釣れても逃がしてしまう人が多い魚である。 確かに天麩羅で食べておいしいというのを知らないと、わざわざ持って帰って食べようとは思わない魚かもしれない。私はその逃がそうとするギンポをもらってでも食べたいのだが。 そんな知る人ぞ知る存在のギンポは、海岸に大きめの岩が転がっているような場所が大好きで、岩と岩の隙間に入り込んで生活をしている。 こんな防波堤が狙い目です。 ギンポの釣るための方法はいろいろあると思うのだが、私が好きな釣り方は、潮が引いている時間帯に岩場に乗りこみ、短い竿をギンポの潜んでいそうな場所に突っ込むというシンプルなもの
ずっと買うものと思い込んでいたツナ缶、ポリ袋調理で作ってみると簡単で、なにより美味しかったのでした。好きな形・味にできるうえに、缶のゴミが出ないというのも嬉しい。ぜひお試しください。 マグロのコンフィ=ツナ! 以前に「地球のココロ」でポリ袋を使った調理法をご紹介したことがあります。私がこの方法を知った最初のきっかけは、レストランのカウンターキッチンで、シェフから「ポリ袋調理だと少ない油でコンフィが作れる」と聞いたことでした。 その後、ふと「ツナってマグロのコンフィなのかも!?」と気になって調べてみると、その通りだったのです。これはやってみるしかない! できればマグロのアラが安く手に入るときに作りたかったのですが、ひとまず普通のお刺身用のサクを買ってみました。マグロの種類がいくつかあったのですが、たまたま値段で選んだビンチョウマグロが、ツナ缶としても高級素材として使われているとわかりました。
免疫力を高めるのがポイント 林さんはいろいろ調べた結果、ガンには免疫力を高めることがとても重要だと改めてわかったそうです。どんなことが免疫力アップにつながるのか、教えてもらいました。 【免疫力をアップするのに必要なこと】 腸をきれいにする(免疫細胞の6割は腸にある) 体温を36度後半にする(体温が高いと免疫力が高まるし、ガンは熱に弱い) 制ガン効果のあるビタミンやミネラル群を多くとり、油や乳製品・肉類を控える食事(なるべく身体の酸化を防ぐ) 血行をよくする(免疫を支配しているリンパ液は筋肉を動かさないと機能しない) 身体を休める(ガンは夜行性。22時から4時は身体を温かくして休む) 楽天的に考える(ガンと闘うのは自分と闘うようなもの。共存できればいいや、と気楽に考える。くよくよしない。「ガン細胞が広がらない一日」を続ければ、5年でも10年でも大丈夫!と信じる。元気なガン経験者に会って話を
モンテッソーリ教育の中に、生まれたばかりの赤ちゃんのための布団「トッポンチーノ」というアイテムがあります。作ってみたら思いのほか簡単で、かなり活躍しました。出産準備やお祝いのプレゼントに手作りトッポンチーノ、いかがですか。 育児用品、手作りするなら、まずこれを!というくらい 第一子を妊娠しているとき、自分で作れそうな育児用品をいくつか手作りしていました。授乳クッション、肌着、ガーゼのハンカチ。このあたりはだいぶ使い込んだので、作っておいてよかったのですが、結局一度も使わなかったものも多数。 まあ、人によって便利だと感じるものは違いますし、私の場合は赤ん坊なんて未知との遭遇、本当に宇宙人でもやってくるような気持ちだったので、迎える気持ちの準備として、手作りする時間が必要だったのかなと思います。 その中でダントツ、作ってよかったものがトッポンチーノでした。授乳クッションは市販品でもよく見かけま
