サクサク読めて、アプリ限定の機能も多数!
トップへ戻る
TGS2024
d.hatena.ne.jp/sava95
耳を疑うような現実がイッパイ。小学生の子持ち友人曰く「最近教頭から、PTA新聞に子どもたちの写真を掲載するなと言われた。理由は、どう悪用されるか分からないからだって。PTAのお金で作る新聞なのに、保護者の意見を一度も聞かず突然こんなこと決めていいの?だいたい、子どもたちの写真を載せないと多くの保護者は新聞そのものを見てくれない。読む人のいない新聞のためのただ働きなんて。それでなくても大変なのに、今度こそ役員を引き受ける人がいなくなる」。「名簿流出を恐れてクラス全体の緊急連絡網が配られない。自分の列の前後二人の電話番号しか分からない。だから何か用事があっても、親同士が連絡を取り合うこともできない」 小学校に勤める友人曰く「ウチの校長は、教委が提案すること全てにハイと言うタイプだから、毎日毎日何かイベントめいたことがあって、落ち着いた授業ができる日はほとんどない。去年より今年度の方が更に酷くな
■[新聞]「教師は素晴らしい職業って思ってます、今も。でもね、わが子が志望したら、少し考えさせますよ」 6月23日の中日新聞を写経 教育 理想の改革 現場を圧迫 <2007参院選 何が問われる (4)> 【福井県】 「ダメな教師には辞めていただく」。そう宣言した首相・安倍晋三の執念で教育改革の動きが加速する。教員免許の更新制を含む教育関連三法案が二十日、成立。首相の諮問機関である教育再生会議も教員の質を厳しく問う議論を続けている。“標的”は学校、そして教師だ。 「教師は素晴らしい職業って思ってます、今も。でもね、わが子が志望したら、少し考えさせますよ」。福井市内に住む小学校の男性教諭(49)は、不安を募らせる。 下校時の見守り強化、行政に提出する書類の増加、深夜でも自宅を訪れる保護者への対応など。教育現場は全国どこでも忙しい。その上、教員免許が更新制になれば…。「十年おきに受ける三十時
学校教育法改定案 消えた「男女平等」 徳目に「戦前」色
■[メモ]誰が漏らしているのか、報道させているのか 「こうのとりのゆりかご」(赤ちゃんポスト)について 「ゆりかご」の運用状況については、慈恵病院と熊本市が年一回、件数のみを公表する姿勢。一例目の男児については、蓮田理事長は受け入れは認めたものの、その後の処遇を明らかにしていない。熊本市や県、県警は三人とも受け入れの有無を含めノーコメントとしている。 http://kumanichi.com/feature/yurikago/ なのに、「関係者」という誰かが逐一メディアにチクり、報道されている。 チクるヤツは、職業上の守秘義務に違反している。それを報道するメディアは、これが「国民の知る権利」だと抗弁するつもりなのだろうか。どっちも許せない。
共同通信はすぐ消えちゃうし、ツッコミ所満載の記事なので全文コピペ和食で「学校楽しい」? 千葉大教授ら、小5調査http://www.47news.jp/CN/200705/CN2007052801000633.html 朝食が和食の子どもは早起きし、学校が楽しいと感じる割合も高い−。明石要一・千葉大教授らのグループが28日、小学生の朝食や睡眠時間が生活リズムに与える影響を調べ、こんな結果を公表した。 調査は昨年9月25−29日に千葉、東京、鳥取の1都2県の小学校4校の5年生計231人を対象に実施。 調査によると、5日間の平均で、午前7時より早く起きた子どもは61%で、午前7時半以降は6%だった。全体の98%の子どもが毎日朝食を取っていたが、午前7時半以降に起きる子どもの33%は食べない日があった。 朝食の様式別では、和食中心の子どもの77%が午前7時より前に起きるのに対し、洋食中心は44%
(その1はコチラ http://d.hatena.ne.jp/sava95/20061002/p1)大人たちが参加する様々な団体を結びつけるカギとして、「子どもを守ろう」運動を利用するの図。ついでに、犯罪への恐怖をかきたて監視社会を作ろうとするの図。町内会、自治会、学校PTA等々、任意参加と言いつつ実態は強制加入の団体に所属すると、いつの間にか動員される仕組みになっている。この4月、わが家に自治会の「班長」役が廻って来たのだけれど(数年に一度、何かの役をしなくてはいけない)、回覧板、書類ファイル等の道具一式の中に「子どもパトロール隊」の腕章が入っていた。昨年度の班長をやったお隣のオジイチャマいわく「なに、散歩の時にでも腕につければいいんだよ」。あのー、うちのあたりの住民は圧倒的に年寄りが多いんですけど。守らなくちゃいけない子どもはどこにいるんですか。室内犬を散歩させているオジイチャマとかカ
