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レニ・リーフェンシュタールと住井すゑ 大西 赤人 『レニ』(一九九三年度ドイツ・ベルギー合作、脚本・監督=レイ・ミュラー)は、ナチス・ドイツへの協力者という拭いがたい汚名を背負ったあまりにも有名な人物――レニ・リーフェンシュタールを描いたドキュメンタリーである。映画は、ミュラー監督によるレニへのインタビューを軸として、彼女の出演した映画、彼女の監督した作品――ナチス党大会を描いた『意志の勝利』、ベルリン・オリンピックを描いた『オリンピア(民族の祭典・美の祭典)』の一部、あるいは様々な当時のニュース映像などをふんだんに挟み込みながら形作られている。 レニは、はじめ、ダンサーとしてデビューする。舞台は好評を博していたが、彼女は膝を傷め、ダンサーとしての活動を諦める。その後、彼女は、当時(一九二〇年代~三〇年代)人気監督だったアーノルド・ファンクの映画を見て感動し、彼の作品への出演を願い出る。映
1997年12月16日に45歳で亡くなったニコレット・ラーソンのページです。ニコレットに関するデータを、なるべく詳細に集めていこうと思っています。 ニコレットのバックボーカルとして参加しているアルバムについての情報、日本公演のデータや資料、ニコレットの想い出など、suzuki.yasuyuki@nifty.ne.jpまでメールをお寄せください。 海外盤のシングルジャケットを掲載。(5.20) New ディスコグラフィー 追悼 ニコレット・ラーソン ニコレット・ラーソンの参加曲 New 参加アルバムのジャケット 来日コンサート(80年) リンク集 海外盤シングルジャケット New ホームページの制作と管理:鈴木康之 ニコレット・ラーソン、松田聖子をカバー 『ROMANTIQUE』(SRCL 2296)は1991年にソニーから発売された企画アルバム。曲目リストを見ればわかるようにアメリカの有名
ツイッターでたどる東日本大震災と福島原発事故 大西 赤人 大変な出来事が起きてしまった。平穏な畑や建物や、普通に道路を走っていた車などが、川を遡《さかのぼ》った津波の数百メートル幅に及ぶ濁流に呑み込まれて行くあまりにも現実離れした光景を同時進行で眼にしたことは、テレビ画面越しとはいえ、阪神・淡路大震災の黒煙が立ち上る市街地や、9・11の崩れ行く世界貿易センタービルと同様、これからも決して忘れることの出来ない記憶になるものと思う。 そして、地震や津波だけでも未曾有の被害であったのに、福島第一原子力発電所の事故は、むしろ地震や津波さえ上回るほどの広範囲かつ長期的な災厄を日本全体にもたらしかねない成り行きである。僕個人は、地震によっては特段の痛手とて受けなかったものの、本サイト管理人である鈴木君が福島市の住人だったために色々な実状を知らされたし、こと原発に関しては、放射能についてはひとまずおくと
本篇は、1984年10月20日に講談社から刊行された大西巨人著『天路の奈落』に著者が加筆修正を施したものです。 現在、同書は絶版のため入手が困難な状態にあるので、本サイトにおいてPDFファイル形式で公開します。毎週月曜日に新しいファイルを掲載の予定です。 帯より── 真のマルクス主義とは何か。 「神聖喜劇」の著者が渾身の力をこめて、〝革命運動〟の道義を問う。 時はまだ戦後の混乱が続く1950年、西海は鏡山県における日本前衛党でのことである。西海地方委員会議長杉坂一整が麻薬密売容疑で逮捕される。これに関連して鏡山県委員長鮫島主税は、人間的なマルクス主義の観点から通達を発する。この直後から鮫島スパイ説が流され、遂には拡大地方委員会が開かれて多数派である「所懐派」が「万国派」を追放して行く……。 目次 序曲 麻薬密売 第一 箝口令 一 / 二 / 三 / 四 / 五 第二 拡大地方委員会の夜 一
