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衆院選
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原文:http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2009/02/05/DD9915MEGE.DTL&type=movies 「コラライン」評 'Coraline' is eerie, evocativeMick LaSalle, Chronicle Movie CriticFriday, February 6, 2009「コラライン」の神髄はその暗さにある。この一見無邪気な3Dアニメは、現代の家族について(そこから逃避するべき場所として)容赦ない見解を示し、空想の世界を、避難場所としてはあまりにも恐ろしく自滅的なものとして描いている。この映画は子供向け映画としての制約が課せられているおかげで、上記のメッセージは、より不気味で、潜在意識に訴えかけるものとなっている。万人から美しいと称賛される映画を作っているが、その中の最も美しいものこそ
原文:http://www.nytimes.com/2010/01/21/opinion/21kristof.html ハイチについて率直に語ろう ニューヨーク・タイムズ紙コラムSome Frank Talk About HaitiBy NICHOLAS D. KRISTOFJanuary 20, 2010わたしのブログ*1のコメント欄で、モナという女性がハイチの腐敗について指摘し、こう宣言した。「私はお金を送るつもりはない。なぜなら、それがどう使われるかを知っているから。」別の読者は、ハイチの貧困を「そこに住む900万人の人々の低いIQ」のせいだとし、「残念ながら、それを直すことはできない。」と締めくくった。「ハイチや他の第3世界の国々にお金を与えることは、トイレにお金を流すようなものだ。」と、別のコメントには記されている。そしてまた1人、別の読者は、「ハイチは金喰い虫だ。何十億ドルをも
原文:http://www.guardian.co.uk/commentisfree/cifamerica/2010/jan/11/mawkish-maybe-avatar-profound-important「アバター」は感傷的すぎるところがあるかもしれないが、深遠で、真実を見抜いた、重要な映画である。キャメロン監督の大ヒット作は、ヨーロッパ人によるアメリカ原住民の虐殺を暗示している。米国の右派がこの映画を嫌うのは当然だ。George MonbiotMonday 11 January 2010ジェイムズ・キャメロンの大ヒット3D映画「アバター」は、底知れないほど馬鹿馬鹿しいが、底知れないほど深遠な映画である。なぜ深遠なのかといえば、多くのエイリアン映画と同様、この映画は異文化間の接触を隠喩するものであるからである。しかしこの映画では、隠喩が自覚的であり明確である。これは、ヨーロッパ人によ
原文:http://movies.nytimes.com/2009/10/16/movies/16where.html?ref=movies「かいじゅうたちのいるところ」評Some of His Best Friends Are Beast By MANOHLA DARGIS Published: October 16, 2009スパイク・ジョーンズがモーリス・センダックの児童書を基にして撮った、全編美しくはあるが、不完全なところも完璧な部分もある映画「かいじゅうたちのいるところ」。そのスクリーン上を、終始ドスドスとうろつき回る、鼻をクンクンいわせてガルルーとうなる怪獣たちのほぼ全員、毛皮に包まれている。ほとんどの怪獣たちは、落ち着き無く動き回る尻尾と、獰猛そうな歯を生やしている。中には角がある怪獣もいる。彼らは、うなったり、遠吠えをあげたり、ときには鼻をすすったり。鼻を垂らしているものも
TIME誌のポップカルチャー記事専門ライターLev Grossmanのブログ記事です。原文:http://nerdworld.blogs.time.com/2009/05/08/the-new-star-trek-a-fans-notes/Friday, May 8, 2009 「スター・トレック」感想走り書き TIME誌ブログ(前編) The New Star Trek: A Fan's NotesLev Grossman 僕は本物の映画批評家ではないので、観たときに感じたことをそのまま列挙する方式にする。そのほうが、議論を起こす面倒も避けられるし、パラグラフ間の展開を考えなくてもいいから。(訳注:ちょっとしたネタばれは前編、重要なネタばれは後編です。)冒頭の戦闘。連邦軍の宇宙船が膨大な数のポリゴンやらなんやらで描画されるのを目にするのは完全に純粋な愉楽だ。コンピューター・パワーの勝利。
原文:http://www.time.com/time/arts/article/0,8599,1897174,00.htmlSunday, May. 10, 2009 インディーズ映画の女王、ティルダ・スウィントン TIME誌(前編)Why Tilda Swinton is the Queen of the IndiesBy RICHARD CORLISSジュリアは混乱している。光沢のある緑色の服を着た彼女は、ロサンゼルスの混雑したバーを酔っ払ってうろついている。大声で喋り、男のシャツの内側に手を滑らせる。そして、見知らぬ人に何をしているのかと聞かれると、こう答える。「みんなの夢を叶えてあげたいの。」翌朝、赤の他人の車の後部座席で目を覚まし、その彼は隣で眠り込んでいる。軽蔑に顔を歪め、まるで昨夜の記憶を他の夜の記憶と一緒に全て吐き出そうとするかのように大口を開ける。エリック・ゾンカ*1の
