統計検定を受けるのでRで統計学を基礎から勉強していく の続きです。 今回は2次元のデータの相関関係と回帰分析を取り上げます。 2次元のデータ 2つの変数$x$, $y$ からなる組 $(x, y)$ を観測して一連の観測値 $(x_1, y_1), (x_2, y_2), ..., (x_n, y_n)$ を得る場合、データ $\{(x_i, y_i)\}$ を 2次元のデータ という。 相関と回帰 2次元のデータについて、変数 $x$, $y$ を対等のものと見る見方を 相関 という。 $x$, $y$ の相互関係を調べるのが中心。→ 相関関係 2次元のデータについて、変数 $y$ が $x$ に(あるいは $x$ が $y$ に) 従っているものと見る見方を 回帰 という。 $y$ が $x$ から決定される様子や程度を調べるのが基本。→ 回帰分析 相関関係 散布図 2次元のデータを$