■[メモ][少子化] 「育てられない」と母親 大阪の男児死体遺棄事件 http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2007051701000359.html?C=S 若い母親は、今年1月に児童相談所に相談していた。でも、子どもはバイクのヘルメット入れの中で命を失い、遺体は捨てられた。 どの自治体にも窓口があり、「相談してください」と呼びかけている。公の機関以外にも「相談」を受け付ける場所はある。児相の職員は、過労死寸前の重く厳しい仕事を引き受けている。だが、虐待・虐待死が減っている様子はない。 赤ちゃんポストに三歳の子が入れられていたと誰かがリークして(誰が、何のために?)「何てヒドイ親だ!」と非難する声があがっているようだが、病院側は「それがあったともなかったとも言わない」という実に真っ当な対応であった。仮に事実だったとして、この子は少なく
■[子ども・教育]「子どもの選択権」を認めるって難しい ゴールデンウィーク、女友達数人の集まりで出た子どもがらみの話題。色々と考えさせられた。 A曰く・ 子どもの学校でのこと。せいかつ科の授業で「ちいきしらべ」という校外学習の発表会があった(授業参観)。4〜5人のグループごとに学区内で調べたいことを考え行く場所を決めて出かけ、発見(?)したことを壁新聞風に模造紙に書いて発表していた。学区内なら何でもいいらしく、発表は千差万別で驚いた。信号の数や場所を調べる、神社に言って神主さんのお話を聞く、商店街のお店の名前を調べるなど色々。その中に、公園に行って遊具でたくさん遊ぶ、というグループもあった。事前の準備を含めると相当の授業時間を使って、「公園で遊ぶ」という発表。先生は「子どもたちは自分たちで考え、協力して計画を立て校外学習に取組み、発表までなしとげました」と。しかし「公園で遊ぶ」にはどうい
クローズアップ2007:教育再生会議が緊急提言方針 親学波紋 (略)教育再生会議が25日にまとめた「親学に関する緊急提言」の概要はインターネット上の「子育てブログ(日記)」などで大きな反響を呼んでいる。「政府の諮問機関がこんな細かいことを言うのか」という驚きや、「余計なお世話」「分かっているけど、できないから苦しく、悩む」などの批判が相次ぐ。 (略)◇委員の持論を網羅−−少子化対策、整合性疑問 緊急提言は、再生会議の17日の第2分科会(規範意識)で急浮上した。 小谷実可子氏(元五輪シンクロナイズドスイミング銅メダリスト)「体形維持や職場復帰のため母乳で育てない母親が多い」 浅利慶太氏(劇団「四季」代表)「ミュージカルを全国25万人の子どもに無料で見せる。親子で感動を共有してもらいたい」 山谷えり子首相補佐官「子守歌を6カ月健診で歌うことも発信してはどうか」 提言の概要は、こうした委員の持論
福岡県弁護士会 弁護士会の読書『人が人を裁くとき 裁判員のための修復的司法入門』(著者:ニルス・クリスティ、出版社:有信堂)のブックレビュー アメリカについての部分だけ抜き書き・日本の人口10万人あたりの囚人は60人。ノルウェーは69人。ヨーロッパは通常、人口10万人あたり100人前後で、ロシアで569人。アメリカは、763人。・アメリカでは囚人は210万人いる。このほか、保護観察や仮釈放など監視下にある人々が470万人いる。それを加えると680万人となり、これは10万人のうち2267人にもなる。これは人口の2.4%を占める。青壮年の男性(18〜44歳)に限って比率をみると、なんとその12人に1人が刑罰法令の監視下で生活している。・アメリカでは、ここ15年間ほど、毎年1000人規模の刑務所が1000ヶ所ほど増設されている。それにともない、刑務所関連の建設・給食・警備などの刑務所依存産業が急
