スウェーデンのカロリンスカ研究所は3日、2011年のノーベル生理学・医学賞を、ブルース・ビュートラー・米スクリプス研究所教授、ジュール・ホフマン・元フランス国立アカデミー議長、ラルフ・スタインマン・米ロックフェラー大教授の3人に贈ると発表した。 授賞理由は、ビュートラー、ホフマン氏が「自然免疫の活性化に関する発見」、スタインマン氏が「樹状細胞と、獲得免疫におけるその役割の発見」。賞金は1000万スウェーデン・クローナ(約1億1000万円)で、ビュートラー、ホフマン氏にあわせて2分の1が、スタインマン氏に2分の1が贈られる。授賞式は創設者アルフレッド・ノーベルの命日にあたる12月10日、ストックホルムで行われる。