麻生太郎首相は28日夕、遊説先の高知市で記者団の質問に答え、31日に2009年度補正予算案の策定を指示することに関連して「前提として家を建てるとか車を買うとか(消費の)裏が取れる場合に贈与税をまける、もしくはゼロにすることを検討する」と述べ、追加経済対策の一環として贈与税の減免を検討する考えを明らかにした。 【関連ニュース】 ・ 強まる「ばらまき」圧力=追加経済対策、衆院選を意識 ・ 衆院選「麻生首相でやむなし」=補正成立後の解散も ・ 解散、焦ることない=細田自民幹事長 ・ 「敵失」も逆風変わらず=5月解散説く声も ・ 09年度予算が成立=麻生首相、追加対策を優先、春解散に慎重