東日本大震災から丸3年。被災地への個人的なサポートとして行われた、宮城県で作られた特別な缶詰の、小さな試食販売会に参加してきた。 被災地をサポートするための小さな試食販売会 三年前の3月11日に起きた東日本大震災によって、食べ物がなにもなくなってしまった宮城県石巻市で、倉庫から流れ出した缶詰を被災者が食べて空腹を満たしたことから「命の缶詰」と呼ばれたのが、木の屋石巻水産の缶詰。これは義援金のお礼などにも使われたそうなので、その存在を知っている人も多いと思う。 倉庫も工場も津波によって流されてしまった木の屋石巻水産だったが、昨年ようやく新工場ができあがり、そこで作られた缶詰の試食販売会が、個人的なつながりでおこなわれるというので、私も参加させていただいた。 会場は日本橋経済新聞茶論。日本経済新聞じゃないよ。 この会を主催した日本橋経済新聞の編集長である仁藤さんの話では、被災地支援には「レスキ
メイドインジャパンの電子機器と聞いても手づくり感のイメージってなかなかわかないし想像できない...と思って、国産ノートパソコンをつくる工場にいってきました。 島根県出雲空港近くにある島根富士通。3.11後、震災でストップした福島県にある会社のパソコン生産を島根富士通で受けたというニュースをみてからずっと気になってました。 島根富士通で働く石倉理恵さん。工場を案内していただきました。 「メイドインジャパン」という点から興味が湧いての取材依頼。パソコン詳しくないですと事前に伝えて、教えていただきました。 のべ2万3,000平方メートルという想像できない大きさの建屋が2棟あり、そこでノートパソコンをメインに、タブレットパソコンなどを作っています。その一部、A棟の1階と2階を見学。1階はプリント基板をつくるフロアで、2階はパソコンを組み立てて出荷できる状態に仕上げるフロア。 パソコンの仕組みがわか
炊飯器も圧力鍋も使わない、米を水に浸けておく必要もない。わずか1時間で玄米が食べれる“びっくり炊き”とは? イザという時に大活躍の時短ワザ。 炊飯器が楽ちん、圧力鍋ならモチモチ、いや土鍋がおいしい。玄米を炊く方法は家庭によっていろいろですが、今回ご紹介するのは、米どころ秋田に伝わる“びっくり炊き”。水に浸けることなく、すぐに炊きはじめることができる便利な炊飯術です。カレーを作り終えた後でライスがないことに気づいてしまった時なんかも、これを知っていれば1時間で何とかなります。 用意するものは土鍋、玄米2合と、いっしょに入れる水(玄米の1.2〜1.8倍の量=432〜648ml)、途中で差し水のように使うびっくり水(こちらは0.8〜1.2倍の量=288〜432ml)。水の量に幅があるのは、多ければやわらかめ、少なければ固めに炊きあがるということ。何度か試せば自分の好みの加減が見つかるはずですが、
北海道で生息数が拡大しているエゾシカを、食肉資源として有効活用するために作られたソーセージの試食会に参加してきた。 北海道新得町のエゾシカソーセージ試食会に参加してきた 先日、「エゾシカフェ」というエゾシカ料理を出すカフェでのイベントで、エゾシカ肉の美味しさに驚いた(その記事はこちら)。 こんなに美味しいのだから、エゾシカ肉がもっと身近になればいいのにと思っていたところで、エゾシカフェの店長であり、特定非営利活動法人伝統肉協会の会長でもある石崎さんから、エゾシカ肉を使ったソーセージの試食会の案内が来た。 ソーセージが嫌いな日本人がいるだろうか。まあいるだろうけれど、私は大好きだ。これはまたエゾシカの肉が食べられるめったにないチャンス、そしてエゾシカについて学べる貴重なチャンスだということで、いそいそと参加させていただいた。 ソーセージ試食会だー! エゾシカフェの店長である石崎さん。せんと
