2016年04月07日10:00 カテゴリ日本経済経営 勝者なき完全競争 私の東京の家の周りは中小型スーパーマーケットの大激戦区であります。自転車で5,6分以内に8つあります。大型ではなく、中型であるところに意味があります。それは圧倒的市場征服力がありません。これが意味することは各店舗は常に目玉商品を揃え、新聞にチラシを入れ、客寄せをし続けない限り、客はあっという間にいなくなるということであります。 この8店舗のうち、ある一店舗、それは一番小さいものの新鮮な野菜を安く売ることで圧倒的強みを持つ店が基本的には優位に立っているようです。おまけに野菜以外の商品数は少ないものの必要最低限の一般商品も並べ、目玉商品を打ち出し、新聞広告まで入れた日には黒山の人だかりで午後には野菜はなくなってしまいます。 数か月前、8つのうちの一つで大手の資本が入る店が1年も経たないうち閉店に追い込まれ、先日、後釜に同
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