稲田防衛相は14日の衆院本会議で、学校法人「森友学園」(大阪市)が起こした民事訴訟の口頭弁論に原告側代理人として出廷したことを認め、学園の裁判に関わったことはないとする国会答弁を訂正し、謝罪した。
安全保障関連法案を審議する参院平和安全法制特別委員会は3日午後、法案をめぐって「(従来の憲法解釈との)法的安定性は関係ない」と発言した礒崎陽輔首相補佐官を参考人招致した。 礒崎氏は「軽率な発言で審議に多大な迷惑をかけたことを心からおわび申し上げる」と陳謝した。そのうえで、「法的安定性は確保されている。安全保障環境の変化を述べる際に、大きな誤解を与えた」と説明し、自らの発言を撤回する一方、首相補佐官を辞任しない意向を表明した。 首相補佐官の参考人招致は初めて。礒崎氏の発言をめぐり、安倍首相は3日昼の政府・与党連絡会議で、「与党に迷惑をかけて申し訳ない。法的安定性は極めて重要な政府の考え方の柱だ」と強調した。 礒崎氏の参考人招致では、民主党の福山哲郎氏が野党を代表する形で質疑を行い、更迭を求めた。民主党の枝野幹事長は3日午前、国会内で記者団に「礒崎氏の発言は個人の考えというよりも安倍政権の本音
麻生財務相発言 ナチスにどう改憲を学ぶのか(8月3日付・読売社説) これが首相経験者の言うことなのか。現在の重要閣僚としての資質も疑わざるを得ない。 麻生副総理・財務相が憲法改正を巡って、ドイツのナチス政権を引き合いに出し、その手法を学べという趣旨の発言をした問題である。 ナチスを肯定的に語ったものと受け止められ、国内だけでなく、米国のユダヤ人人権団体などにも、反発が広がった。中国や韓国も、安倍政権の歴史認識の問題と重ねて批判している。 麻生氏は、「真意と異なり、誤解を招いたことは遺憾」として撤回したものの、日本の国益も損ないかねない事態だ。 今回の発言は7月29日、都内の講演会で、憲法改正は冷静な議論が必要という文脈で出てきた。 ヒトラーがワイマール憲法の下で台頭したことに言及し、「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうかね」と述べた。 しかし、ワイ
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