4月19日~20日に一泊二日でおこなわれる佐渡島スペシャルツアー「佐渡の魅力を堪能!佐渡島を半分めぐる旅」の行程表を、じっくりと確認してみたいと思う。 佐渡の魅力を堪能!佐渡島を半分めぐる旅 お申込みページへ! ちょっと変わった佐渡島ツアーが行われます 地球のココロ(このサイト)と大手旅行会社のJTBのタッグ、そして佐渡島の地域おこし協力隊のサポートによって企画された、「佐渡の魅力を堪能!佐渡島を半分めぐる旅」というツアーが行われる(参加者が集まれば!)。 ご存じない方もいると思うので説明すると、佐渡島とは日本海にポツンと浮かぶ新潟県の離島である。離島といっても、その大きさは1周200キロ以上もある大きな島だ。 この大きな島の北側半分を一泊二日で巡るのが、今回のツアーなのである。 この持ちやすそうな島が佐渡島。 日本海側の離島なので、関東に住んでいるとなかなか行く機会もなく、興味はあっても
50年間に及ぶ養鶏業を終える決断をした地元農家に、鶏や卵のことを伺ってきました。 かつてのジャパニーズドリーム。 先日、『地産地消にこだわって「地元らしい朝ごはん」を作ってみた』という記事を書いた際に、卵焼きの卵を購入するために訪れた足柄上郡大井町の「杉崎養鶏場」。時々ではあったけど、ずいぶん長い間に渡って、こちらの放し飼いの卵を買ってきました。しかし、久しぶりに訪れてみると、川縁に広がった養鶏場の鶏は少なく、いつも袋入りの卵が並んでいるコインロッカーのような販売機も空っぽで、「休みます」という貼り紙が。 この販売機の貼り紙を見たときは、まさか養鶏場を閉じるという話になっているなんて思いもせず。 すぐ近くにある杉崎家を訪ねてみると、1月いっぱいで養鶏場を閉じるそうで、もうすでに鶏の大半は処分したとのことでした。 経営者である杉崎一郎さんは現在74歳。「これから自分に何かあったときに鶏が残さ
今年は東日本大震災から3年目。3・11後に自作した独立型ソーラーシステムを増強して、ノートPCで使う電気の自給にチャレンジしました。 ソーラーパネルを倍増 自作できて、電力会社の送電網につながずに使える「独立型太陽光発電」。市販のソーラーパネルやチャージコントローラ(充電制御器)、バッテリー(蓄電池)を組み合わせることで、誰でも比較的カンタンに作れます。筆者は3・11後、原発事故を起こした電力会社に依存しているだけの電化生活を改めようとの思いから、独立型ソーラーシステムを自作して使っており、そのことは折にふれてこの場でも紹介してきました。 そして今回、今年で3・11から3年目となるのを機に、仕事で使うノートPCの電気を一部でも自然エネルギーで自給できるよう、自作の独立型ソーラーシステムを増強することに。今までは40ワットのソーラーパネルが1枚でしたが、新たに出力50ワットのパネルを追加して
エゾシカの熟成肉を食べる集い 最近は「熟成肉」あるいは「ドライエイジング」と呼ばれる、冷蔵庫で数週間寝かせた肉が流行っていて、熟成肉を食べさせる専門のレストランなども続々オープンしているようだ。 ぜひ私も食べたいなと思っていたところに、ちょうど熟成肉を食べる集いのお誘いを受けた。ただその肉は、牛の熟成肉ではなく、北海道で猟師が仕留めたエゾシカなのだという。 え、エゾシカ? ちょっと意外な展開ではあるが、牛の熟成肉やフレッシュなエゾシカなら今後も食べる機会があるだろうけれど、熟成されたエゾシカの肉を食べるチャンスなんてめったにないので、もろ手を上げて参加させていただいた。わーい。 ここがその会場らしい。 エゾシカの熟成肉を食べる集いの開かれた会場は、特定非営利活動法人伝統肉協会が営む「エゾシカフェ」。ここは毎週金曜日にだけエゾシカフェとして営業されており、伝統肉協会で扱っているエゾシカの肉が
