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SAKETIMES日本酒を楽しむ体験レポートファン2,600人が秋葉原に集結。人気声優・茅野愛衣さんが主催する日本酒フェス「かやふぇしゅ」に行ってきました! 来場者は2,600人。初のオフラインイベントは大盛況!『かやのみ』が始まったのは、2016年5月。隔週土曜日に、アニメイトタイムズのYoutubeチャンネルにて配信されています。 大ヒットアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のヒロイン・本間芽衣子(めんま)や『戦姫絶唱シンフォギア』のメインキャラ・暁切歌を演じた声優の茅野愛衣さんが、日本酒の楽しみ方を勉強したり、おつまみを食べたり、ゲストを呼んでトークをしたり、酒蔵見学に行ったりするという内容です。 もともとお酒が大好きな茅野さんが、日本酒を飲んで「美味しい!」「大好き!」と、素に近い笑顔を浮かべる様子に、多くのファンが魅了されています。 4月に開催された、同番組のオフラ
SAKETIMES日本酒を楽しむ酒屋情報SNSで話題になった「セブンイレブン 津田沼店」に突撃!大人気の秘密は、コンビニならではの“高い品質管理”にあった 千葉県の津田沼にあるセブンイレブンが、SNSで大きな話題になりました。いたって普通のコンビニにもかかわらず、地酒専門店のような日本酒をそろえているのです。店内のスペースを大きく使って、専門店でもなかなか手に入らないと言われる「獺祭」「作」「楯野川」「東一」「くどき上手」など、プレミアムな日本酒がラインアップされています。 多くの日本酒を取りそろえているため、日本酒ファンの方々から「みんなでお酒を持ち寄るのですが、あっと驚かせられるような銘柄はありますか?」などのリクエストを受けることも少なくないようです。 豊富な品ぞろえに目を奪われますが、専門の酒販店と比べて、コンビニエンスストアの品質管理は劣ってしまうのではないかという疑問も浮かびま
※ 2019年のSAKE COMPETITIONの審査結果はこちらです。 今年で7回目を迎えた、日本一美味しい市販酒が決まるきき酒イベント「SAKE COMPETITION」の上位入賞酒が発表されました。 今年は、昨年と同様「純米酒部門」「純米吟醸部門」「純米大吟醸部門」「吟醸部門(大吟醸含む)」「Super Premium部門」「スパークリング部門」「ラベルデザイン部門」の7カテゴリーに加え、昨年まで招待審査で行われていた「海外出品酒部門」を正式部門として新設した全8部門で審査が行われました。 純米酒部門(出品数:456点 / 予選通過:166点)特定名称「純米酒」表示がされている清酒。または「特別純米酒」や「山廃純米酒」、「生もと純米酒」も出品可能。 1位 「 會津宮泉 純米酒 」 宮泉銘醸株式会社(福島県)2位 「 あたごのまつ 特別純米 冷卸 」 株式会社新澤醸造店(宮城県)3位
味噌づくり用の種麹(もやし)を使って麹米を造り、日本酒を醸す。そんな、前例のないチャレンジに取り組んだのが、長野県塩尻市にある笑亀酒造です。杜氏を務める森川貴之さんに、今回の企画についてうかがいました。 旨味たっぷりの酒を造りたい森川さんは、日本酒に含まれる4種類の酸をそれぞれ際立たせた「貴魂」シリーズなど、これまでにさまざまな意欲作を生み出してきた造り手。そんななか、いまもっとも興味をもっているのが、生酛造りです。 「米をすりつぶす『酛摺り』の作業をして、乳酸菌をはじめとしたいろいろな菌を呼び込みながら酒を造ることで、独特の酸味と旨味がたっぷり乗った酒になります。その旨味をつくり出す成分のひとつが、アミノ酸が複数結合したペプチドです。このペプチドが、"押し味"といわれる、独特の旨味を演出してくれるのです。ペプチドは、麹が生み出すタンパク質分解酵素の働きでつくられるのですが、日本酒を造ると
