2013年04月20日 教育はマニュアル化されるべきだが、教師はどうか? 『日刊スパ』が掲載していた「― 本当にいた[最凶教師]列伝 ―」という記事がいろいろ興味深かったので、今日はこれについて少し。 1 記事の紹介 有る意味『スパ』が大好きな、極端なこういうどうしようもない人がいるという特集の1つです。通常は最初に記事の紹介をさせてもらってから自分の感想ですが、私がどうこういうより本当にいろいろな教師がいるなという感じで、興味を持った方は元記事を読んでいただければと思います。 おそらくこんな酷い教師がいるのかという感じで、結構呆れる方もいるかと思います。確かに私も呆れてしまう例もありましたが、最終的な感想は「どことなく憎めない」というそれなりに好意的なものでした。 念のためにことわっておくと、別に記事に出てきた教師を援護しようというわけでなく、一般論として、いろいろ人間味のある教師を憎め
大津市のいじめ自殺事件では、教師に対する非難が噴出している。いじめの存在を示すシグナルがあったにもかかわらず、解決に向けた行動をとらなかったことへのバッシングである。 大津市教育委員会のアンケートによれば、「先生も見て見ぬふり」、「あまり対応してくれなかった」という回答が見られる。これが事実だとすれば、とんでもない話だ。 しかし、なぜ教員は本気で動いてくれなかったのだろうか。 教員に対して過大なミッションを課していることが原因の一つと考えられる。大津市の事件でも、多忙な日常業務の中、深く考えずに「とりあえず静観」という態度を多くの教員がとったのではないか。 1.教員の仕事・ミッション 教員に課せられた仕事は大まかに2種類ある。教科指導と生活指導だ。 教科指導は、授業の実施に加え、授業の事前準備やテストの作成・採点などである。生活指導は、クラス運営、行事(運動会、修学旅行など)や部活動での指
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