先頭の1バイト目がモード、2バイト目がPIDであることは変わりません。1バイト目に40が加算されているのは、レスポンスであることを表しています。続くバイトが応答です。PIDの内容を確認すると、 となっており、応答のバイト数は1バイトで、数字はそのまま使うので(Aは応答の1バイト目)車速は60(3C)km/hであることがわかります。 さて、お気づきの通り、PIDごとに戻りのバイト数やその数値をどのように扱うかは個別に定義されています。これをマイコンで対応させるの大変ですよね。プログラムは複雑になるし、取得する値の種類が増えるたびにバージョンアップが必要になります。そんなのやってられません。そのため、PIDの解釈はこのあと説明するSORACOM Orbitにまかせ、マイコンは応答文字列をそのままクラウドに送ることとします。 どのPIDの値を取得するかは車種や用途によってかわりますので、こちらも