「SAKEおかわり五反田店」がオープンしたのは2015年6月。店を構える五反田は、日本酒の名店が並ぶエリアです。 五反田について「マニアックさはあまりないが、成熟している雰囲気を感じる」と話すのは、この店のオーナー・関谷勝司さん。現在の場所にオープンを決めたのは、そんな大人の町で勝負してみたかったからなのだそう。 コミュニティの場をつくりたい 「SAKEおかわり五反田店」を開店するまでは、食品流通とITの仕事をしてきた関谷さん。店を立ち上げようと思ったのは、"コミュニティの場をつくりたい"という気持ちがきっかけでした。 ちょうど、日本酒をセルフで飲む店の人気が高まっているときで、自分が目指しているテーマとのマッチを感じたそうです。そのなかでも、日本酒専門として踏み切ったのは、日本酒に造詣の深い、店長の荒木辰郎さんとの出会いが大きかったと言います。 「もともと日本酒が大好きで、いろいろと飲み
長い櫂棒を使って、醪(もろみ)のタンクを力いっぱいかき混ぜる「櫂入れ」。日本酒造りにおいては、欠かせない作業のひとつです。 その櫂入れをまったく行わず、酵母の働きに任せた自然のままの酒造りを続けるのが、秋田の銘酒「雪の茅舎」や「由利正宗」などを醸す、明治35年(1902年)創業の齋彌(さいや)酒造店。国の登録有形文化財にも登録されている美しい蔵屋敷を訪れました。 高低差6メートルの"のぼり蔵"鳥海山のふもと、秋田県県南の由利本荘市石脇地区にある齋彌酒造店。自然の地形をうまく利用した蔵の構造が大きな特徴のひとつです。傾斜地に建つ蔵の高低差は6メートル。窯業の「登り窯」に似ていることから、東京農業大学教授の小泉武夫博士が、"のぼり蔵"と名付けました。 蔵内に入ると、緩やかな坂道状の通路がまっすぐに伸びています。傾斜があることで一見不便なのではないかと思ってしまいますが、「高いところから低いとこ
有限会社神田豊島屋(東京都千代田区)は、東京神田限定酒「利他」シリーズのラベルを2018年2月に総リニューアルしたそうです。 江戸の神田らしさと酒造りへの想いが込められたラベルデザイン 「利他」シリーズの新たなラベルには、江戸らしさ・神田らしさをアピールしながら、豊島屋の酒造りの想いである「自然に感謝をしながら酒造りをすること」を象徴し、それぞれ、水・木・土など、そのお酒にあったモチーフが描かれているそうです。また、お酒を片手に愉しめるよう、豊島屋の歴史や同銘柄への想いが1冊の小冊子にまとめられているとのこと。 なお、東京・神田エリアでの店頭販売のみにこだわり、贈答用需要に応えるために値段を非公表にしているそうです。(店頭確認は可能) 詳細はこちら。 ◎取り扱い店舗情報 「和酒や」住所:〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1丁目28-4Tel:03-6260-9573「小西株式会社
東京には、日本酒を楽しめるエリアが数多くあります。千代田区の神田もそのひとつ。 神田における日本酒人気の高さは、江戸時代の様子を残した資料からも知ることができます。江戸のにぎわいを描いた『江戸図屏風』では、神田の町筋にある、軒先に酒林(さかばやし)を掲げた3軒の酒屋が描かれています。また、加藤曳尾庵(かとう・えびあん)の著書『我衣(わがころも)』には、神田の豊島屋酒店が店先で大きな田楽を焼き、他の店よりも安く酒を売るという、当時としては革新的な方法で評判を呼んだことが書かれています。 今回は、多くの居酒屋でにぎわう神田と、この土地に縁の深い造り酒屋「豊島屋酒店」が造った新しい日本酒について紹介します。 1596年、豊島屋酒店は江戸の神田鎌倉河岸に酒屋兼居酒屋を開きました。当時は、上方から運ばれてきた酒、いわゆる「下り酒」を大量に仕入れ、それを安く販売したことで人気を集めます。明治後期には自