今度は親学ですって!教育再生会議:親向けに「親学」提言 母乳、芸術鑑賞など(1)子守歌を聞かせ、母乳で育児(2)授乳中はテレビをつけない。5歳から子どもにテレビ、ビデオを長時間見せない(3)早寝早起き朝ごはんの励行(4)PTAに父親も参加。子どもと対話し教科書にも目を通す(5)インターネットや携帯電話で有害サイトへの接続を制限する「フィルタリング」の実施(6)企業は授乳休憩で母親を守る(7)親子でテレビではなく演劇などの芸術を鑑賞(8)乳幼児健診などに合わせて自治体が「親学」講座を実施(9)遊び場確保に道路を一時開放(10)幼児段階であいさつなど基本の徳目、思春期前までに社会性を持つ徳目を習得させる(11)思春期からは自尊心が低下しないよう努める子どもを持ったら、こういう「正しい生き方をしなさい」と。政府って、こんなことを説教するために存在するのか。いよいよ少子化が・・・・
■[子ども・教育]学力テストのための模擬テスト 新学期第一週。予想通りというか、小学校によっては、24日に実施される全国学力テストのための練習(模試)が行われているらしい。たとえば「第5学年 算数調査票」「国語調査票」というタイトルなどで。書店では、学力テストに備えた練習のための教師向けHow to本が売られている。 子どもは、テストに備えた練習(勉強)をする。学校は、本番でいい点を取らせたいから練習(勉強)させる。それとも「見慣れない形式の設問だから、慣れさせるため」とでも言い訳するんだろうか。 首相をはじめ文教族・教育再生会議などがあちこちで「学校を競争させる」と主張している以上、「学校単位での点数は発表しない」と言われても、学校側としては安心なんかできない。「我が校の学力が低いなんてゆるされない!しっかり準備せねば!!」となるだろう。 文科省のネライとは随分ちがった結果になるのだろ
id:filinionさん経由で知った(隣の死馬の骨は青……い?)。教員採用試験の都道府県別倍率を見てビックリ。文部科学省HPhttp://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/18/12/06121109/002.htm青森県 受験者 735名 合格者 37名・・・・・約 20倍茨城県 受験者 831名 合格者 108名・・・・・約 8倍東京都 受験者 3,617名 合格者 1,564名・・・・約 2,3倍おいおい、2,3倍って。(追記:小中高共通区分で受験した者の中からも小学校区分の合格者が出ているようなので、実際の倍率はもう少し上がっているかもしれないが、明らかにされていない)もうじき、団塊世代が大量に退職する。景気回復により、企業は新卒の採用を増やしている。石原都知事の続投が決まり、都教委はこれからも「式典で君が代を歌わない教員を処分する」とか「職員会議の挙
高校教科書検定 主な検定意見と修正内容 集団自決 強制→追い込まれた イラク 戦時→主要な戦闘終結 (中日新聞 2007/03/31) 申請された教科書の記述に対する文部科学省の主な検定意見と修正 <沖縄戦>日本史B 申請段階・・なかには日本軍に集団自決を強制された人もいた 検定意見・・誤解するおそれがある 修正後・・なかには集団自決に追い込まれた人々もいた <南京事件>日本史A 申請段階・・犠牲者の数については、のちに極東国際軍事裁判で20万人以上とされ 検定意見・・犠牲者数について、諸説を十分に配慮していない 修正後・・脚注に「犠牲者数については、十数万人以上とする説、4万人前後とする説など、さまざまな説があるが、正確な数は明らかとなっていない。なお、中国側は、30万人としている」を追加 <国旗・国歌>日本史A 申請段階・・政府は教育現場での強制はしないと明言した 検定意見・・誤解
ここしばらく、仕事が詰まっていて大変だった。朝から晩まであちこち出歩き、数日間は某所に缶詰状態でバカらしい入力作業。とりあえず一段落(かな?)・・・家の中はメチャクチャ、ご飯もろくすっぽ作れず、冷蔵庫は大混乱。お父さんお母さんゴメンナサイ。 私は郵政民営化の意味・意義がどうしても分からなかった。今も分からない。小泉の唯一のウリがそれだったせいもあるのだが、規制緩和政策で引き起こされた労働と暮らしの悲惨(先行きの不安)と連動させて「民営化させて良いものと悪いものがある」と漠然と考えていた。「改革」の方向は間違っているを拝見し、労働のモラル(安定した仕事と人間らしい暮らしの関係)について「その通りだよなあ・・・」とも思う。郵便屋さんを苛めるな!と思うけれど、特定郵便局の世襲制度は、誰も理解しないと思う。今、特定郵便局が世襲である必要はどこに?もしかしたら大昔は、地方の「名士」が特権と引き替えに
