2016年07月05日10:40 カテゴリ社会時評 テロ犠牲者出迎えの羽田空港での式典中継で感じたこと 今朝のNHKテレビは、バングラディシュでテロの犠牲となった7名の遺体の出迎え式典を、羽田空港から中継していた。特別機が横付けされた近くに、白布で覆われた七つの柩が台の上に並べられ、出迎えの政府要人たちが丁重に頭を下げていた。同乗して来た遺族・関係者も参列しているらしかった。追悼の式典はいずれ行われるだろうが、空港への到着がこのような形になるとは、やや意表を突かれた感があった。 海外での尊い犠牲者たちである。痛恨の心情を表すために政府要人が空港まで出迎えるパフォーマンスは、わからぬではない。その場で演説があったわけでもなく、儀礼の範囲であると言われればそうかもしれない。しかしこのような場面を作ってテレビ中継させた発想は、どこから出たのだろうと考えてしまった。この事件を痛ましく感じた国民は多
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