パーティー用にお酒をたくさん買ったものの飲みきれなかったり、お歳暮などでもらったお酒を余らせてしまうこともあるかと思います。 そこで、そんな時に役に立つ、日本酒の裏技的活用法をご紹介します。 いつもの料理に日本酒をちょい足しまずご紹介するのは、残った日本酒を料理に使うという方法です。ただし、アルコールが完全に飛んでいないこともあるので、未成年や妊娠中の方、車を運転する方などの喫食はお控えください。 日本酒カレーいつものカレーに、日本酒を加えて煮込むだけ。日本酒好きにはもちろん、お酒が苦手な方にもおすすめしたいメニューです。 日本酒に含まれるアルコールが蒸発するときに肉の臭みが取りのぞかれ、旨味がグッと深まります。未成年やアルコールに弱い人が食べる場合は、アルコールがしっかり蒸発するよう、じっくりコトコト煮込んでください。 分量の目安は、5~6人分のカレーで日本酒50~100ml程度。もちろ
都道府県から探す 北海道/東北地方(0) 北海道(13)青森県(21)岩手県(22)宮城県(30)秋田県(40)山形県(50)福島県(64)関東地方(0) 茨城県(45)栃木県(35)群馬県(27)埼玉県(35)千葉県(37)東京都(10)神奈川県(13)中部地方(0) 新潟県(89)富山県(19)石川県(37)福井県(36)山梨県(14)長野県(82)岐阜県(51)静岡県(27)愛知県(40)近畿地方(0) 三重県(34)滋賀県(40)京都府(47)大阪府(17)兵庫県(77)奈良県(32)和歌山県(19)中国/四国地方(0) 鳥取県(19)島根県(32)岡山県(45)広島県(49)山口県(36)徳島県(21)香川県(6)愛媛県(44)高知県(19)九州/沖縄地方(0) 福岡県(57)佐賀県(27)長崎県(16)熊本県(11)大分県(29)宮崎県(2)鹿児島県(1)沖縄県(1)海外(0)
兵庫県伊丹市は、安定して大量に清酒を醸造する近代的な技術を確立したことから「清酒発祥の地」と呼ばれています。2012年、そんなお酒の町に建てられたのが、伊丹市立図書館「ことば蔵」。そのオープン5周年を記念した、オリジナルラベルの日本酒が10月に発売されました。 「ことば蔵」のあるエリアには、100年前は酒蔵が立ち並んでいたのだそう。そして「ことば蔵」の建つ場所には、かつて剣菱の酒蔵があったといいます。 剣菱が「稲寺屋」の屋号で創業したのは永正2年(1505年)。いつまで稼働していたのか定かではありませんが、500年以上の歴史が刻まれたこの場所は、図書館として新たに生まれ変わり、今も伊丹市民に愛され続けています。 伊丹市民から生まれたアイデア 「ことば蔵」は、地域の人々と密着しながら画期的な取り組みを続けてきました。2016年には、先進的な活動を行う図書館を表彰する「ライブラリーオブザイヤー
スペイン・カタルーニャの州都バルセロナから車で2時間半。ピレネー山脈の絶景を縫うようにたどると、小さな村の広場が現れます。 「遠いところまでようこそ!」と、溢れんばかりの笑顔で迎えてくださったのはアントニ・カンピンズさん。スペイン国内で初めてSAKE(清酒)の醸造を始めた蔵元杜氏です。 フランスにほど近い、カディムシェロ国立公園内にある人口60人ほどの村・トゥイシェントは、冬になると冷たいおろし風が吹き、0.5~1.5mほどの積雪があるそう。冬の日中気温は0℃前後ですが、夜間にはマイナス10度ほどにまで下がるという寒暖差の激しい地域です。しかし、この環境は日本酒の寒造りにとっては理想的といえるでしょう。カンピンズさんは酒造りの期間中のみ、バルセロナからトゥイシェントに移って酒造りに励むのだとか。 15分もあれば一周できそうなこの村の中心から歩いて数分。切り立った崖の上にある見晴らしの良い小