http://www.guardian.co.uk/books/2009/apr/27/kazuo-ishiguro-interview-booksMonday 27 April 2009 カズオ・イシグロ インタビュー 英ガーディアン紙 (前編)「死ぬ前にあと何冊書くのか数えられるところまで来て、こう思った。大変だ!あとたった4冊だ。」Decca Aitkenheadカズオ・イシグロの新作には、チェロの名演奏家と自称するアメリカ人女性が登場する。彼女は、カフェで演奏して生活をしている若いハンガリー人チェリストと仲良くなり、毎日熱心に、彼にレッスンをする。「あなたにはあるわ。」と彼に言う。「絶対に、あなたには…可能性が。」数日が数週間になり、彼女がチェロを持っていない様子なのを不思議に思い始めた。夏が終わりに近づくと、その理由を発見する。本当は彼女は全く楽器が弾けないのだ。彼女は自身の音楽
http://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1883355,00.htmlウォッチメン:ヒーロー崇拝 TIME誌 (後編) Thursday, Mar. 05, 2009 Watchmen: Hero WorshipBy RICHARD CORLISShttp://d.hatena.ne.jp/cameracamera/20090410のつづきしかしこれは、ギボンズが作った鋳型を活き活きと視覚化させた本物の映画である。脚本家のデビッド・ハイターとアレックス・ツェーは、回想内で回想を行ったり来たりするプロットにこだわりを見せている。穏やかな科学者ジョン・オスターマン(ビリー・クラダップ)がドクター・マンハッタンに突然変異するシーンは、冴え渡ったストーリーテリングの粋である。時間軸をシャッフルさせ、ジョンを、恋に落ちた青年、核事故により傷を
ウォッチメン:ヒーロー崇拝 TIME誌 (前編)Thursday, Mar. 05, 2009 Watchmen: Hero WorshipBy RICHARD CORLISShttp://www.time.com/time/magazine/article/0,9171,1883355,00.htmlかつて現実に存在したアメリカとは別に、1940年にミニッツメンとして創設されたウォッチメンによって護られているアメリカ。この仮想世界のアメリカでは、対日戦勝記念日のお祭り騒ぎのタイムズスクエアで看護婦はセクシーな格好をしたスーパーヒロインのシルエットからキスをされ*1、J.F.ケネディは超自然的な、放射線を浴びた青い男、ドクター・マンハッタンとホワイト・ハウスで握手をし、不機嫌に葉巻を噛むコメディアンに撃たれる。月面に降り立ったアメリカの宇宙飛行士はドクター・マンハッタンに出迎えられる。19
原文http://www.nytimes.com/2008/11/03/opinion/03krugman.html?_r=1&hp&oref=slogin2008年ノーベル経済学賞を受賞したニューヨークタイムズのコラムニスト、ポール・クルーグマンの大統領選挙を直前に控えたコラムです。The Republican Rump November 3, 2008 By PAUL KRUGMAN世論調査が間違っている可能性もある。ジョン・マケインがアメリカ史上最大の逆転選挙をやってのけるかもしれない。しかし今現在のところ、民主党がホワイトハウスを勝ち取り、両議会での勢力を大きく増やすだろうと思われる。 選挙後の争点は民主党がその権限を使って何をするべきか、何をするのかに終始するだろう。しかしこの国の将来にとって重要な別の問いをあげさせてもらおう。敗北によって共和党はどうなるのだろう? 共和党は反省
■ [私的翻訳][ダルフール] 中国とスーダン、血と石油 ニューヨークタイムズ China and Sudan, Blood and Oil By NICHOLAS D. KRISTOF Published: April 23, 2006 http://www.nytimes.com/ いつもアメリカは中国を誤った理由でバッシングしている。 胡錦涛国家主席が先週アメリカを訪問した際に我々アメリカ人が中国通貨安について罵声を浴びせたのは偽善的である。もちろん、それは世界経済の問題である。しかし、とても手に負えない税金カットによって引き起こされた我が国の財政の失策には遠く及ばない。 アメリカは今や中国やその他の国々の資本に依存しており、それ自体は憂慮すべきことである。しかし、我が国の失策は中国の誤りではないし、我が国アメリカのような中毒患者は、安く手に入る資本といった麻薬を提供する者の倫理観
Paul Austerの長編小説「Oracle Night」の私的翻訳です。「私的翻訳」は、翻訳の素人である私が、自己の翻訳力向上のために私的に作成しているものです。そのため誤解に基づく誤訳や奇訳が含まれていることをご承知ください。よって、転載はご勘弁ください。「オラクル・ナイト」(2) ポール・オースター http://d.hatena.ne.jp/cameracamera/20080923のつづき 近所の食堂に朝食を食べに寄るつもりだったが、散歩に出る前財布に入れた二十ドルは三ドルと小銭数枚までに減っていた。税金とチップを入れると、二ドル九十九セントの定食にも足りない。買い物袋を持っていなかったら、散歩を続けていたかもしれないが、これを苦労して近所を持ち運ぶのは無意味に感じられたし、その頃には天気も酷くなってきた(さっきまでの霧雨が本降りになっていた)ので、僕は傘をさし、家に帰るこ
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