日経ビジネスの2月9日号に「善い会社」100社ランキングという特集記事が出ている。「今必要とされる善い会社」とは「働き手、顧客、取引先、地域社会、投資家、等々、多様な利害関係者の全てに、持続的にプラスの影響を与える組織」であると定義し、過去10期にわたる「連結営業利益率(40点)」「従業員数及び増減率(20点)」「法人税額(20点)」「株価変動率(20点)」の総和から順位を算出している。1位が70.7点でソフトバンク、2位が65.4点でファーストリテイリング、3位が65.2点でキーエンス、以下ファナック、ヤフー、イオンモールと続く。 「面白い会社」とか「ダイナミックな会社」とかいう評価は受けても、「善い会社」とまではあまり言われた事のないソフトバンクが首位にランクされたのは、過去に6年弱この会社の役員の端くれを務めた私としても大変嬉しい事ではあるが、今回この事を取り上げたのは、別にそれを自