ある分野における偉人を"神様"と呼ぶことがあります。野球の神様ならベーブ・ルース、漫画の神様なら手塚治虫......日本酒業界においても"神様"と讃えられる人がいます。それは、"酒造りの神様"と呼ばれる醸造家・農口尚彦氏。 能登杜氏四天王、現代の名工、吟醸酒や山廃ブームの火付け役......農口杜氏を表現する言葉は数多くあります。醸造家として70年近いキャリアをもち、全国新酒鑑評会で連続12回を含む、通算27回の金賞を受賞するなど、まさに生ける伝説と言えるでしょう。 「酒造りの現場から退いていた農口杜氏が、2017年冬から酒造りを再開する」 このニュースは日本酒ファンや業界関係者に瞬く間に広まりました。 2年の時を経て蘇る農口杜氏の酒。その醸造現場として、農口杜氏が酒を造るための理想をつめこんだ酒蔵が石川県に新設されます。その酒蔵の名は「農口尚彦研究所」。その名の通り、農口尚彦のもつ匠の技
日本酒には、季節によってそれぞれの楽しみ方があります。そのなかに、秋の到来を告げる「ひやおろし」という旬の酒があります。 ひやおろしとは?「ひやおろし(冷卸し)」とは、春に搾った酒を秋まで貯蔵してから出荷する酒のことです。ひやおろしは「秋あがり」などと呼ばれることもあります。この表現は統一されていません。 また、火入れ(加熱処理)の方法にも特徴があります。一般的な日本酒は、火入れを2回してから出荷されます。しかし、ひやおろしは搾られた後、貯蔵中に酒の品質が悪くならないよう、火入れを1回だけ行ない、出荷する前の火入れはしません。 ひやおろしの語源貯蔵するときにのみ火入れをし、2回目の火入れを行なわない、この「ひや」と呼ばれる状態で貯蔵し、秋になって卸されるため、「ひやおろし」と呼ばれているようです。 かつて、ひやおろしは酒を貯蔵している蔵と外気が同じ気温になってから出荷されるものでした。しか
10月1日は日本眼鏡関連団体協議会が制定した「メガネの日」。それに合わせて、9月下旬から「萩の鶴 メガネ専用 特別純米酒」が発売されます。 造っているのは、宮城県栗原市の萩野酒造。杜氏を筆頭に蔵人全員がメガネをかけていることから、「メガネの人だけで醸したお酒を、メガネの人だけに呑んでほしい」というメッセージを込めて、3年前から売り出してきました。 コンセプトに合わせたポップなラベルデザインのおかげもあってか、毎年あっという間に完売になってしまいます。そんな「メガネ専用」の誕生秘話を追いました。 10月1日はメガネの日?ネクタイの日?「メガネ専用」を生み出したのは、これから8代目蔵元になる予定の佐藤曜平専務。東京農業大学を卒業した後、2002年に蔵へ戻りました。以後、商品戦略を一新させるとともに、酒質の向上に努めています。 平成18BY(醸造年度)からは外部の杜氏に頼らず、みずからが指揮を執
※2022年5月に発表された令和3酒造年度(2021)全国新酒鑑評会の審査結果はこちらです。 「平成28酒造年度全国新酒鑑評会」の審査結果が発表されましたので、速報でお伝えいたします。 今回は860点の出品があり、その内437点が入賞。さらにその中で242点が金賞を受賞しました。(☆印が金賞酒です) ※以下の表記は、製造場名/商標名の順となっています ◎北海道(入賞4点、金賞2点)曲イ田中酒造(株)/宝川日本清酒(株) 千歳鶴醸造所/千歳鶴 (☆)国稀酒造(株)/国稀 (☆)男山(株)/男山◎青森県(入賞8点、金賞3点)八戸酒造(株)/陸奥八仙鳩正宗(株)/鳩正宗 吟麗(株)鳴海醸造店/稲村屋文四郎六花酒造(株)/じょっぱり(株)西田酒造店/金冠喜久泉 (☆)尾崎酒造(株)/安東水軍八戸酒類(株) 五戸工場/如空 (☆)桃川(株)/桃川 (☆)◎岩手県(入賞14点、金賞9点)(株)桜顔
長野県の酒蔵では、多くの女性杜氏(製造責任者)が活躍しています。 酒千蔵野(主要銘柄「川中島 幻舞」)の千野麻里子さん、高沢酒造(主要銘柄「豊賀」)の高沢賀代子さん、尾澤酒造場(主要銘柄「十九」)の尾澤美由紀さん、岡崎酒造(主要銘柄「信州亀齢」)の岡崎美都里さん、高天酒造(主要銘柄「高天」)の高橋美絵さん、大塚酒造(主要銘柄「浅間嶽」)の大塚白実さんらです。 他県では女性杜氏は1~2人しかいませんから、まさに長野県は女性杜氏王国といえるでしょう。そこに、新たにもう1人、女性杜氏が誕生しました。長野県上田市にある若林醸造の若林真実さんです。学生時代は蔵の後を継ぐことなど考えもしなかった真実さんが、東京の会社勤めを辞めて若林醸造に戻り、本格的な日本酒造りを再開させています。 アメリカでの苦い体験を経て一念発起 若林醸造は明治29年(1896年)創業で、今年で120周年になります。新潟県から杜氏
