2012年08月03日18:00 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 山師海底へ - 書評 - 太平洋のレアアース泥が日本を救う 出版社より献本御礼。 太平洋のレアアース泥が 日本を救う 加藤泰浩 こういう本が単著として出ることも新書がベストなところ。これが「資源一般」とか「採鉱一般」とかとなると、一冊ではなく一章になってしまう。 読む前はなぜ「海底ごりごり 地球史発掘」(こちらも良書)のように PHPサイエンス・ワールド新書の方に入れなかったのかなと首をかしげたのだが、読了後納得。たしかにこれだけ政治的だとサイエンスの枠にもおさまりづらい。 本書「太平洋のレアアース泥が日本を救う」は、以下のニュースの科学的、経済的、そして政治的な意義を、一冊の本としてまとめたもの。 南鳥島周辺でレアアースの泥 EEZ内で初+(1/2ページ) - MSN産経ニュース 日本の最東端の南鳥島(東京都小笠原