ブックマークしました ここにツイート内容が記載されます https://b.hatena.ne.jp/URLはspanで囲んでください Twitterで共有
築地市場(東京都中央区)から豊洲市場(江東区)への移転が安全面での懸念などから延期されている問題で、都の「市場問題プロジェクトチーム(PT)」が築地の老朽化した施設の耐震性を強化して存続させる案の検討を始めたことが18日、関係者への取材で分かった。高額な維持管理費や豊洲のイメージ悪化などを背景に築地の業者が豊洲に移るか不透明として、移転案と並行して精査する必要があると判断したもようだ。 小池百合子知事は18日の定例会見で、移転を決めた場合は移転時期が最も早くても1年後になるとする工程表を発表したが、「まだ豊洲移転が確実とはいえない」と述べた。小池氏は移転に向けての検証、準備を進めていく一方、築地の耐震強化案の課題なども整理し、移転の可否を総合的に判断する。 小池氏の指示で豊洲の経費などを検証するPTは、移転後の年間維持管理費が築地の約4・9倍の約76億5800万円と試算されていることを
東京・豊洲市場(江東区)の建物下に盛り土がなかった問題で、現状での安全性を検証する都の専門家会議の初会合が15日、築地市場(中央区)で開かれ、地下空間で採取した大気から、国の指針値の最大7倍となる水銀が検出されたことが報告された。 また、同日付で市場を所管する都中央卸売市場の市場長に就任した村松明典氏は「豊洲市場の安全性を確保し、市場関係者の声を十分に聞きながら、信頼回復に向けて全力で取り組む」と述べた。 都は、専門家会議の平田 健正 ( たてまさ ) 座長(放送大学和歌山学習センター所長)の指示で、9月29~30日と10月6~7日の2回、市場建物の1階部分と地下空間、屋外の大気を採取し、ベンゼン、シアン、水銀の濃度を調査した。
築地市場(中央区)の江東区・豊洲への移転延期や、新市場で土壌汚染対策に必要な盛り土が一部で行われていなかったことを受け、卸や仲卸だけでなく、買い出し人からも不安や疑問の声が高まっている。 茨城県龍ケ崎市からほぼ毎日、築地市場に鮮魚を仕入れに来る水産物問屋梶谷水産の梶谷武輝社長は「次々と出てくる(豊洲市場の)不安な情報に(地元などの)取引先は敏感になっている」と話す。 豊洲の土壌に関する安全宣言が出たとしても、都への不信感が高まっているため「開場後もいつ風評被害が起こるか分からない。そうなれば豊洲の魚はたちまち売れなくなる」と不安げな表情だ。 首都圏の百貨店で「築地直送」を掲げて、鮮度や品質をアピールする鮮魚専門店「魚力」も豊洲市場のイメージを心配する。魚力の経営企画室では「移転後に『豊洲直送』とうたっても、この状況では消費者に受け入れられないのでは」とみる。今後の対応にも慎重になって
築地市場の移転先の豊洲市場の一部に、土壌汚染対策として施すはずだった「盛り土」がされていなかった問題は、移転を決めた石原慎太郎知事が工法変更を主導していたことが、徐々に明らかになりつつある。 Former Japanese parliament member Shintaro Ishihara speaks to the media at the national press club in Tokyo on December 16, 2014. Ishihara, who has made a decades-long career out of baiting China and offending Japan's liberals, announced his retirement from political life on December 16. AFP PHOTO / Yos
07年5月の専門家会議第1回会合で 東京都の築地市場(中央区)からの移転が延期された豊洲市場(江東区)の主要建物下に盛り土がされなかった問題で、土壌汚染対策を検討する外部有識者の「専門家会議」の提言に盛り込まれた4.5メートルの盛り土は、都側からの提案だったことが分かった。専門家会議の座長を務めた平田健正・放送大学和歌山学習センター所長が、毎日新聞の取材に明らかにした。 自ら諮った盛り土の案を都が独断で撤回していた。専門家会議の議論を軽視したとも言える実態が浮かんだ。
東京・築地市場(中央区)の移転先となる豊洲市場(江東区)の建物下に土壌汚染対策の盛り土がなかった問題で、「青果棟」の地下空間の床にはコンクリートがなく、地下水の上昇を防ぐために都が敷設した厚さ約50センチの「砕石層」がむき出しになっていることが、都への取材でわかった。 都の担当者は「天井部分がコンクリートで覆われ、土壌汚染対策法の安全基準を満たしている」としているが、都はこれまで砕石層がむき出しになっていることを説明していなかった。 豊洲市場の敷地は約40万平方メートルで、盛り土がない五つの建物の面積は約13万4400平方メートル。このうち青果棟は約3万5000平方メートルを占める。都によると、青果棟以外の地下空間の床はコンクリートが敷かれ、密閉されている。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く