「酒蔵に就職したいのですが?」「杜氏になるにはどうすればいいですか?」という質問をインターネットの投稿で見かけます。 酒蔵で働いている身としては、そこまでして働きたいものなのだろうかと少々穿った見方をしてしまいがちですが、実際に酒蔵で働くことがどんなものなのか、ご紹介したいと思います。 酒造りだけではない!酒蔵の仕事とは 日本酒を醸造して、瓶詰め・箱詰めして発送し、店頭に並べ販売する。これが酒蔵の仕事です。 日本酒は、精米や洗米、酒母や麹の管理、搾りなどの工程を経て造られます。采配は杜氏が行い、頭が指示し、三役(醪屋・酛屋・麹屋)と各部署の親方が持ち場を取りまとめます。最初は追い回し(雑用)や釜屋助手から始まり、スキルアップとともに担当部門が変わっていきます。造る醍醐味も大きいですが、体力も必要です。 瓶詰め・箱詰めは日本酒を商品として整える仕事です。できあがった日本酒を瓶に詰め、ラベルを
こんにちは!SAKETIMESライターの梅山紗季です。SAKETIMESで今月初めにあるお店のオープンをお知らせする記事があったのはみなさまご存知でしょうか?お店の名前はSakeLaboTokyo。気軽に、スタイリッシュに日本酒を楽しめるというコンセプトのこちらのお店に、今回は、ライター梅山が実際お邪魔して味わった魅力を、たっぷりレポートしたいと思います! 関連記事:「プライベートバル・『SakeLaboTokyo』が十条にオープン」 十条駅からほど近く。種類豊富な日本酒と、味わい深い料理を。SakeLaboTokyoは、JR十条駅から徒歩2分のところにあります。駅前の商店街・十条銀座を歩き、少し奥の道に入ると、青い看板が見えてきます。 お店の前には、こちらがホッとするような立て看板が立っています。 「日本酒が好きになるお店」、という紹介のほかに、「日本酒を飲まれない方も大歓迎です」とある
こちらの義援金募集は3/28(火)をもって受付終了いたしました。みなさまのご協力、誠にありがとうございました。 昨年12月22日、新潟県糸魚川市で大規模な火災が起こりました。その被害は、負傷者11名、建物被害144棟、焼損面積は約40000㎡という甚大なものでした。 加賀の井酒造の被害この糸魚川市で1650年からおよそ350年間、酒造りを行ってきた歴史ある酒蔵・加賀の井酒造もその被害を受けました。幸い、人的被害はなかったものの、蔵及び社屋が全焼。酒蔵にとって、蔵を失うことは酒造りができなくなることを意味します。 加賀の井酒造の社長を務める田中文悟氏は、今回の被害について「新潟県の酒造りを支えてきた、歴史ある加賀の井酒造が全焼してしまったことは、酒類業界並びに、この日本において大きな損失です。しかしながら、積み重ねられてきた歴史と伝統は決して消えることはありません。蔵人一丸となり、必ず再建し
SAKETIMES特集PR誰も飲んだことのない驚きを、誰もが毎日飲めるように──パック酒に革命を起こした「菊正宗 しぼりたて ギンパック」 みなさんにとって「パック酒」の印象は、どんなものでしょうか。「安くて、あまり美味しくないもの」「昔からあって、進化のないもの」「酒飲みのおじさんたちが飲むもの」――こうした先入観から、パック酒を一度も買って飲んだことのない人の数は、少なくないかと思います。 しかし、そんな偏見を払拭し得る、まったく新しいパック酒が誕生しました。その商品は「菊正宗 しぼりたて ギンパック」。酒造りの最新技術が詰め込まれたこのパック酒は、有名地酒や吟醸酒とも肩を並べるほどの出来だといった声も多く、業界内でも話題となっています。なぜ、ここまで品質面で高く評価される酒を、安価なパック酒で実現することができたのでしょうか。 菊正宗酒造の魅力に迫る特別連載の第9回では、「菊正宗 し