子どもの入学式に参加する父親がこの十年ではっきり増加しているらしいことからしても、父親たちは家庭に目を向けるようになったと言えるだろう。第一に、今は「子育ては女房に任せています」なんて言えない雰囲気があるのだろうし、家族を大事に思うことをおおっぴらにしても「男として恥ずかしくない」世の中になったということだ。仕事オンリーから「家庭も仕事も」へ。いずれにせよ、それ自体はとても望ましい方向だと思う。(だが一方、現実には30代の労働時間は延びている)気になるのは、その「目を向ける」時の子どもへの方法論・評価軸は、仕事空間でのそれとどこまで違っているかという点。(「父親力」を特集していた三誌ともビジネス系の雑誌だったので警戒してしまう)より高い地点を目指す、たとえば目に見える成長・成功、満足感、充実感等を得るための「情報」とか「戦略」とか「計画」とか「アドバイス」・・・・こんなのが「父親力」の一部
対人関係があれば、腹立たしいことは山ほどある。私が仕事で出会うある種のオヤジ共は、謝らない。口では「いやー、申し訳なかった」と言いながら、内心は全然反省せず見下している力関係を雰囲気で伝えてくださるテクをお持ちだ。二十代の「オレって出来るタイプ、若くてバリバリだぜ」みたいなのも、頭の下げ方を知らないのか、謝りたくない気持・不本意さを丸出しにして「スミマセンデシタ」と言う。私はそれを受け入れ「何をおっしゃるんですか、そんな大丈夫ですよ〜」と笑って見せる。一方で、とにかく謝り続けるしかないと指弾される人たちもいる。先の見えない日常、謝り疲れているだろうに、それでも謝れと言われるおかあさんたち、家族たち。胸が痛い。
中学に勤める知人から聞いた話。「ふられた」「シカトされた」「はずされた」「傷つけられた」等々、生徒さんたちはみんな友だちとの関係に(知人曰く)悩み悶え狂い、泣いたり吠えたりしているのだそうだ。そういう悩みを見聞きでき、中には打ち明けて相談する子もいるのだから、彼女はいい先生なのだろうと思う。思春期に入ったばかりの中学生の不安定さはただごとではないだろうなあ。「でも、もう大変。ふられたと泣くから『どうやって告白したの?』と聞くと、してないと言う。告白もせず、ふられたと決めつけて傷ついたと落ち込む。友だちと気まずくなったと訴える子に、思い当たる理由を聞いても『分からない』の一点張りだし、関係を回復するアプローチをしている子は皆無。どうして自分をシカトするのか相手に聞いてみる子もいない。相手にとっては何気ないちょっとした行為かもしれないのに」「相手に訴えかける言葉も表情も態度も知らない、使い方が
NHKニュース教員免許もつ官僚を教壇へ文部科学省は、深刻化するいじめの問題や学力の低下などに対応して新たな政策を打ち出すには、教育現場の現状を的確につかむ必要があるとしています。このため、文部科学省は、幹部候補となるいわゆるキャリア官僚らを、ことし4月から1年間、中学校に派遣する取り組みを始めることになりました。派遣するのは20代後半から30代前半で教員免許をもつ数人で、派遣先の中学校でベテランの教員らの指導のもとに教壇に立つほか、クラスの副担任として生徒指導や進路指導などにあたるということです。文部科学省によりますと、キャリア官僚を採用後に都道府県の教育委員会に短期間派遣して研修させる制度はありますが、長期にわたって学校に直接派遣するのは初めてで、結果をみたうえで段階的に派遣する人数を増やしていきたいとしています。うーむ・・・
昨日の朝日(夕刊)を写経。大急ぎだったので、誤字脱字はお許しを(後で見直します) 教育改革の前に 学校・教師を信じよう 現場の予算・人を充実させよ 広田 照幸 今の社会には、学校や教師への不信感がうず巻いている。短慮な教育改革が性急に進められている背景には、そういう世間の不信感がある。しかし、不信感に基づく改革は、決して教育をよりよいものにはしない。【メディアがあおる不信】 学校や教師への不信感をあおり立てる情報がメディアで大量に流れるようになっのは、落ちこぼれや管理教育が注目を浴びた1970年代のことだった。メディアにとっては新ジャンルの「社会ネタ」だった。その後、「ネタ」は次々と変化してきた。校内暴力が沈静化したら、次はいじめや体罰がクローズアップされ、一通り報道・論評されつくすと、次は校則問題へ、といった具合である。確かに、メディア報道を契機に事態が改善した部分はあった。体罰はず