大ヒット中の映画『告白』(湊かなえ原作、中島哲也監督・脚本)は、“志”あるものとして世界に認められるであろうか 大西 赤人 湊かなえによるデビュー作『告白』(双葉社)に関して僕は、昨年2月の本欄において、作者が何ものかを表現しようとするにあたっての“志《こころざし》”が決定的に欠落している作品であるという見地から細密な検討とともに強く批判し、その後、ほぼ同様の内容を雑誌『社会評論』に掲載した。(コラム374回)(社会評論157号)本稿でも、同作の結構に具体的に触れることを前もってお断わりしておく。 繰り返しになるので詳述は避けるけれども、『告白』という小説を成立させている――主人公である中学校の女性教師・森口悠子が、幼い娘・愛美を死に追いやった1年B組の男子生徒二名に対する復讐のため、エイズ患者であるパートナー(愛美の父親・桜宮)の血液を注入した紙パック入り牛乳を彼らに密かに飲ませ、HIV
ミステリとして話題の一冊、湊かなえのデビュー作『告白』は、決定的に“志《こころざし》”の低い作品である 大西 赤人 “勝てば官軍”という考え方には与《くみ》しないけれど、そこら中から足を引っ張られながらの朝青龍の優勝は痛快だった。たしかに彼にも欠点や不備は様々多いにせよ、27歳の時期に二場所出場停止という――実質、本場所の“勘”としては半年近くに及ぶ――ブランクを科しておいて、元に戻れと求めるほうが本来は酷だろう。今場所とて、初日の対稀勢の里戦で危機一髪の相撲を凌いでいなかったらどうなっていたかとは思うものの、場所の終盤に到ると、日頃から朝青龍に批判的な北の富士や舞の海が、NHKの解説者としてはいかがなものか(笑)と感じさせるほどの露骨さで白鵬に肩入れしながら話している様子が面白かった。 また、優勝決定戦を制した後の朝青龍の両手を挙げた“ガッツポーズ”に対しては、翌日の横綱審議委員会におい
薬害C型肝炎(その1) 大西 赤人 今回は、いわゆる「薬害C型肝炎」訴訟について触れるのだが、正直なところ気が重く、なかなか書き進められないうちに事態が揺れ動きつつある。一時は「政治判断」に到らないまま和解案決裂と伝えられながら、急転、福田総理による議員立法発言が飛び出し、原告の求める「被害者」全員の「一律救済」(?)が実現しそうな気配が窺われはじめた。2002年に調査・把握されていた418人の感染者リストを厚生労働省が放置していた不備の発覚、及び、舛添大臣の半ばスタンド・プレイ、リップ・サーヴィス交じりの対応を契機として、今やこの出来事は、メディアによって“第二の「薬害エイズ」”と位置づけられ、“あの時の教訓は生かされなかった”というような批判が国や企業に集中している。12月21日付『日刊スポーツ』などは、「薬害エイズ問題当時の厚生相で、国の法的責任を認めて土下座した民主党の菅直人代表代
このごろ耳をそばだてさせられるふたつの言葉──周防正行監督『それでもボクはやってない』の「国家権力」と「女性は子どもを産む機械」発言・柳澤厚労相の「装置」 大西 赤人 周防正行監督・脚本による『それでもボクはやってない』を観た。就職活動中のフリーター・金子(加瀬亮)が満員電車の中で痴漢に間違えられ、被害者の女子中学生に「現行犯逮捕」される。事情を説明すれば理解してもらえると思っていた彼だが、警察での取調べは一方的で、無実の訴えは聞き入れられることなく勾留されてしまう。接見した当番弁護士からも“容疑を認めて示談にするほうが簡単に済む”と仄《ほの》めかされるけれど、金子は頑強に否認を続ける。検察庁での取調べでも彼の申し立ては聞き入れられず、ついに起訴、裁判が始まる。母親や友人が奔走し、ベテラン・荒川(役所広司)と新人・須藤が弁護に就く。裁判になれば真実が突き止められるという金子の期待とは裏腹に
