先週の記事「『子どもの幸福』と『自己肯定感」をつなぐもの』(「太陽のまちから」2015年10月20日)に、たくさんの反響をいただきました。「子どもだけの話じゃないよね。大人にも言えること」「子どもの自己肯定感には、現場の先生の影響が大きい」「子どもが新しいことにチャレンジする場や人と触れ合う機会がほしい」「否定や強制ではなく、子どもたちが心豊かな人間になれるよう手助け的な助言をしていきたい」といった声が多く寄せられました。このテーマは、子育てや教育にかかわらず、「日本というシステム」の根幹に触れるものなのかもしれません。今回、もう少し掘り下げてみたいと思います。 「私は私です」、言い換えれば「自分は自分です」という単純素朴な言葉を、すっきり言い切れない人が少なからずいます。ポジティブな自己評価を人前で語ることなく、「大した者ではございません」「どこにでもいるつまらない者でございます」と自己
![「自分の意見」をいわせない空気と過剰な同調圧力](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8461e8c89867b1778069228c1b477b6947830c7e/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimg.huffingtonpost.com%2Fasset%2F5c634235260000d202fd4053.jpeg%3Fops%3D1200_630)