福島大(福島市)で1日、第44回福大祭が始まり、学生有志が企画したミスキャンパスコンテスト(ミスコン)「ミス福大2008」が初めて行われた。近年、批判も多いミスコンとあって、大学が事前に企画内容の確認に乗りだすなど一部で物議を醸したが、来場者による初日の審査は混乱もなく終了した。学生らの反応はおおむね好評で、「大学祭を盛り上げたい」との狙いはひとまず達成された形だ。 キャンパスの特設ステージに、出場した6人が黒色のドレス姿で次々と登場。中国語での自己紹介や縄跳びの二重跳びなどの特技を1人ずつ披露し、来場者による投票を行った。結果は2日に発表され、初代のミス福大が決まる。 300人近い観衆がステージをぐるりと囲み、6人が自己PRをする度に大きな拍手や歓声が起きた。会場には、万が一の混乱や妨害行為を警戒して大学の職員数人も訪れ、イベントを見守った。 企画した学生たちは、「容姿による順位付