インド西部で日印両政府が進める高速鉄道の建設が本格化している。日本の新幹線方式を採用しており、海外輸出は台湾に次ぎ2例目。ただ、本来は今年の予定だった開業が、計画の変更などで大幅に遅れる見込みだ。日本政府は鉄道輸出を成長戦略の一つに位置づけてきたが、東南アジアでは思惑通りに進んでおらず、大型インフラ輸出の一筋縄ではいかない側面が浮き彫りとなっている。【ガンディナガルで松本紫帆】 インド西部グジャラート州の工業都市アーメダバード郊外。農地などが点在する広大な平地に橋脚がいくつも建ち並び、高速鉄道の基礎部分の作業が着々と進められていた。
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