「学校通わす金ない」親が出生届けず無戸籍で20年このニュースに接して、すぐに思い浮かんだのは映画『誰も知らない』だった。映画のモデルとなった事件が起きた時、AERAにこんな記事が掲載された.AERA 『ルポ・置き去り時代』 1988.10.18 (この)事件で、もう1つ世の中が驚いたのは、戸籍がないため、兄は14歳になるまで学校へ行ったことがなかった、という事実である。しかし、戸籍のない子、親に学校へ行かせてもらえない子も、珍しくはない。 (昭和)60年2月、全国社会福祉協議会養護施設協議会が、全国の養護施設にいる2万8000人余りの児童を対象に、「人権侵害状況調査」をしたことがある。それによると、施設入所時に戸籍がなかった子が146人いた。 (略)生まれて何年もたってから出生届を出された場合、受付窓口の市町村戸籍課は法務省に対し、受理してもいいかどうか、判断してもらう。法務省民事局によ
高校に勤める友人たちが、この数年の間に何度も言うこと「今の生徒たちは、人に嫌われないためだけに生きているように見える」「これまで『強いられる』という経験をしていない」「誰とも本気で付き合っていないように見える」「両親も学校も恐くない、ただ友だちとの関係性だけに怯えている」「いじめの当事者がコロコロかわる」「携帯メールであっさり関係性の力関係が変わっているらしい」「いじめの悩みで欠席していることを友人の誰にも説明していない」「集めたノート(プリント)を配らせると、クラスメイトの名前を知らないから配れないと言う」等々【高校生たちは数年前から急激に変化している】【今あちこちで「これがタイヘンだから対策を」、と言われていることはほとんど間違い、カンチガイ】という認識だ。 野ブタ。をプロデュース作者: 白岩玄出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2004/11/20メディア: 単行本この本に関す
TVや新聞が恣意的に選択し話題にする「今の学校(子ども)はこうなっている!」を見聞きして、その場その場で「こりゃタイヘン!」と心配したり憤激したりする。わが子が公教育に否応なく参入せざるをえない人たちにとっては、全く人ごとではない。「そう言えばうちの学校にもこんなおかしな先生がいる」「近隣の学区ではこんな酷い話があるそうだ」等々、身近な話題に事欠かないだろう。「教育」「子ども」を大人が外から論じる場合、どうしても自分の経験(学校生活、友だちとの関係など様々な記憶)を元に考えがちだろうと思う。しかし子どもの頃の記憶というのは、実は本質的に非常に曖昧なものである。そもそも事実の問題として不正確、しかしその時の感情は繰り返し思い出すうちに言語化され増幅していく。好きだった先生のダメっぷりは憶えていないかわり、好きになれなかった担任がどれほど酷いヤツだったかは生々しく記憶している・・・・。小学校3
消費税は2011年度までに2%程度引き上げ=経団連・御手洗ビジョン 総合面の記事はもっとスゴイ。どうしてこれをWEBに掲載しないのか。以下、写経。誤字脱字はお許しを。2007.1.1.朝日新聞朝刊(総合面)「国旗・国歌 企業も尊重を」御手洗ビジョン提言発表 日本経団連(御手洗冨士夫会長)は1日、今後10年間を見据えた将来構想「希望の国、日本」(御手洗ビジョン)を正式に発表した。産業競争力の強化策を求めるほか、企業や官公庁が日常的に日の丸を掲げ、君が代を斉唱することを初めて提言。憲法9条の改正も求めるなど政治色が極めて強く、安倍首相の主張に近い内容となった。 御手洗ビジョンは約140ページ。「希望の国」の実現に向け、イノベーション(革新)の推進や経済連携協定の締結促進、税制改革、道州制の導入、労働市場改革など19の優先課題を提示した。19の課題ごとに国の10年間の姿を描き、さらに「中間目標
今朝の朝日新聞を写経。こういう記事をWEBに掲載しないところがホントに腹立たしい!「戦争を忘れちゃいけない」 引退する田英夫・参院議員 政界入り「平和のため」 参院議員を6期、通算34年務めた社民党の田英夫氏(83)が、来年の通常国会を最後に政界から引退する。旧社会党から全国区でトップ当選したのが71年。以来、社会民主連合(社民連)、社民党などへ移りながら、革新陣営の顔として「平和」を唱え続けてきた。いまの政治に対する思いを田氏に語ってもらった。 「05年3月に脳内出血で体が動かなくなり、言葉が不自由になった。来年の通常国会も登院できるか難しい。01年参院選で落選しており、政治家としては落第だ。繰り上げ当選したが、これでおしまいと考えていた」 平和を守ること、が信念だった。戦時中、ボートに爆薬を積んで敵艦に体当たりする海軍震洋特攻隊に属した体験からだ。TBS報道番組のキャスターとし
