頻発する避難警報の功罪 避難訓練では、非常食の配布訓練なども行われるので、てっきり夕食は非常食などが出るのかと思ったら、何も出なかった。レベル4の避難勧告で避難してきた場合、形式的には「自主避難」となる。市町村も公式に避難所開設通知を出していないため、非常食は届かないということのようだ。 ただ、学校の防災倉庫には数百食分のレトルトカレーとレンジで温めるごはんが備蓄されているはずである。筆者は毎年の避難訓練時に、それらの在庫を確認している。しかし派遣されている市の職員が訓練時にいつも来ている人と違っており、防災倉庫に何があるのか、全く把握していないようだった。 そもそも、避難途中にコンビニによっておにぎりを買ってくるというのは非現実的だ。すぐに食べられる食品を家庭で用意できるのも限度がある。カップ麺にしても、お湯がなければ食べられない。避難所にポットぐらいあるだろう、と思われるかもしれないが
先週末に日本列島の半分をなめ回すように通過した台風19号。これを書いている現在はすでに太平洋側に抜けたところだが、各地域からは生々しい爪痕の様子が報道されてきている。特に大型河川の決壊による被害は、これから復旧にどれぐらいの時間がかかるのか想像もつかないほどである。 筆者は現在、上の娘と2人で宮崎市に暮らしているが、月に1度ぐらいは妻と下の子供たちが暮らすさいたま市の自宅に戻るようにしている。今月はちょうど14日月曜日が祝日なので、9月末にはすでに飛行機を予約し、11日金曜日の夕方からさいたま市に帰る予定でいた。 19号接近の中、11日夕方の便は1時間半遅れで無事飛んだものの、12日には台風の直撃を受ける結果となった。筆者宅の近所には、治水のために人工的に作られた笹目川という河川がある。このあたりはかつて田舟を使わないと足が抜けないほどの泥田で、地盤が緩いのに加え、土地が低い場所である。
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