マイクロソフト(MS)は来年にも発売を予定しているパソコン用の新基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」に、ユーザーのさまざまな質問に答えるアシスタントとして、かつて同社のビジネスソフト「オフィス」に搭載されていたイルカのカイル君を復活させることを明らかにした。 MSの開発者が公式ブログで明らかにした。イルカのカイル君は、オフィスを起動させると登場。自分用の貝殻型ノートパソコンを操り、ユーザーのさまざまな質問に答えるヘルプキャラクターの一人として活躍していた。だが、当時の技術的限界から、質問に適切に答えられたとは言い切れず、ユーザーからは「自分で調べるからその貝殻パソコンだけ置いて消えろ」「質問:お前の消し方」など、心ない言葉を浴びせられることも多々あった。 このような不満に配慮した結果、MSはカイル君を2007年に完全に廃止。多くのユーザーに歓迎される一方、一部では「あの使えなさが逆に良かっ
教科書のデジタル化を進める際に考えなければならない論点がいくつかある。11月16日に『三つの論点』と題してシンポジウムを開催するが、その内容を紹介しよう。 デジタル教科書をネットワークに接続して利用しようとしても、著作権制度が阻む恐れがある。先人の知恵と知識を後進に伝え文化を発展させるために行われるのが教育なのに、知恵と知識の伝達を著作権が阻むのは適切なのだろうか。それとも、クリエイティブコモンズライセンスを付与して、教育コンテンツを自由に流通させるべきなのだろうか。シンポジウムでは、クリエイティブコモンズジャパンの林千晶さんに、この問題を掘り下げていただく。 デジタル教科書用のデバイスは、全国統一で一機種が利用されるのだろうか。それとも、各社が提供するデバイス間で競争が起きるのだろうか。国語や算数といった教科書コンテンツは1社だけから供給されるのか、それとも教育委員会での採択を目指して競
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