酒屋の店内で気軽に立ち飲みを楽しめる「角打ち」は、ビギナーから熱心なファンまで日本酒を愛する人々の間で人気を集めています。そんな角打ちスタイルの酒屋「浅野日本酒店KYOTO」が2016年7月にオープン。人気のスポットとなっている大阪・梅田店に続いて、京都店が2店舗目。 ”一人でも多くの方に日本酒の美味しさ・楽しさを知ってもらいたい”をモットーにするこのお店では、店内のほとんどの商品(その数150種類以上!)を無料で試飲でき、さらに有料の角打ちコーナーでも同数の日本酒を飲むことができるんです。圧倒的な品揃えと、嬉しい試飲・角打ちサービスで、日本酒文化を伝える人気店の魅力に迫ります! アクセス抜群!京都駅から徒歩5分の店舗JR/近鉄京都駅から南へ徒歩5分。イオンモールKYOTO Sakura館の1階・入り口近くに「浅野日本酒店KYOTO」はあります。 さすがは観光名所・京都。モールには地元のお
SAKETIMES日本酒を知る酒蔵案内音楽 × 日本酒のコラボレーション!ストレイテナー・ホリエアツシ、lovefilm・石毛輝と巡る木戸泉酒造 音楽と酒。 "切っても切れないもの”として語られることの多い両者ですが、それはライブの打ち上げで飲まれるビールや、硬派なハードリカーをイメージすることが多く、こと「日本酒」においてはなかなか音楽という文脈で語られることはないように思います。 しかし、一流ミュージシャンの中にも、大の日本酒党がいるんです。 ひとりは、2003年のメジャーデビュー以降、日本のロックシーンを牽引し続けてきた人気バンド「ストレイテナー」のフロントマン・ホリエアツシさん。 もうひとりは「the telephones」でシーンを席巻し、現在は新バンド「lovefilm」にて活躍中の石毛輝さん。 いずれも日本を代表する大物アーティストですが、両名とも「ライブの打ち上げではだいた
「山廃」仕込みの意味、酒造りの特徴、味わいはどういったものなのか。また、よく山廃仕込と比較される生酛造りとの違いはどういったものなのか。 大人気シリーズ「わかりやすい!すぐに話せる!用語解説」の第3弾は、山廃仕込みについて解説します。 山廃仕込みは生酛造りの派生 おさらいも兼ねて生酛のお話を簡単に。 生酛造りとは、日本酒を造る時の「酛造り=日本酒のもとになる酒母造り」に関わる言葉です。酒母は「速醸系酒母」と「生酛系酒母」に大きく分けられます。日本酒造りに必要な乳酸を得るために、乳酸菌を一から育てるのが「生酛系酒母」の特徴でした。 山廃仕込みは、「生酛系酒母」から造られた生酛造りの派生であり、同じく乳酸菌を一から育成する流れをたどっています。つまり、生酛ならではの複雑な味わいや香味も引き継いでいると言えますね。 とは言っても日本酒は一本一本それぞれに個性が存在しますので同じ系統でも同じ味では
昨年の秋から造りが始まり、ようやく春です。お酒を飲むみなさんも春の酒が店先に並んでわくわくする頃でしょうか。実は同じように蔵人もわくわくしています。なんせ、造りが終わりですからね! 雪が溶けて道端にバッケ(ふきのとう)が咲いて、ツクシが出て、杉玉もすっかり茶色になりました。 醪はすべて完成ですが、搾り終えるまではまだ時間がかかります。すべて搾り終えることを皆造と言います。4月の頭に甑倒し(醪の仕込みに使う米を蒸し終えること)をするので、だいたいゴールデンウィーク中には皆造になるのではないでしょうか。 さて、冬の忙しさから開放された蔵人にも、春にはご褒美が待っています。何が一番楽しみかといえば賞与・・・というのがホンネかも知れませんが、なによりも私が楽しみにしていたのは納豆です! 蔵人が納豆を食べてはいけない理由 納豆の枯草菌(いわゆる納豆菌)は、バシラス(バチルス)属に属し、芽胞(がほう)
