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Muuseo My Musuem は、あなたの大切なコレクションで、デジタル博物館 (Museum) を作れるサービスです。 同好の仲間と交流したり、登録したコレクションのデータを使い、デジタル研究室が作れる My Lab & Publishing と連携させて本を作ることもできます。
代官山 蔦屋書店 文具コンシェルジュ 佐久間和子さん 総合文具での勤務やイラストレーターの経験を生かし、2011年より代官山 蔦屋書店の文具コンシェルジュを務める。MD、接客、売り場づくりやイベント企画などを担い、店舗では約3000種類の文具を取り扱う。 佐久間さんが万年筆でイラストを描いてその日誕生日の人々を祝うtwitter(@DT_stationery)とInstagram(@daikanyama.tsutaya.stationery)も大好評。万年筆は私物で100本以上は所有しており、メディアでも多数取り上げられている。 ※Twitterが凍結している場合もInstagramで日々更新中! 写真/ミューゼオ・スクエア編集部 ①書き味 使うペンによって変わるので、好みで選びましょう。佐久間さんは適度な抵抗感がある紙質がお気に入り。逆にツルツル系はペン先がすべるので苦手なのだとか。 ②
ワニ革を始めとした爬虫類革は、「エキゾチックレザー」とも呼ばれる。今回訪れた藤豊工業所は、エキゾチックレザーの専門タンナー。 ワニ革をなめすことができるのは、世界でも20数社、日本では6社しかないといわれる。そんな希少なワニ革をなめす工程を見学させてもらうとともに、工房で実際の製品になった姿も見せてもらった。革の王様ともいわれるワニ革を中心に、未知なるエキゾチックレザーの世界を取り上げる。 ワニ革の生産で知られる世界のトップメーカーは、シンガポールにあるヘンロン社(Heng Long)。ルイヴィトンなど、世界のトップブランドが利用する最高級のワニ革をなめすタンナーだ。 東京都墨田区にあるエキゾチックレザーの専門タンナーである藤豊工業所は、実はへンロン社と同じ起源を持っているという。専務の藤城耕一さんは、次のように話す。 「シンガポールでヘンロン社がワニ革の製造を始めるとき、日本の技術者が入
——アート作品を購入できる場所は、ギャラリー・画廊だけではありません。たとえばオークションやアートフェアなどもありますが、普段どのようなルートで購入されますか? 僕はほぼ100%、ギャラリーで買いますね。 ——少し意外です。若い作家さんから直接購入するチャンスもありますよね? たしかにコレクターさんの中には、美大・藝大の卒業制作展で青田買いをするという方もいて、学生さんの方も、それを分かっているから展示作品の脇に名刺をおいていたりすることはあります。 過去にはギャラリーに所属する前の若手作家さんから直接購入したこともありましたが、基本的に、僕はギャラリー所属後に買いたいと思ってます。 ——ギャラリーでの購入にこだわる理由を教えてください。 理由は2つありまして、1つは現代アート作品の場合、作家が存命でプライマリーでの購入ならば、偽物はあり得ないからです。 セカンダリーでは、サザビーズやクリ
いま世界で進む商業芸術の再評価。「NANZUKA」が拡張した現代アートの文脈について インタビュアー/宮津大輔 モデレーター/深野一朗 文/塚田史香 撮影/新澤遥 少年漫画の原画がルーブル美術館で展示され、「マンガも芸術なの?」と驚きの声があがったことがある。時代をさかのぼれば浮世絵も、日本人がその価値を見いだすより先に、外国人の目を通して評価され、名品の多くが海を渡った。 渋谷にある現代アートのギャラリーNANZUKAは、田名網敬一や空山基など才能は認められていても、芸術としてみなされる機会がなかった作家の作品を、アートの文脈にのせ、世界に勝負を仕掛けている。 NANZUKA代表の南塚真史氏は、どのような姿勢でアートと向き合うのか。現代アート・コレクター/大学教授の宮津大輔氏に話を聞いて頂いた。 はじめに(モデレーター深野一朗より) 現代アートのプレイヤーに語って貰う当企画。コレクターに
水彩画のような陰影を持ちながら、あふれるシズル感を有するスイカの絵。この絵は、サトウヒロシさんが万年筆と水筆を使用し描いたものだ。 「私は食べ物を描くのが好きなのですが、食べ物をおいしそうに見せるのにぴったりなインクがあるんです。『飲んでもいいんではないか』と思うくらい。実際はもちろん飲みませんけど(笑)」 気さくに笑いながら絵を見せてくれるサトウヒロシさん。 万年筆画家である彼の活動は多岐に渡る。万年筆で絵本を描く。映像配信プラットフォーム「万年筆ラクガキ実況中継!Live」で週1回絵を描く様子を生中継する。万年筆で絵を描くコツを伝えるワークショップを開催するなどさまざまだ。 サトウさんが万年筆で絵を描くようになったのは、デザインスタジオ「ソルティフロッグ デザインスタジオ」を立ちあげたときのこと。 WEBデザイナーやイラストレーター、営業という仕事を経験し、やはり絵を描くことを仕事にし
