参院選は自民党が圧勝した。衆参「ねじれ」は解消したが、安倍晋三首相は傲(おご)ることなく、暮らしをよくする政策の実現にこそ、力を尽くすべきである。 六年前の参院選で自民党を惨敗させ、その後、首相がほぼ一年で交代する政治の不安定化を招いた安倍首相にとっては、雪辱を果たしたというところだろう。 自民党勝利の要因は三十一ある一人区のうち、民主党の牙城とされる三重や滋賀などを含む二十九で議席を得たことだ。複数区でも取りこぼしはなく、政権を奪還した昨年暮れの衆院選の勢いが衰えていないことを印象づけた。
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