遠隔操作型ウイルスに感染したパソコンから犯行予告が書き込まれるなどした事件で、警視庁、大阪府警、神奈川、三重両県警の合同捜査本部は10日朝、一部の事件に関与した疑いが強まったとして、東京都江東区の男(30)を威力業務妨害容疑で逮捕した。 捜査関係者によると、男は今年1月4日午後、神奈川県藤沢市江の島にいる猫に、ウイルスのデータが入った記録媒体を取り付けており、その様子が防犯カメラに写っていた。捜査本部は、カメラ映像の解析や、男が江の島からの帰りに使った車両の通行記録などから身元を特定した。
防衛白書 サイバー攻撃への備えを急げ(8月3日付・読売社説) 国家の安全を守るためには、情報技術の進展に迅速かつ適切に対応することが肝要だ。 2011年版防衛白書の特徴は、政府や自衛隊に対するサイバー攻撃が「国家の安全保障に重大な影響を及ぼし得る」として、防御体制を強化する重要性を強調した点である。 昨年までの白書は「国際社会の課題」の章で、サイバー攻撃を、大量破壊兵器の拡散、国際テロに次ぐ課題と位置づけていた。今年は、第一の課題に格上げした。 サイバー攻撃には、コンピューター網への不正アクセスによる情報の改竄(かいざん)、窃取や大量のデータ送信による機能阻害などがある。 米軍では、情報通信網にウイルスが侵入し、情報が外部に流出しかねない事態が発生している。 米国防総省は先月、サイバー攻撃を「戦争行為」とみなし、軍事報復も辞さない新戦略を公表した。サイバー攻撃の多くは中国国内が発信元とも指
生命保険大手「明治安田生命保険」(東京都千代田区)の採用試験で採用が内定した受験者の個人情報が、ファイル交換ソフト「ウィニー」を介してインターネット上に流出していたことがわかった。 流出したのは、主に関西地方に住む女子学生のデータで、数百人分の入社希望者の氏名や住所、電話番号、採用試験の結果などがネット上で見られる状態になっていた。内定者50〜60人分の写真や氏名、出身大学などが記載された文書や、経営会議の資料や送別会の写真なども流出していた。 同社によると、大阪職域FC営業部(大阪市西区)の男性社員が内部規則に反して個人情報を持ち帰り、ウィニーのウイルスに感染した自宅パソコンから流出したとみられる。 明治安田生命保険の話「当社社員から流出したことは大変申し訳ない。ご迷惑をかけた方々には誠意ある対応をしたい」
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