インタビュー第3弾の今回は、Andante(アンダンテ)代表、靴職人の八巻(やまき)裕介氏を訪ねました。 神戸の整形靴技術者養成校(以下、養成校と記載)を卒業後、より専門性を高める修行を積まれ、現在は京都で、整形靴の技術を駆使したビスポークシューズのお店をされています。 整形靴とは、医学的根拠に基づき、個人の足の形や症状に合わせて作られる靴のことです。医療機関での治療にも取り入れられていて、治療や補助としての意味合いが強いのが、ビスポークシューズとの違いと言えます。オーソぺディックシューズという英語名も定着しているので、一度は耳にしたことのある人も多いのではないでしょうか。 私が初めて八巻さんの靴を拝見したのは、インスタグラムだったのですが、フォルムに惹かれて興味を持った靴が、整形靴の製法で作られたものだと後から知り、正直なところ、とても驚きました。それまで、整形靴にはファッション性を期待
ミューゼオは、 あなたが集めているコレクションを登録して 世界に1つだけのミュージアムを 作れるサービスです。 ミュージアムを作るステップは4つ! 1 メールアドレス、もしくはお好きなSNSアカウントを使って新規登録 2 コレクションルームを作成 3 コレクションルームに、自分のアイテムを登録 4 ミュージアムが完成!
日々袖を通す服には、一人一人の着用者の「ことば」が宿ると共に、その時代時代に各自が共有していた「ことば」も宿るもの。世相やとうとばれた価値観、そして政治や経済状況などが、それにはっきりプリントされてしまうからだ。 特に同じアイテムを時系列に比較すると、より深く認識できるというもの。メンズウエアでそれを最も簡単に示せるのは、やはり紳士服=スーツではないだろうか。 何せ20世紀のほぼ全体を通じ、ビジネスウェアの主役を張ってきたのだから。ということで今回は、20世紀の各時代を象徴するようなスーツのスタイルをピックアップ。特徴と共にその背景にあるものについても、少しだけのぞいてみたい。 19世紀半ばの原型の登場から地位が少しずつ向上し、ビジネスウェアとしての認識が世界的にしばらく定着した頃のスーツスタイルがこちら。簡単に言えば、まだ全体的なシルエットに強い抑揚がなく、非常に素朴な印象である。 ジャ
昔から映画や音楽、バイクが好き。でも、「なぜ?」と聞かれると困ったもので。気付いたら考えていたので「好き」、「なぜ好きか」は考えたことがない。本連載では、僕が好きなモノの作り手さんにお話しを聴いて、「なぜ好きか」に迫り、モノが持つ魅力を見つけていきます。今回はイヤホン、ヘッドホンブランド「final」を展開しているS'NEXTの代表取締役社長 細尾満さんにお話しを伺いました。 final(ファイナル)は、家電量販店の高級イヤホンコーナーで発見。真鍮の「Piano Forte VIII」がまるで土偶みたいで気に入ったものの、7万円という価格が価格だったので眺めるだけでした。友人とドライブをしたときに持っていたイヤホンを壊してしまい、帰りに勢いで購入。「クレジットカード7回払いで払えば月1万円だ」と自分に言い聞かせたのをいまでも覚えています。 山川:思い切って買ってみましたが、いまでも後悔して
【前編】靴好きの3人が思いのままに語る革靴談義。僕らが靴のとりこになった理由。 取材/廣瀬 文 撮影/井本 貴明 チャーチ、ジョンロブ、エドワードグリーン、オールデンなどなど、往年の名作靴について思いのままに語るこの企画。今回は、ファッション業界でもかなりの靴好きとして知られる、ジャーナリストの飯野高広さん、倉野路凡さんに靴談義を繰り広げてもらいました。靴を肴に何時間でも語り合えてしまうというお二人、お題は初めて買った1足から始まり、購入時のマイルール、愛用靴へのこだわりの磨き方など話は尽きず(笑)。これを読めば80年代ごろからの革靴の系譜が分かっちゃいます! さて、まず前編は、靴との衝撃の出合いを果たしたお二人の青春時代まで遡ります。 今回登場する靴たち コールハーン「ピンチペニー」 リーガル「2177」 リーガル ウイングチップ クレープソール チャーチ「ピカデリー」 チャーチ「ヒック