みかん狩りもぶどう狩りも桃狩りもブルーベリー狩りもしたことがほぼ記憶にないけど(イチゴはあるかも)、レモン狩りと聞いて日ごろから食べてるレモンにはすごく興味がわいて、いってきました。 場所は神奈川県のほぼ端っこ、相模湾にピョンと飛び出た真鶴にあるオレンジフローラルファーム。 森の中で目立つのぼりでお出迎え ちょうどクリスマスの時期だったので、みかんの木にもオーナメントがぶらさがってました。 歓迎ムードいっぱい レモンの収穫の時期が冬というのはまったくピンときてなかったけれど、みかんもレモンもいっぱいなってました。収穫時期は11月〜1月くらいとのこと。レモンの爽やかさから夏をついイメージしてしまうけど、こたつで食べるみかんと同じ冬、と覚えました。 素敵なお宅&テラスとその先に広がる海! 素敵なテラスから景色を楽しんだ後、さっそく狩りに出かけます。 たわわに実った場所があると教えてもらったの
「13歳で結婚。14歳で出産。恋は、まだ知らない。」 そう書いてあるパンフレットを見てから、ずっと気になっていた。 パンフレットには、幾つかの例が書いてある。 「すべての家事は私にまかされています。兄や弟は、私の作ったものを食べて、外に遊びに行くだけです(エチオピア・10歳)」 「12歳のとき、他人の家に住み込みの使用人として出されました。雇い主に常に性的関係を持つようにせまられ、抵抗するたびに殴られました。豆のスープに塩を入れるのを忘れ、そのスープを頭からかけられたこともあります(ネパール・19歳)」 「11歳で結婚させられましたが、夫が私のダウリー(結婚持参金)に不満をもち、暴力をふるわれる毎日でした。ある日、酸性液を浴びせられ、病院に運ばれました。一命はとりとめたものの、恐怖のなかで暮らしています(インド・17歳)」 途上国の女の子は、いったいどういう暮らしをしているんだろ
手回し式の古い製麺機を友人宅に持ち運んで、自家製麺の楽しさを知ってもらうための、セルフサービス方式ラーメン会を行った。 我が家には製麺機がなぜか二台ある この記事で伝えたいことは、なにはともあれ製麺機の素晴らしさである。何度も聞き間違えられるが、洗面器ではない。製麺機だ。 製麺機というと、どうしても業務用の大きなものを想像すると思うが、私が所有しているのは、手回し式の家庭用製麺機だ。その名を小野式製麺機両刃型という。詳しくは知らないが、昭和の時代に活躍していたものと思われる。 要するにうどんやそばを作るための和風パスタマシーンだと思ってもらえばだいたいあっているが、その頑丈さは生産されてから何十年経ってもそのままだ。 麺を切る刃が2種類あって、細麺と太麺を両方作れるのがチャームポイントのかわいいやつなのである。 小型のミシンくらいの大きさです。 これを購入した顛末については、「俺の製麺機は
国産ダチョウ肉の普及に人生を掛けた青年がいるというので、実際にダチョウの肉を食べながら、その愛をたっぷりと語っていただいた。 ダチョウの魅力に憑りつかれてしまった男 ダチョウといえば、だいぶ前にそのタマゴを取り寄せて食べたことがあるけれど、白身が多くてそれほどおいしいものではなかった。そのため、まだ食べたことのないダチョウの肉にも、あまり良いイメージを持てていない。 だってダチョウである。 足が速そうとは思うけれど、おいしそうというイメージが全然ない。 そんなダチョウを愛してしまったのは、加藤貴之さんという青年。 「おもしろい男がいるんだよ」と友人から紹介されたのだが、さすがはダチョウ好きだけあって、顔がダチョウに似ているような気がする点はおもしろい(失礼!)。 ダチョウを愛した男、加藤さん。顔がダチョウに似てない? 彼の肩書きは、ご自身が立ち上げた株式会社Noblesse Obligeの
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