■[メモ]都市伝説は続く 友人から聞いた興味深い話。 彼女は、夫の転勤にくっついてこの6年間に二度転居、現在三つ目の県庁所在地の暮らしを経験中(関東・東北・中部)。 曰く「こんなに離れた都市なのに、子どもの幼稚園・小学校のPTAで知り合ったお母さん仲間から、まるっきり同じパターンの「恐い話」を聞かされた」。 最近、この土地付近の女の子がトイレで犯された。将来があるから、事件として報道していない。 女の子の年齢は、小学生だったり幼児だったり。場所も微妙に違う。「公園」「チェーン展開しているスーパー(店舗の外にトイレが設置されている)」「チェーン展開している衣料ストア(店舗の外にトイレが設置されている)」。 共通するのは、「親と一緒だったが、トイレには一人で行かせた」「なかなか戻ってこないから心配して探しに行った」「非常に無惨な状態で発見された(流血)」「女の子の将来のために報道できない」と
■[TV][クサナギツヨシ] ■僕の歩く道 輝明の「歩く道」として、これ以上望ましい展開、最終回はないとは思う。全体として意義深い、いいドラマだったと確信する。沢山の人が見てくれたらいいなあ。(自閉症のお子さんを持つ方が「うちのくさなぎクン」というブログを書いておられるのを知った。もうそれだけで、このドラマが放送された意味はあったと思う) しかし最終回は・・・・ 前回あれほど存在の不安定感に苦しんでいた都古ちゃんが、あっさりリセットされて明るくなってたのには驚いた。幼い頃からずっと彼女の一部だった孤独感や不安は、離婚したら解消されたのか?それじゃあ、あの結婚式で泣いた意味が分からない。「一人になりたくない」と言ってた気持は、どうなったのか。ナンダコリャ・・・ 今回、そんなわけで都古ちゃんの人物像がいきなり薄っぺらになったのに、「グループホーム」という新しい道を積極的に勧めるのが彼女という
■[新聞]朝日新聞にはガッカリだ! 教育基本法「慎重に」 東大教員らが声明 http://www.asahi.com/edu/news/TKY200612150280.html 2006年12月15日16時13分 教育基本法の改正をめぐる国会審議について、東大教育学部の教員らが13日、「慎重な徹底審議を求める」声明を出した。「教育関係者の多くは改正反対であり、国民の同意が得られないままの採決は教育の発展に大きな禍根を残す」としている。 教授会のメンバー34人のうち23人が賛同している。佐藤一子教授(社会教育学)は「国民の批判的な精神や自由な学習活動に制約が加えられるのではないか」と訴えた。 この声明が出されたのは、一昨日、12月13日である。http://d.hatena.ne.jp/annntonio/20061214/1166063267 丸二日以上たって、やっとWEBに掲載された
■[子ども・教育]組織率3割を切った日教組に「不当な支配」が出来るとでも? 参議院の中継を見ていたら、亀井郁夫氏(国民新党)が「日教組と、その背後にいる解放同盟のせいで教育現場が混乱云々」と発言していたが、一体いつの時代のことだろう?ある種の新聞などでもこういう主張がしきりになされているけれど、これって1980年代までの情勢じゃないのかな。そんな大昔を持ち出して「だから教育基本法を変える必要がある」というのは、アタマのどっかがタイムスリップしているとしか思えない。 日教組が目の敵にされるのは、第一に分かりやすいスケープゴートだから(日教組は実態から離れて政治的に記号化されている)。 しかし本質は、教育学会・教組系教研集団が積み上げてきた教育理論と実践の厚みの脅威を強く感じていること、この知的権威を劣勢に陥れたいということではないのか。 膨大な時間知性の切磋琢磨により集積された知、実践に裏
次のページ
このページを最初にブックマークしてみませんか?
『d.hatena.ne.jp』の新着エントリーを見る
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く