2013年08月15日10:00 カテゴリ日本の社会日本人論 終戦記念日に想うこと 終戦記念日近くになると必ず日本の周辺国からさまざまな声が持ち上がります。今年は特に韓国からの牽制が大きい気がします。先日の韓国議員による竹島訪問もありましたし、その少し前には慰安婦の銅像がロスアンジェルスに建ったことも話題になりました。 8月14日の韓国中央日報のコラムには安倍政権の「靖国コンプレックス」と題し、「8月15日の光復節になれば、いつも議論されるのが日本の過去の歴史反省問題だ。」という強い論調が目を引きます。この歴史反省問題という表現を見た時、中国が文化大革命の最中、「自己批判せよ」と一般市民にあらぬ嫌疑をかけ、多くの市民を死に追いやったあの攻め方と重なるものを感じます。文化大革命は一種の思想教育を国家単位で行うことで反逆者を見つけ、自己反省させ、さらし者にし、地獄まで突き落としていきました。そ