「医療崩壊」 大西 赤人 ごく大雑把に言って裁判の場においては、刑事事件ならば検察と被告、民事事件ならば原告と被告双方の主張が対立する。言うまでもなくそこでは、裁判官によって“真実”が追求されるけれども、到達した結論――判決が本当に“真実”に即したものだったかどうかは、残念ながら必ずしも保証の限りではない(だからこそ、象徴的な例として冤罪事件が発生する)。準拠する法律は同じであり、判例が積み重ねられるとはいえ、時勢を反映して法律解釈が変遷することだって起きる。しかしながら、ひとたび判決が下された時には、当事者としてどれほど不満があろうともそれに服すという鉄則が守らなければ、そもそも裁判など意味をなさない。 もちろん、一回の判決だけでは不備が発生しかねないから、日本であれば三審制というステップを踏むことになる。しかし、とりわけ何らかの理由で被害を受けた一般国民が国や大企業など強い立場の相手を
<BODY> [音楽]ビージーズ、ニコレットラーソンのシングル、アルバムの情報。<BR> [インターネット]英語サイトの紹介、ネットピープルへのインタビュー、インターネット入門、オンラインデータベース。<BR> [文学]ドリトル先生、ツバメ号とアマゾン号、クマのプーさん……。そのほか、オレゴン州ポートランドに関する話題やエッセイを掲載。 </BODY>
大西巨人氏に聞く―「文学の可能性」 『アンゲルス・ノヴス』に掲載された『大西巨人氏に聞く―「文学の可能性」』をpdfファイルで掲載します。 →大西巨人氏に聞く―「文学の可能性」(pdfファイル) *『アンゲルス・ノヴス』について 『アンゲルス・ノヴス』は、早稲田大学大学院独文専攻の院生が編集発行する年刊の学術同人誌です。今回本誌は、知られることの少ない独文研究を幅広く知って頂くための新しい試みとして、体裁を大きく変えたうえで内容も拡張し、書店等において一般配布もしております。配布先は下記のとおりです。ただ、総部数が500部と大変に限られていますので、在庫切れの場合はご容赦頂きたく思います。なお、本号に関するお問い合わせは angelusnovus33@hotmail.co.jp までよろしくお願い致します。 (第33号編集委員: 伊藤・大泉・小野寺) →第33号目次(pdfファイル)を見る
2017年12月19日更新 『季刊 メタポゾン』第11号「特集 大西巨人」2017年12月末発売。 未完、単行本未収録の作品、対談等を掲載。 『歴史の総合者として:大西巨人未刊行批評集成』 2017年11月発売 定価:4,860円(税込) 幻戯書房 晩年にいたるまでの50余年の間に書かれた単行本未収録の批 評85篇+小説1篇を一書に集成。(幻戯書房NEWSより) 『日本人論争』2014年6月発売 定価:8,964円(税込) 左右社 大西巨人の1986年以降のエッセイ・評論と近年のインタビューを 網羅的に収載。(左右社のサイトより) 『地獄変相奏鳴曲 第一楽章・第二楽章・第三楽章』 2014年6月発売 『地獄変相奏鳴曲 第四楽章』 2014年7月発売 定価:1,728円(税込) 講談社学芸文庫 第一楽章「白日の序曲」の初稿発表より四十年の歳月を経て完成した「連環体長篇小説」(講談社のサイトよ
架空の映画評論家「デビッド・マニング」 大西 赤人 本欄で僕は、自分の観たり読んだりした映画や本について触れるし、それ以外にも、いわゆる映評や書評の類《たぐい》を書く機会は折々ある。あくまでも自分の好みで採り上げる本欄はもちろんだが、「××について批評してくれ」と依頼された場合でも、ただ“提灯《ちょうちん》持ち”をするのは馬鹿馬鹿しいし、逆に、どうにも気に入らなかった物については、ひたすら悪口を並べるくらいならば、そもそも断わってしまう。つまり、長所をほめそやす、あるいは欠点をあげつらうばかりでは仕方がないわけで、「観てみようかな・読んでみようかな」と読者の背中を押し、その上で「ただ、(僕の思うには)こういう問題点がありました」と提示することが出来れば、ひとまず幾らかの意味があるのではないかと思っている。 9月5日付『日刊スポーツ』で、「架空の映画評論訴訟、1億6500万円で和解」という奇
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