前回の万年筆に続くものといえば、当然その良き相棒=インクを語らずにはいられない! ここ数年、メーカーやブランドの内外を問わず、淡いピンク、蛍光イエロー、はてまた金粉入りなどなど、従来の常識を覆す色味のインクが続々と発売されている。さらには、そのようなものを使いたいがために万年筆「も」次々購入してしまう、つまりこれまでとは買う順番が逆のユーザー層まで出現し、万年筆の復権やユーザー層の拡大に結び付いている。 これはとても喜ばしいことなのだが、だからこそ従来から当たり前にあるインクの色味も、同様に愉しんでほしいなぁとも思ったりも……。例えば、かつて万年筆のインクでは最もポピュラーだった「ブルーブラック」。この色感が、各メーカーで昔も今も実に微妙に、しかし決定的に異なるからなのだ。 今回はその、まさに重箱の隅をつついたような違いの世界を、新旧の特徴の強いものを中心にご堪能いただきたい。 なお、「ブ
なんとなく靴作りを始めてみた、いち素人です。この連載では、履ける靴を一足仕上げるまでをドキュメントスタイルでお伝えしていきます。 靴制作の過程を見てもらう中で、靴マニアじゃなくても「なぜ、いい靴はこんなにも高いのか?」の疑問、さらには靴を愛したくなるヒミツがわかってもらえるのではないかと思います。 靴の裏側(というと大げさですが)がわかると、靴を見るのが楽しくなる!(購入に至るか否かはまた別の話…) まずは、僭越ながら、私の自己紹介と靴作りの魅力をお伝えします。 なぜ、靴を作ろうと思ったのか…。今でもなんでだったんだろうなぁとはっきりしないのですが、始めたのは突然で、しかも特別靴が好きだったわけでもありません(おしゃれは好きです)。 革靴にいたっては持っていたのはラクに履けるスリッポン型だけ。そもそも最初は革カバンを作ってみたくて、工房などで開催されている「手作り教室」みたいなところを探し
清課堂には「純銀含綬鳥文急須」のように、純銀の美しさをそのデザインと存在感で教えてくれる作品が並んでいるが、同じように錫を使った作品も多数並ぶ。 創業は天保9年(1838年)、初代・山中源兵衛氏が錫師(すずし)として、神社の神具をはじめとした金属工芸全般を扱ったのが原点である。当時は同じような店が近隣にいくつもあった、と山中さん。 「ですが東京遷都や太平洋戦争を経て、京都で2軒というところまで減り、さらに錫が担っていた役割をステンレスやアルミニウムといった近代金属が取って替わりました。30年前には、錫を扱う店は大阪と鹿児島に数件あるだけ。当時の清課堂は今と違って職人を抱えず、製造は外部に発注し、錫や青銅などを作っていましたが、とうとう錫を生活に使う文化が絶え果てかけてしまったのです」。 一旦途絶えかけてしまった文化を立て直すのは一朝一夕にはいかず、とにかく錫の魅力を色んなところで語ったのだ
「最近料理してないな」と感じて取り出した包丁の切れ味が悪いこと悪いこと。先人の知恵である「包丁研ぎ」を講師の方のレクチャーの元チャレンジしてみました! 本当に切れ味が良くなるのかちょっぴり半信半疑なのですが、その結果はいかに。 こんにちは。 得意料理は鍋もの全般♡(つまり切って煮るだけ)。アラサー編集部員Aです。 美と健康は1日にしてならず、日々の食生活から。そんなこと、わかっちゃいるけどここ最近、何故か自炊が続かない。以前は月2、3回料理教室に通って、毎日ダシをとり、土鍋でご飯を炊いていたのに……。 そんな”丁寧な暮らし風”の生活はもはや幻、まるで都市伝説のようです。 毎日調理するには、やはり使いやすい道具があるべきだろうと! 調理家さんの取材(「あの人のこだわり調理道具」)でも、みなさん決まって見せてくださるのが包丁! 持ちやすくて切れもいい包丁があると、それだけで台所に立つテンション
Muuseo Square(ミューゼオスクエア)は、好奇心を育むことで大切にしたいモノに出会い、大切なモノとの生活を通して好奇心が深まり広がる。そんな紡がれていく体験の提供を目指す専門書店のようなオンラインジャーナルです。 ミューゼオスクエアという名は、英国の街並みに設けられた広場を意味する「Square」から取りました。ミューゼオの中にあるみんなの好奇心やコンテキストが集まり交差する広場になってほしいという願いを込めました。 この場所で、革靴やクラシッククロージング、家具などの日々の暮らしを豊かにするプロダクトから、時代を照らす現代アート、日常を彩るフレグランスやコレクタブルトイまで、ジャンルの枠を取り払って提供していきます。これらの世界をさまざまな人々のコンテキストを通して多面的に表現することで、体系的な知識を深め選択眼を育み、さらなる体験につなげていきます。 すべてがスピーディに移り
My Museum Muuseo My Museum は、あなたの大切なコレクションを展示してミュージアムを作り、仲間との交流もできるサービスです。あなたの好奇心と感性の結晶であるコレクションをもっと楽しみに、ずっと大切に。
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