国民的人気をバックに就任した麻生総理がピンチだ。先週末のFNN・産経合同世論調査では、内閣支持率が危険水域とされる3割を割り込んだ。しかも「首相にふさわしい人物」としての評価もライバルの小沢一郎氏にリードを許すという危機的状況。だが、総理は口角を上げニヤリと笑うばかり。この状況で余裕の表情を見せる裏には、果たして何があるのか。弊紙は独自の取材で、総理が就任時に結んだ“契約”の存在をつかんだ。 実は麻生総理は首相に就任する際、政界のフィクサーとある契約を結んだというのだ。その契約とは… 「ワンナウツ契約」 だ。ワンナウツ契約は、 FNN系列の世論調査時に内閣支持率を1%上げる=野党からワンアウト取るごとに5千万円の報酬 逆に失点した場合には自責点かどうかにかかわらず5億円のマイナス として総理の年棒を計算するという、政界でも過去例を見ない契約である。麻生総理の余裕の背景には、このワンナウツ契