日本酒情報に特化したWEBメディア「SAKETIMES」(2014年公開)を運営する株式会社clear(東京都渋谷区/代表取締役:生駒龍史)は、国内外の外国人市場における日本酒の機運の高まりを受けて、英語圏の人々に向けて正しい日本酒情報を提供する「SAKETIMES英語版」を2016年5月9日(月)にリリースしました。 「SAKETIMES英語版」URL : http://en.sake-times.com/ SAKETIMES英語版では、現在運営中の日本版SAKETIMESで蓄積したノウハウから、現地で楽しめる日本酒まで、幅広い情報をアメリカをはじめとする英語圏の人々に向けて発信します。これにより、日本酒への知識・理解が世界中へ正しく浸透し、日本酒市場拡大の一助となることを目指します。 背景:日本酒の世界的需要の高まり日本酒の海外輸出は2015年度に140億円を突破。 輸出されている酒類
前回の基礎編では、精米することで香り高く、きれいな味わいの日本酒になるということを書きましたが、今回の上級編では、なぜそのように香りや味わいが変わるのかということを説明します。 精米で味が変わるのはなぜ?基礎編で書いたように、精米歩合の値が小さいと香り高くきれいな味わい、値が高いと旨みのしっかりした力強い味わいのお酒になる傾向があります。なぜ精米歩合によってそのような違いが出てくるのでしょうか? その謎を解くカギはお米に含まれる3つの成分にあります。 お米には主に「デンプン」「タンパク質」「脂質」の3つの成分が含まれています。デンプンは「麹」の働きにより糖に変えられ、その糖を「酵母」が食べることでアルコールが生まれます。タンパク質は「麹」によりアミノ酸に変えられ、主にお酒の旨みになります。脂質は「麹」の働きにより脂肪酸に分解されます。 お米の外側にはたんぱく質や脂質が多く含まれ、中心に行く
和食の世界遺産登録や、蔵元杜氏への注目の高まりを背景に、昨今の日本酒市場は大きな盛り上がりを見せています。小規模・少量生産の地酒人気が高まる一方で、量販店に常時並んでいる“どこでも買える手頃な酒”は、同じ日本酒であるにもかかわらず、どこかブームから切り離されているようにも感じられます。 業界をけん引する大手酒造の経営陣は、この時流をどんな思いで見つめているのでしょうか。菊正宗酒造の魅力に迫る特別連載の第5回では、同社の代表取締役副社長である嘉納逸人氏に「日本酒業界のいま、これから」というテーマでお話を伺いました。 今がまさに、日本酒業界の転換期嘉納氏は大学卒業後、小売業界での実務経験を経て、15年前に家業である菊正宗に入社しました。当時と現在の日本酒業界を比べて「これほどまでに風向きが変わるとは思わなかった」と、嘉納氏は言います。 「私が家業に戻った頃は、ちょうど焼酎ブームが始まったタイミ
「都内からたった1時間半の日本酒トリップ!千葉県酒々井町・飯沼本家に行ってきた!【前編】」では、飯沼本家へのアクセスや、周囲施設のご紹介をしました。後編では、飯沼本家敷地内から見所をお伝えします。 飯沼本家の顔!酒々井まがり屋ちょうどお昼時、お腹がすいたので、まずは腹ごしらえをします。 正門のすぐ側、飯沼本家の顔「酒々井まがり家」へお邪魔します。 酒々井まがり家は、新潟県東蒲原郡にあった清野家の民家を移築再生した建物です。江戸時代・元禄に建てられた歴史深い民家でしたが、ダム建設によって水没の運命にあうところを、飯沼本家が譲り受け、移築再生したそうです。 現在は、レストラン・ギャラリー・お土産屋を展開している、まさに総合施設になっています。 百聞は一見にしかず、さっそく入ってみましょう! 玄関をあけると、館内はとてもレトロな雰囲気。 入って右は、お土産屋。日本酒だけでなく、たくさんの種類のお
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